注文住宅の防音対策とは?住宅会社が解説します!

「楽器を弾くことが好きだけど防音対策はどうしたらいいのだろう」
塩尻市に注文住宅をお考えで、このように思っている方はいらっしゃいませんか。
この記事では、防音対策について詳しく解説します。
注文住宅をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

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□なぜ防音対策が必要なのか?

防音は、静かに暮らしていくために重要な対策です。
防音性の低い住宅だと、思わぬ騒音に惑わされることになります。
例えば、車の交通の音や、電車の音、外の話し声などが入り込んで落ち着いて生活できなくなります。
特に、線路沿いの近くで防音性の低い住宅に住むと、終電が過ぎるまで騒音に付き合わされ、ゆっくり休みたくても休めず健康被害も出てきます。

住宅の防音は近隣との人間関係を築く上でも重要です。
子どもやペットがいる家庭や、楽器を弾く方は、特に騒音がきっかけで近隣トラブルになりかねません。
子どもやペットの声量を調整できませんし、趣味も気にせずに楽しみたいですよね。
近隣がお互いに気持ちよく過ごすために、防音はとても重要です。

実は、プライバシーを守る上でも防音は重要な役割を果たしています。
室内での会話は個人情報を含む重要な情報が行き交っています。
もし、この情報を他人に聞かれてしまうと安全ではなくなりますし、外出時がわかりやすくなるため防犯性も低くなるでしょう。

以上の理由から防音はとても重要です。

□どのように防音対策をすれば良いだろう?

ここまでは防音対策の重要性を説明しましたが、では、どのようにして防音対策をすれば良いでしょうか。
防音対策をする上でのポイントは「防音性」、「遮音性」、「吸音性」の3つがあります。
以下では、それぞれの意味について説明します。

*防音性とは

防音性とは、音漏れを防ぐ効果の高い機能性のことで、外の音が中に入ることや、中の音を外に漏らさないようにすることです。
注文住宅では、防音効果の高い壁の素材や形を使って対策をとっています。
防音性は概念的な意味で、具体的なものとしてこれから説明する遮音性や吸音性が挙げられます。

*遮音性とは?

遮音性とは、空気で音の振動を伝わらせないようにする効果が高い機能性のことです。
素材で対策が取られ、コンクリート、鉄板、石膏などが用いられます。
これらの素材を使い、音の漏れを防ぎます。

*吸音性とは?

吸音性とは、音の反射の防効果が高い機能性のことです。
こちらは、素材の形や、壁の形の設計で対策が取られます。
よく学校の音楽室の壁に小さな穴や突起が付いているのを見かけませんでしたか。
それも吸音の一環です。

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吸音性の高い素材には、ウレタンフォーム、ロックウール、グラスウールなどが挙げられ、遮音と併用されることもしばしばあります。

□まとめ

この記事では、注文住宅の防音対策について解説しました。
平穏に安全に生活をする上で防音はとても重要な役割を果たしています。
これらの3つのポイントを参考に、ぜひ住み心地の良い家を建てましょう。
当社では、くつろぎのある自然派の住宅を提供していますので、お気軽にお問い合わせください。

注文住宅の購入をご検討中の方へ!間取りについてご紹介!

「注文住宅で間取りの設計をどのようにしたら良いかわからない」
「間取りの参考が欲しい」

安曇野市に注文住宅を考えており、このような悩みを持っている方はいませんか。
注文住宅を建てる際に気をつけておきたいのが間取りの取り方です。
そこで今回は、注文住宅の間取りについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□リビングの間取りで重要なこととは?

リビングは家族が集まる場所です。
特に、出勤や通学前の朝や帰宅後の夕方は、家族が密集しやすいです。
そこで、洗面所やキッチンへの動線が遮られたり、狭かったりすると生活が不便になってしまうでしょう。
リビングからそれぞれの場所に行きやすくすると、動線が確保できて行動をスムーズにできます。
例えば、一直線や円状に動線を確保すると、家族の行動が遮られることなくてストレスが小さくなります。

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動線だけでなく、コンセントの位置も大事です。
床から10~20センチ当たりの高さにコンセントが配置されることが多いですが、その位置は物陰になることがほとんどです。
家具と壁でコンセントが挟まれてしまっているとせっかくコンセントがあっても使えなくてもったいないですよね。
そうならないためにも、設計の段階である程度、家具の配置を考えておくことをおすすめします。

□間取りを決めるとき、何に気をつける?

