みなさんは地震に強い家の特徴を知っていますか?

「地震に弱い家の特徴を知りたい」
「地震に強い家にするための対策は何だろう」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、地震に弱い家の特徴と、地震に強い家にするための対策をご紹介します。
松本市、安曇野市、塩尻市周辺で地震に強い家をつくりたいという方はぜひ参考にしてください。

地震

□地震に弱い家の特徴を解説!

*ビルトインガレージのある家

ビルトインガレージは、住宅の1階部分に駐車場をつくるので、土地を効率良く使えるというメリットがあります。
土地をあまり取れない都市部において、ビルトインガレージは土地を有効活用できるので魅力的ですよね。

しかし、1階の道路側の壁がほとんどありません。
家全体を支える柱や壁が少なくなるので、全体的にバランスがとりにくくなります。
そのため、耐震性が弱くなります。

*大きな吹き抜けのある家

吹き抜けがあると、光が差し込んで開放感を得られるのが魅力的ですよね。
人気の間取りの1つで、取り入れる方もいらっしゃいます。
しかし、地震の揺れに備える柱と壁の量が少なくなってしまい、耐震性が弱くなってしまうデメリットがあります。

*増改築をした家

改築をしてL字やコの字の家にしたという方も多いですが、実はその構造は境界面に負荷が集中し、壊れやすくなってしまいます。
増築した場合も、元々の住宅と新しく増築した部分の耐震強度が異なることで地震が起こった時にバランスを保てず、耐震性が低くなってしまいます。

*地盤の柔らかい場所に建てられた家

大きな地震が起こった際、柔らかい地盤に建てられた家は建物の重さに耐えられません。
2000年以降は地盤調査が義務付けられていますのでご安心ください。

□地震に強い家の構造を解説!

1つ目は、耐震です。
耐震とは、住宅の骨組みなどの構造部分を強化して耐震性を高める方法のことを指します。
地震に耐えるため、柱や耐力壁などの強い部材を使用したり、柱と柱の間に斜め材を渡した筋かいを用いることで耐震性を高めます。

筋かい
2つ目は、免震です。
免震とは、建物と基礎の間にダンパーや積層ゴム等の免震装置を設置することを指します。
建物を基礎から離すことで、地震の揺れを直接建物に伝えない構造になっています。
コストがかかるという点が挙げられますが、地震の振動を伝えにくくする効果が高い点が魅力的です。

3つ目は、制震です。
制震とは、オイルダンパーなどを建物内部の要所に設置して地震の揺れを吸収させる仕組みのことを指します。
地震による建物の揺れを抑えられるという点があります。
人気の理由の1つとして、コスト面において免震よりも安いことが挙げられます。

ダンパー

□地震に強い家にするための対策をご紹介!

ここからは、地震に強い家にするための対策をご紹介します。

1つ目は、地盤の強い土地を選ぶことです。
地盤の弱い土地に建てられた住宅は、地震が発生した際、地盤が建物の重みに耐えられず家が沈下したり、傾いたりする危険性があります。
一般的に、川や湖、池、沼、水たまりがあった場所は地盤が弱いとされています。
反対に、もともと森や山だった場所は地盤が強いとされていますので、土地選びのひとつの目安にしてください。

2つ目は、基礎工事をしっかり行い、強固な基礎をつくることです。
住宅を建てる際は、敷地調査と地盤調査が必ず行われます。
この調査結果に基づいて、立地条件が決められ建物計画が練られます。
土地は建物の基礎となる部分ですので、しっかり基礎工事を行うことを意識しましょう。

3つ目は、耐震等級にこだわることです。
耐震等級とは、品確法によって定められている住宅性能表示のことで、建物の強さの指針となります。
1級から3級までの段階が設けられており、3級が最も耐震性が強くなります。

耐震等級が同じであれば、コンクリート造りでも木造でも、地震に対する強度や性能は同じです。
耐震等級が高いからといって全ての地震にも耐えられるわけではありませんが、やはり等級が高い方が安心しますよね。

4つ目は、構造体のバランスの良い家にすることです。
構造体も多くの種類がありますが、耐震性を高めるためには田んぼの田の字に似た構造体がベストであると言えるでしょう。
田の字型の構造にすることで全体のバランスも良くなり、無理なく構造体を組めるようになります。

さらに、気密性能や断熱にも優れているという点があり、柱と壁が最小限で成立するため内部空間を自由に使えます。
それにより、ご家族のライフスタイルの変化や家族構成に適応したリフォームやリノベーションができるため、長く暮らせるでしょう。

□まとめ

この記事では、地震に強い家の特徴と地震に強い家にするための対策をご紹介しました。
地震に強い家づくりをしたいとお考えの方は、耐震、免震、制震を意識して家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
当社はお客様のご要望に合わせた住宅を提供いたしております。
何かご質問や疑問点等ございましたらお気軽にお問合せください。

注文住宅の土地と建物以外の費用について解説します!

