家の性質と外構予算

土地と家それぞれに掛けられる
自分にフィットした予算を知り、
かつ、どんな家を建てたいのかを
分かった上で土地選びをすれば、
家にフィットしそうなサイズの
土地を選びやすくなります。

結果、土地にできる無駄な余白を
ミニマムに抑えることができ、
外構工事(庭)にかかるコストを
ミニマムに抑えやすくなるのですが、
外構工事というものは、
建てる家によっても価格差が大幅に変わるという
性質も持っているので、
予算の取り方に注意しないといけません。

例えば、SIMPLE NOTEの家は正面から見ると
装飾のないシンプルな箱となっているため、
このイメージに合わせた庭にしようと思うと、
塀や、アプローチ、門柱、花壇・・・といった
余計な装飾をする必要がありません。

というより、
たくさん装飾をしてしまうと、
せっかくのシンプルで美しい外観が、
台無しになってしまいます。

なので、ほとんどの方が、
車を置くところにのみコンクリを打ち、
残りは全部砂利、という
シンプルな仕上げになってくるのですが、
その結果コストは安く抑えられます。

他方、装飾することによって
デザインを整えているおうちは、
こういうわけにはいきません。
庭も家に合わせてコーデしないと、
せっかくのイメージが台無しになってしまうからです。

となると、
家のイメージに合わせた塀や、門柱、植栽、
アプローチ、花壇・・・
などを装飾することで、
家とのバランスをとっていくことになります。

結果、その1つ1つのコストが
外構工事費を押し上げしていきます。

また、SIMPLE NOTEのおうちは、
プライバシーの担保と防犯性も重視した結果、
外から見たら正面に窓がない
倉庫みたいな家になっているのですが、
この結果、プライバシーの担保や防犯性アップのために
塀や植栽や目隠しを一切する必要がありません。

家の外壁そのものが、
塀のような存在と化しているからです。

したがって、さらに外構工事費用を
カットすることができるということです。

他方、プライバシーが担保されておらず、
防犯性の低そうなおうちは、
つまり、外から家の中が丸見えとなるおうちは、
塀や植栽や目隠しなどによって、
それらを強化せざるを得なくなります。

そして、この結果、
外構工事費用がさらにかさむことになります。

このように、外構工事の予算は、
あなたがどんな家にしたいのかにもよって
大きく違ってきます。

また、これに加えて、
選ぶ土地のサイズを間違えてしまうと
さらに外構工事が高くなってしまうし、
平屋が建つ土地なのに
わざわざ2階建てを建ててしまうのも、
不用意に外構工事を高くする大きな原因となります。

なので、この事実を理解した上で家づくりを行い、
また資金計画を行っていただければと思います。

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