動線を確保することはリビングの間取りを設計する上で大事なポイントですが、リビング周りの間取りでも注意点はいくつかあります。
以下では、それらの注意点を説明します。

*キッチン周辺の動線は簡潔にしよう!

キッチンは家族の生活の中心になる場所です。
上記でも述べている通り、キッチンの動線は円状にするか、一直線にすることで家族の行動がスムーズになります。
そのためにもキッチン周りの道具が収納できるように収納スペースを作っておくと良いでしょう。
また、キッチン周りに収納を作ると、家事もキッチン周辺でできるため、小さなお子様がいる家庭でも安心して家事ができます。

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*日当たりを部屋ごとに考慮しよう!

日中の時間を活発に過ごすダイニングやリビングは、日当たりの良い南側を選ぶと良いです。
子ども部屋とベランダもまた、日当たりの良い場所を選ぶと生活が便利になるでしょう。
一方で、夜中のまったりとした時間を過ごす寝室は、静かな北側に配置するとより落ち着いた空間になります。

方角だけでなく、近隣の家と近い場所には窓を作らず、物置にすることも工夫の一つです。
日当たりや近所との距離、道路の位置関係を考慮するだけでも生活の心地よさは一気に上がります。

□まとめ

今回は、注文住宅の間取りのポイントについて解説してみました。
動線を確保すること、収納の位置を考えること、方角を意識することに気をつけて設計してみてください。
注文住宅の間取りを決める前に、その後の生活をイメージしてみると設計ミスも減らせるでしょう。
注文住宅を検討する際に、参考になると幸いです。

注文住宅をご検討中の方に!観葉植物についてご紹介!

松本市で注文住宅をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、観葉植物についてです。
観葉植物を置くことで快適な生活を実現できます。
そこで今回は、観葉植物について詳しく解説します。
注文住宅をもっとおしゃれにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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□観葉植物で得られる効果って何があるの?

観葉植物と聞いて、どんな効果を想像しますか。
多くの方が、リラックス効果や、空気清浄効果を思い浮かべると思います。
どちらも正解ですが、他にも効果があるので、今回は3つの効果について解説します。

1つ目は、空気の清浄効果についてです。
観葉植物は、住宅の壁の素材や家具の素材に含まれているハウスシック症候群の原因となる有害物質を吸収する効果があることが科学的に証明されています。
また、光合成により、二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出しますので、日当たりの良い場所に置いておくとさらに空気清浄効果も期待できます。

2つ目は、リラックス(癒し)効果についてです。
植物の緑は目にやさしい色で、疲れた目に効果的です。

また、植物はマイナスイオンを放出しているため、心地よい空間を作ります。
何かとストレスの多い社会ですが、お部屋に観葉植物があるだけで癒されるでしょう。

3つ目は、調湿効果についてです。
植物は、葉の裏側に気孔というものが付いており、主にそこから水蒸気を放出する「蒸散」という働きをします。
そのため、お部屋の空気中の湿度を調節してくれます。
特に冬場の乾燥した空気には、天然の加湿器として大活躍します。

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□お部屋におすすめの観葉植物をご紹介します!

観葉植物を置きたいけど、何を置こうか迷っている方も多いと思います。
以下では、おすすめの観葉植物をご紹介します。

*名前もかわいい「アイビー」

アイビーとは、つる性の植物で、鉢から特徴的な葉とつるが伸びてポップな印象の植物です。
一般的にイメージされるのは、葉は中心が濃い緑色で、縁(ふち)は黄緑色をしています。
アイビーにも、種類があり、それぞれ表情が違うので、お好みのものを見つけてみてください。

*鮮やかな印象の「アンスリウム」

丸くて赤い花が印象的なアンスリウムは、葉もきれいな緑色でおしゃれです。
どんなインテリアとも組み合わせは良くて、アクセントカラーの役割もあります。
種類によって、花の色が違うため、お気に入りの種類のアンスリウムを育ててみるのも良いですね。

*運気がアップする「パキラ」

パキラは、初心者でも育てやすいためとても人気な植物です。
原産地では熱帯で日当たりが良い場所に生息していますが、室内でも窓越しに日光があたる場所であれば十分に成長します。
寒さやエアコンの風に弱いため、寒い日は室内でもエアコンの直風があたらない場所で育ててあげてくださいね。

□まとめ

今回は、注文住宅におすすめの観葉植物を紹介しました。
観葉植物を置くとおしゃれで、安らぎのあるお部屋になります。
ぜひ、お好きな観葉植物を見つけて、育ててみてください。
当社では、自然を生かした、ぬくもりのある住宅を提供していますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。

注文住宅の契約の注意点についてご紹介します!