「注文住宅で建物以外の費用はどのような種類があり、どれくらいかかるのだろう。」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、諸費用にはどのようなものがあるのか、別途付帯工事について知っておくべきことについて解説します。
ぜひお役立てください。

費用

□諸費用にはどのようなものがあるのか

土地の購入や注文住宅を建てる時に関係する諸費用は、およそ建築費用の5から10パーセントが目安です。
仮に建築費用が3000万円だとし、諸費用を5パーセントと見積もると150万円程度必要になります。
ここでは、建物以外の費用ある諸費用の種類についてまとめます。

土地に関する購入諸費用については、手付金や仲介手数料があります。
手付金とは土地の購入契約を担保するための予約金のイメージで、土地購入額の5から10パーセントが目安です。
仲介手数料は、不動産会社を通じて購入した場合に発生する手数料です。

建物についての購入諸費用は、建築確認申請費用や水道加入金などがあります。
建物確認申請費用とは工事をする前に建物や地盤が建築基準法に適合しているかの確認のために民間の審査機関に支払う費用です。
この費用は建物のつくりや大きさによって変わります。
また、水道加入金とは、新たに水道を利用するときに自治体に支払うお金のことです。

□別途付帯工事について知っておくべきこととは

建物以外の費用として、別途付帯工事があります。
これは、建物本体の工事以外にかかる工事の費用を意味します。
具体的には、照明やカーテンの工事、冷暖房工事、地盤補強工事、古い建物の解体工事などです。

ただし、この費用は全てが必要なわけではありません。
例えば、古い建物の解体工事費とは、立て替えなどで古い家がある場合に必要な費用です。
そのため、注文住宅を建てる土地にそもそも古い建物がない場合は、必要なくなります。

また、地盤補強工事についても、土地の地盤調査の結果で補強工事が必要だと判断された時のみに必要となる工事のため、状況によっては必要がなくなります。

以上のように、別途付帯工事は家を建てる際の条件によって大きく変動します。
また、取り付ける照明やカーテンのグレードの選択によっては意図的に費用を抑えられます。

□まとめ

今回は、諸費用にはどのようなものがあるのか、別途付帯工事について知っておくべきことを解説しました。
建物以外の費用である諸費用には様々な種類があります。
また、別途付帯工事の費用は注文住宅の環境で変動しますが、ある程度は抑えられます。
松本市に注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社をご検討ください。

注文住宅の総費用の内訳は?予算の決め方も解説します!

「住宅にかかる総費用とはどのような内訳なのか知りたい。」
「総費用の予算はどれくらいがいいのだろう。」
注文住宅を建てる際、このように悩むことはありますよね。
この記事では、注文住宅の総費用の内訳と全体の予算の決め方について解説します。

予算

□注文住宅の総費用の内訳とは

注文住宅を建てるときにかかる総費用の内訳について、どのようなものがあるのかよくわかりませんよね。
注文住宅を建てるときには、住宅の価格とは別で、税金や保険、外構工事のような費用がかかります。
これらのように注文住宅を建てる全体でかかる費用を総費用と呼びます。

そしてこの総費用は、3種類に分けられます。
その3種類は、本体工事費用、別途工事費用、諸費用です。
ここからは、これら3種類の費用について解説します。

*本体工事費用とは

本体工事費用とは、建物そのものにかかる費用のことをいいます。
庭や駐車場のような建物以外にかかる費用は含まれません。
本体工事費は、総費用の75から80パーセントを占めることが多いです。

そのため、家を建てる際には本体工事費用以外にも費用がかかります。
また、本体工事費用は、家の根本を支える基礎工事、お風呂、台所、空調のような設備工事、コンセントの取り付けや照明配線のような電気工事などがあります。

*別途工事費用

建物以外にかかる費用のことをいいます。
水道やガスの敷設工事、駐車場や庭などの外構工事などに使われます。
別途工事費用の目安はおよそ15から20パーセントです。

土地に高低差がある場合は、道路から離れている土地ではガスや水道の引き込み費用が高くなるため、
別途工事費用は住宅の環境で変動します。

*諸費用

税金や受託ローン、地震保険のような費用のことで、住宅取得後に支払うお金のことをいいます。
諸費用の目安は、総費用の5から7パーセントです。
条件や追加のプランによってこの金額は変動することがあるため、余裕のある方は10パーセント程度の金額を用意することをおすすめします。

費用

□全体の予算の決め方とは

そもそも、住宅を建てる際に総費用はどれくらいを想定すれば良いのでしょうか。
住宅ローンを利用して住宅を購入する場合、無理をせずに購入できる予算の目安は、年収の5、6倍程度とよくいわれています。
生活スタイルや趣味にかけるお金、家族構成などによって住宅にかけられるお金は変わる可能性があるため、あくまで目安として考えましょう。

□まとめ

この記事では、注文住宅の総費用の内訳と全体の予算の決め方について解説しました。
注文住宅にかかる総費用は大きく分けて3つあります。
また、注文住宅を総費用は年収の5、6倍程度がおすすめです。
松本市に注文住宅を建てることを検討中の方は、ぜひ当社をご検討ください。

注文住宅のお風呂はどのように決める?解説します!

「注文住宅のお風呂を決めるときのポイントや注意点を知りたい。」
注文住宅を建てる時、お風呂についてこのように悩みますよね。
この記事では、お風呂を決める際のポイントとお風呂を考える時の注意点について解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。

□お風呂を決める際のポイントとは

注文住宅でお風呂を決めるときに重要なポイントは、大きく分けて3つあります。
それは色、種類、広さです。
ここから、そんな3つのポイントついて解説します。

お風呂

1つ目の、お風呂の色についてです。
注文住宅のお風呂を考える際、浴槽は濃い色にしないことをおすすめします。
その理由は、濃い色だとカルキ汚れが目立ってしまうからです。
黒色の浴槽だととてもスタイリッシュでかっこいいですが、汚れが目立たないように毎日しっかりと掃除をする必要があるため、とても手間がかかってしまうのです。

毎日の生活の中でもお風呂は特にリラックスできる時間ですよね。
汚れが目立っている空間ではどうしてもリラックスできないため、浴槽は淡い色にすることをおすすめします。

2つ目は、浴槽の種類についてです。
浴槽の種類は大きく分けて3種類あります。

FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製浴槽はもっともポピュラーな材質で、よく使われています。
保水性や耐久性、防水性に優れていますが、傷や汚れが目立ちやすいといった特徴があります。
価格も比較的安いことが特徴です。

ホーロー製浴槽は肌ざわりが良く傷がつきにくいというメリットがありますが、保温性が低いというデメリットがあります。
ステンレス製浴槽は耐久性、保温性が高いというメリットがありますが、カラ―ステンレスにすると塗料がはげやすいというデメリットもあります。

ここからは、浴槽のタイプについて解説します。
浴槽のタイプは、和式、洋式、和洋折衷式の3つのタイプがあります。
和式は足を折り曲げて入る狭くて深いタイプ、洋式は寝そべって入る広く浅いタイプ、和洋折衷は和式と洋式の間のタイプです。
あなたの生活スタイルに合わせてお好きなタイプをご検討ください。

□お風呂を考える時の注意点とは

お風呂を考える時は、使ったときのことを想像しましょう。
浴室には何人入ることが多いか、介護は必要なのか、のように、あなたのライフスタイルにあったお風呂を考えましょう。
また、洗面脱衣所に収納スペースが少なくて失敗したというケースもあるため、収納についても考慮しましょう。

□まとめ

今回はお風呂を決める際のポイントとお風呂を考える時の注意点について解説しました。
お風呂を考える時には色、種類、広さをキーワードとして考え、お風呂を使うときのことを想像しながら計画を進めましょう。
松本市に注文住宅をお考えの方は、当社をご検討ください。

注文住宅で生活しやすい間取りをつくるポイントを解説します!

「生活しやすい間取りをするためにはどうすれば良いのかな。」
「具体的にどのような工夫をすれば生活しやすい注文住宅になるのだろう。」
このようにお悩みの方は多いですよね。
この記事では、生活しやすい間取りと失敗しないための方法について解説します。

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□生活しやすい間取りとは

生活しやすい間取りのキーワードは、「生活動線」です。
家族が混雑しないような間取りが必要となります。
また、家族全員が集まりやすいリビングを動線が重なる場所に設定することがおすすめです。