注文住宅を購入する際、工事が始まる前に住宅会社との間で契約を結びます。
しかし、契約書は分量が多いため、1つ1つきちんと確認するのは大変だと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、特に重要な契約時のチェックポイントや注意点について解説します。

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□契約を結ぶときのポイントは?

住宅会社と契約を結ぶときに、押さえておくポイントが2つあります。

1つ目は、きちんと納得をしてから契約を結ぶことです。
「念願のマイホーム、少しでも早く建てたい。」と気がはやる気持ちも分かりますが、焦りは絶対に禁物です。
たとえ時間がかかったとしても、希望を伝えて細部まで確認を徹底した上で、契約を結びましょう。
そうすることで、より満足できる家に仕上がります。

2つ目は、アフターフォローを確認することです。
たとえどんなに評価やクチコミが高い会社でも、不具合が発生する場合はあります。
その場合に備えて、アフターサービスや保証制度の確認は忘れないでください。

このとき、口頭だけの契約ではなく書面に記載があるか確認してください。
実際に保証が必要になってから、トラブルになるのを防ぐためです。

また、保証期間や内容は会社によって異なるため、アフターフォローが十分かどうかも確認しましょう。

□契約を結ぶときの注意点は?

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契約を結ぶときの注意点も2つあります。

1つ目は、キャンセル時に申込金が返却されるかどうかです.
契約を結んだ後に、何らかの事情によりキャンセルせざるを得ない場合があります。
その場合に備えて、万一キャンセルしても申込金が返却されるかを必ず確認しましょう。
こちらも口頭だけでなく、必ず書面に記載してもらうようにしてください。

さらに、返金がなされる場合は、返金が可能な期日や、キャンセルから返金までの日数も契約書に細かく記載してもらうようにしましょう。

2つ目は、きちんと支払いが可能なスケジュールかどうかです。
建築費用の支払いは、4回に分けて行われるのが一般的です。
契約時、着工時、棟上(むねあげ)時、引渡し時にそれぞれ支払いがあるので覚えておきましょう。

また、この支払いに関して注意すべき点が、引渡しのタイミングで住宅ローンの融資が始まる点です。
もし引渡しより前の支払いで融資を受けたい場合は、住宅ローンより高い利息で前借りできる、「つなぎ融資」を利用しましょう。

□まとめ

今回は、契約時のポイントや注意点について解説しました。
契約後にトラブルや後悔が生まれないよう、注意を払った上で契約を結びましょう。
注文住宅の購入にあたって疑問点があればいつでも当社へご相談ください。

注文住宅をご検討中の方へ!予算の決め方を解説します!

注文住宅の購入をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、予算の決め方です。
家は大きな買い物になるため、きちんと計画を立てて購入したいですよね。
そこで今回は、予算の決め方と予算オーバーしたときの対応策について解説します。

□予算を決める手順とルールを知ろう!

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住宅の予算を決めるときは、以下の3つの手順を踏んで決定しましょう。

まず1つ目の手順は、住宅の購入に充てる自己資金額の決定です。

自己資金を決めるときのポイントは、現在の貯蓄額から手元にどれだけお金を残すか判断することです。
引越しは住宅購入の費用だけではなく、登記費用や税金もコストになることを頭に入れて自己資金を決定しましょう。

次に2つ目の手順は、住宅ローンの借入額の決定です。
まずはローンの借入額を決める前に、支払える毎月返済額を明らかにしましょう。
毎月返済額は、住宅にかかる総支払額を計算して月別に割り出せば求められます。
その際に、金利の計算を忘れないように気をつけてください。

ちなみに、年収の25%を12ヶ月で割った値が月々に支払えるローンの上限額と言われているので、確認しておきましょう。

最後に3つ目の手順は、住宅の購入資金の決定です。
自己資金とローン借入額を決めたら、そこから住宅の購入資金を決定します。
注文住宅は、建物だけでなく土地代も費用に含まれることが多いので注意が必要です。
建物の予算は変動しやすいため、先に土地代やガレージにかかる費用を計算することをおすすめします。

□予算オーバーしたときは?