それ以外にも、洗濯機の近くに洗濯物を干す場所を持ってくるなど、毎日の生活で生活動線はとても重要です。
家事をしやすい間取りを作る事で生活がしやすくなります。

家族人数や共働き世帯など、家族の構成や生活スタイルによって生活動線は異なります。
現在や将来の生活スタイルを想像し、住みやすい間取りの注文住宅を建てましょう。

□失敗しないための方法とは

*玄関で失敗しないための方法とは

玄関では外からの光を取り入れることを心がけましょう。
玄関で失敗しがちなことは、採光を考えないことです。
玄関では扉を開けることはほとんどありません。

そのため、光を通さない扉にすると昼間でも真っ暗になってしまうことがあります。
このような事態を防ぐため、玄関に外からの光を取り入れることをおすすめします。

玄関

また、玄関では収納も大切です。
玄関では靴だけでなく、傘や子どもの遊び道具やベビーカーなど、様々なものを置きます。
玄関がもので散乱しないように、玄関の収納にも注意しましょう。

*キッチンで失敗しないための方法とは

キッチンでは、対面キッチンのカウンターに高さを設けることをおすすめします。
料理をしながら家族と会話をするために対面キッチンにする方が多いですが、他人からはキッチンの中が見えやすいというデメリットがあります。

その場合、来客からキッチンが丸見えになることがあるのです。
来客からの視線を防ぐために、対面キッチンにはカウンターを設けましょう。

*トイレで失敗しないための方法とは

トイレの騒音に気をつけましょう。
トイレの隣の部屋では、トイレの排水音のために過ごしにくくなることがあります。
また、近くの部屋に人がいると気を使ってしまい、気軽にトイレを使いにくいですよね。
そのため、浴室やクローゼットのような、トイレの騒音が気にならない部屋を隣に設置しましょう。

□まとめ

今回は、生活しやすい間取りと失敗しないための方法について解説しました。
生活しやすい間取りにするためには生活動線にそって間取りを考えることが大切です。
またキッチンや玄関、トイレでは利用するシーンを考えて生活しやすい注文住宅を建てましょう。
松本市で注文住宅をお考えの方は、当社をご検討ください。

注文住宅のトイレの位置はどうする?その疑問にお答えします!

「注文住宅のトイレの位置はどうしたら良いのだろう。」
「トイレの設置に関する失敗例を知りたい。」
注文住宅をお考えの方は必ずトイレについて考える機会がありますよね。
この記事では、トイレの間取りのポイントとトイレの失敗例について解説します。
ぜひお役立てください。

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□トイレの間取りのポイントとは

注文住宅のトイレの位置に迷うことはありますよね。
ここでは、トイレの間取りのポイントについて解説します。

1つ目は、音と臭いに配慮することです。
トイレを利用する時、どうしても音や臭いが気になることがありますよね。
そのため、トイレはリビングから遠い場所に設置することがおすすめです。

トイレの音は家族であっても聞かれたくはないため、家族全員が集まりやすいリビングから聞こえにくい遠い場所に配置します。
また、臭いのリスクも考えると、キッチンの近くにも配置しないようにしましょう。

2つ目は間取りと設備を考えることです。
トイレを設置するとき、どの位置に置くのかによって必要な設備が変わります。
例えば、2階にトイレを設置する場合は水圧が弱くなる可能性があるため、低水圧対応の機種を選ぶ必要があります。

また、トイレに十分な面積を確保できない場合はタンクレスを採用することでタンクのスペースを省略できます。
その場合は手洗い場を近くに設置しましょう。

手洗い場.jpg

3つ目は、家族の構成や人数を考えることです。
家族の人数が多ければトイレは複数置くことが良いでしょう。
また、二世帯住宅の場合は介護のことも考えてバリアフリー仕様のトイレにすることが重要です。

□トイレの失敗例とは

トイレはどうしてもリビングやキッチンと比べて重要視されにくいですが、毎日何度も使う大切な場所です。
トイレの位置や設備についてしっかりと計画を立てましょう。
ここではトイレの失敗例を紹介します。

良くある失敗例は、トイレの位置についてです。
寝室からトイレまでが遠くて夜中にトイレに行くのが大変であることや、洗面所を通らないとトイレに行けない間取りのため、洗面所に人がいると出入りしにくいという失敗例があります。
また、トイレの数についても、2階建ての住宅で1階に1つしかトイレがないため、とても不便だという失敗例もあります。

□まとめ

今回はトイレの間取りのポイントとトイレの失敗例について解説しました。
キッチンやリビングだけでなく、トイレの位置についても考えることによって注文住宅を建てた後の後悔をなくしましょう。
松本市に注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社をご検討ください。