最初に見積もりを立てるとき、予算オーバーすることがよくあります。
このとき、予算を削る部分と削ってはいけない部分の見極めが大切です。

まず、予算を削って良い部分として設備機器が挙げられます。
トイレやキッチンは多少グレードを落としても機能面の不足は少ないでしょう。
また、天井や壁の仕上げ材もコストカットできる部分です。
低価格で質の良い商品も販売されているため、確認してみてください。

一方で、予算を削ってはいけない部分は、住宅の構造部分です。
柱や梁は耐震性にかかわるので、特に注意が必要です。
また、屋根や窓の断熱効果を落とすと、住み心地が悪くなります。
安全かつ快適な暮らしにするために、住宅の構造部分のコストカットは避けましょう。

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□まとめ

今回は、注文住宅の予算の決め方を紹介しました。
予算決めはしっかりと見積もりを立て、計画的に行いましょう。
注文住宅の購入に関して、気になることがあればお気軽に当社へご相談ください。

注文住宅をご検討の方必見!打ち合わせの流れをご説明!

注文住宅を購入する際は、家を建てる前に打ち合わせが必要です。
しかし、何を話せば良いか分からず、お困りの方もいるのではないでしょうか。
もし打ち合わせの雰囲気を事前に知っていれば、話し合いをスムーズに進められますよね。
そこで今回は、打ち合わせの流れや注意点について解説します。

□打ち合わせの流れを理解しよう
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住宅会社との打ち合わせは、以下の4つのステップで完了します。

1つ目のステップは、家づくりの相談、予算の決定です。
家づくりを考えたら、続いて住宅展示場やショールームへ足を運ぶのではないでしょうか。
そのときに家を建てようと思った経緯や、新築の要望について伝えましょう。

また、資金の目安や支払い方法、住宅ローンについても話す機会があります。
このときに、しっかりと相談しておきましょう。

2つ目のステップは、「土地探し」です。
ここから具体的に家づくりの話し合いが始まります。
まず希望の条件から土地を選んでもらい、その土地の敷地を調査していきます。

ちなみに、この敷地調査は専門性が高いため、第3者機関に依頼します。
敷地の条件によって建てられる家も決まるため、敷地調査が完了してから、家の間取り設計に移ります。

3つ目のステップは、間取り設計です。
このステップではまず、設計士によるヒアリングから始まります。
間取りや資産配分について聞かれるので、ご要望やお部屋のこだわりを伝えてください。

後日、お聞きした条件をもとに作成したプラン図を提示します。
その後もたくさんの打ち合わせを重ねて、間取りを決定していきます。
また、予算の見積もりもこのタイミングなので、覚えておきましょう。

4つ目のステップは、本設計の図面確認、ならびに契約書のサインです。
間取りを確定したタイミングで、申込金が必要となります。
これまでの打ち合わせを通じて、その住宅会社が家づくりのパートナーとしてふさわしいと感じたのであれば、入金をしてください。

その後、住宅ローンの手続きや最終の図面確認を経て、土地の売買契約を結びます。
これにて、住宅会社との打ち合わせは終了となります。

以上が、打ち合わせの大まかな流れです。

□打ち合わせのときの注意点
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住宅会社と打ち合わせをするときは以下の2点に気をつけてください。

1つ目は、納得がいくまで打ち合わせをすることです。
これから長く暮らす家に後悔が残らないよう、1つ1つ丁寧に決断しましょう。

また、疑問点や迷いがあればすぐに決めるのではなく、少し時間を置いてから判断するのがポイントです。
長い時間をかけてでも、納得がいくまで話し合ってください。

2つ目は、小さな子供がいる場合、打ち合わせを工夫することです。
小さな子供を持つ家庭は、毎回の打ち合わせが負担になりますよね。
その際は住宅会社と相談して、時間帯や打ち合わせの頻度を調整しましょう。
中にはキッズスペースを設置している会社もあるので、確認してみてください。

□まとめ

今回は、注文住宅の打ち合わせについて紹介しました。
マイホームの購入は大きな買い物になるため、しっかりと話し合って決めましょう。
住宅会社と打ち合わせする際は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

注文住宅のキッチンの間取りについて解説します!

注文住宅の間取りを考える際に、キッチンの設計を戸惑う方が多くいらっしゃいます。
毎日キッチンを使う家庭も多いため、快適な空間にしたいですよね。
そこで今回は、キッチンの間取り設計のポイントを紹介します。
注文住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

□まずは「キッチンプランニング」が大切!

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キッチンをつくる際には、どこに家電を配置し、どういった動線で料理するかを詳細に計画する「キッチンプランニング」を最初に行いましょう。
キッチンの家電は体積が大きいものも多く、一度設置すると移動が大変です。
家族構成や生活パターンによって適するキッチンは異なるため、しっかりと話し合って
キッチンを設計しましょう。

□キッチンの間取り設計のポイント

キッチンの間取り設計の失敗を防ぐため、以下の3つのポイントを必ず押さえましょう。

1つ目は、コンセントの数です。
キッチンではさまざまな作業を並行することが多いため、一度にたくさんのコンセントが必要になる場合があります。
また、便利な家電は今後もどんどん登場するため、色々と買い足しているうちにコンセントが足りなくなるかもしれません。
そういった場合に備えて、コンセントはなるべく多めに設置しておきましょう。

2つ目は、換気扇の配置です。
キッチンの間取りを設計するときに、換気扇の位置にも注意してください。
換気扇は料理で発生したニオイを外へ逃がす役割を持っているため、コンロやゴミ箱の近くに配置する人が多いです。

しかし、この位置が原因で、ご近所トラブルが発生する場合があります。
内装を見て選ぶだけでなく、ニオイが隣の家に流れないように外側の換気口にも気を配りましょう。

3つ目は、熱源についてです。
熱源をIHにするか、ガスにするかで悩む方が多いです。
IHは安全面で優れていますが、火力の弱さや停電時に使えないデメリットもあります。
一方で、ガスは火力が強く集中調理に向いている分、手入れの大変さや火事の恐れがあります。

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最近は火力の高いITキッチンや、センサーで火が消える機能がついたガスコンロも販売されています。
どの機能を優先するか、しっかりと話し合って決めてください。

□まとめ

今回は、キッチンの間取り設計について解説しました。
快適に料理を楽しめるよう、丁寧に間取りを設計しましょう。
またキッチンに限らず、注文住宅の間取りに関して何か気になることがあれば、いつでもお気軽に当社へご相談ください。

注文住宅についてお考えの方!失敗の事例をご紹介します!

注文住宅の家を建てて生活を始めたけれど、失敗に気づいて後悔する方が多くいらっしゃいます。
しかし、前もって注意するポイントを押さえておけば、同じ失敗は避けられますよね。
そこで今回は、実際に発生した失敗の事例と失敗を防ぐためのコツを紹介します。
注文住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

□内装の失敗例!どこがうまくいかなかった?

家づくりの失敗の多くは共通しています。
そこでこの章では、玄関とお風呂によくある失敗の事例を紹介します。

まず、玄関に対して多くの人が後悔するのは、シューズクロークの設置です。

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シューズクロークは、玄関のすぐ近くに設けるスペースであり、靴だけでなく傘やアウトドアグッズの収納にも利用されます。
かつては靴だけを収納するシューズボックススタイルの家庭が多かったですが、今は大きな荷物を置けるシューズクロークが主流です。
玄関スペースに余裕がある方は、シューズクロークの設置をおすすめします。

次に、お風呂の失敗例は、収納スペースの設置忘れです。

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浴室にはこだわる一方で、脱衣場や洗面所周りの間取りはあまく考えがちです。
脱衣場には下着やタオル、さらにパジャマやアメニティグッズを置く人が多いでしょう。
その際に、収納スペースは大きな役割を果たします。
脱衣場を広く確保するためにも、収納スペースを忘れずに設置しましょう。

□失敗や後悔を防ぐコツは?

生活を始めてからの後悔を防ぐために押さえておきたいコツが2つあります。

1つ目は、今の生活の不満を調べることです。
現在感じている不満は、今の住まいを建てたときに対処できなかった問題である可能性が高いです。
そこを改善するだけで、今の悩みを確実に解決できるでしょう。

また、逆に今の住まいで気に入っていることも同時に書き出しておけば、よりよい住まいに仕上がるでしょう。

2つ目は、周辺の環境を把握しておくことです。
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部屋の内装を考えるときは、図面やコンピュータ上のイメージ図を見ながら進めていきます。
その結果、周囲の環境を無視して家を建ててしまい、トラブルに巻き込まれるケースもあります。
部屋の間取りや内装を考えるときは、事前に現地へ足を運びましょう。
人や車の交通量、日当たりの良さ、周囲の建物の様子をチェックして、希望する暮らしが実現できるか確認してください。

□まとめ

家づくりで失敗しないためには、失敗しそうな箇所を1つずつ潰していくことが大切です。
今回挙げた失敗例以外にも、多くの人が陥る失敗はあります。
気になる方はぜひ一度、当社へ足を運んでみてください。