光の種類と間取りの可能性

前回、土地に合わせて家を建て、
無駄な余白をつくらないことが、
外構工事の予算を大幅に狂わせないために必要だと
お伝えさせていただきましたが、
とはいえ、これを実行するのは、実はそう簡単なことではありません。

なぜなら、できるだけ敷地いっぱいに
家を建てようと思えば、
土地の日当たりの良し悪しに関係なく
建物を配置せざるをえないからです。

つまり、日当たりが悪い場所にも
部屋をつくってもいいですよとならなければ、
この実現は難しいということですね。

例えば、すぐ南に家が建っている土地に家を建てる場合、
真夏以外はその敷地には日陰ができることになります。

なので、一般的には日陰となる部分を避け、
直射日光が入る位置に家を配置します。
そして、できるだけ全ての部屋を南向きでつくります。

結果、必然的に2階建ての家が完成します。
かつ、敷地に余白がたくさんできることになります。

しかし、ここで立ち止まって考えてもらいたいことが、
「すべての部屋の日当たりを
本当に良くする必要があるのか?!」

ということです。

まずは「寝室」です。
なぜなら、寝室は文字通り寝るだけの部屋なので、
太陽が昇っている時間に使うことがないからです。

つまり、それなりに明るくはしたいものの、
そのためにわざわざ直射日光が入り続ける
南に位置させる必要はないのでは?ということですね。

また、「子供部屋」に関しても、
同じことが言えるのではないでしょうか?

子どもたちは、平日の昼間は学校に行っているし、
休日も自分の部屋ではなく、
広々としたリビングで家族と共に過ごすでしょう。

そして、やがて受験を迎え、
部屋で過ごすことが多くなったとしても、
直射日光が日中ずっと差し込む部屋では
かえって勉強に集中しにくいのではないでしょうか?

光は直射日光だけではない?

家づくりをするときに知っておくべきことが、
光=直射日光だけではないということです。

例えば、北の窓からは
1日を通してずっと直射日光が入ってきませんをが、
かといって北窓は暗いわけでもなければ、
むしろ日中ずっと安定した光を室内に採り込んでくれます。

また、家の中の壁を白くする理由は、
室内に入ってきた光を反射させ
家全体に拡散するためです。

この2つのことから言えることは、
光は何かに反射して拡散していくということなのですが、
この反射光をうまく使えば、
家全体に満遍なく光を届けることができます。

とはいえ、
カーテンで光を遮ってしまうと、
光が入ってくることもなければ、
光が拡散していくこともないので、
そもそも論として、
いかにカーテンがいらない窓をつくることが出来るかが
鍵になってきます。

しかし、光にはこの2種類がると
建てる前に理解しておけば、
どの部屋にどちらの光が必要なのかがわかるため、
部屋の配置に柔軟性を持たせることができます。

また、日陰にも部屋を配置することができるため、
わざわざ直射日光のために、
部屋を2階につくる必要もなくなり、
敷地をより有効活用できるようになります。

そして、外構工事のコストを落とすことができます。
同時に、1階が大きくなれば、
家の使い勝手もいいでしょうし、
将来的にもその方がいいかもしれません。

ということで、家を建てる前に
「光は直射日光だけではないよ」ということを、
ぜひ知っておいてくださいね!

家づくりの3つの基本

外構工事にかかるコストは、
建てる家や土地の状況によって
大きく異なるのですが、
その相関関係をよく理解していないまま
家づくりを進めてしまうと、
終盤で家づくりの予算が
大きく狂ってしまうことになります。

結果、泣く泣く貯金を切り崩すか、
親に援助してもらうか、
中途半端な状態で放置するか、
の選択を迫られることになります。

なので、後からそんな悲惨な状態にならないためには、
外構工事のことまで考えて、
予算、土地、家の計画を立てていかなければいけません。

では、今回は
外構工事の予算が大きく狂わされないために
知っておくべき3つのことについて
お伝えしていきたいと思います。

どれも言われてみると、
「確かにそうですよね!!」と思うことですが、
案外気が付いていなくて、
この3つを原因に工事費用がかさんでしまっているので、
ぜひこの機会に知っておいてください!

土地は広くしない!

当たり前のことですが、
土地を広くすればするほど、
外構工事は高くなります。

なので、新たに土地を買うにせよ、
田んぼや畑を造成するにせよ、
できるだけ土地は小さくすべきです。

ですが、いざ土地を探しだすと、
更地の状態では土地は狭く感じてしまうがゆえに、
土地を広げようとしてしまいます。

また、田んぼや畑を造成する場合は、
「せっかくなので広めにしておこう!」となりやすく、
意味なく広い土地をつくってしまいがちです。

結果、工事面積が広がり、
想定以上の工事見積が出てきて、
後からびっくり(゚д゚)!となってしまいます。

土地に合わせて家を建てる!

土地を広げ過ぎると
外構工事面積が広がるのと同じように、
土地に余白をつくり過ぎるのも、
外構工事面積が広がる原因になります。

例えば、土地面積が60坪もあれば
十分平屋を建てることができるのですが、
多くの方が当たり前のように、
この広さの土地に
総2階建ての家を建てようとします。

もし、30坪の平屋を建てれば、
外構工事面積は残りの30坪だけで済むのに、
ここに上下15坪ずつの2階建てを建ててしまったら、
さらに15坪分外構工事面積が増えることになりますよね?

もっと酷いのは、
平屋を建ててもまだ余り過ぎるくらい
広い土地であるにも関わらず、
総2階建ての家を提案することです。

おそらく、これはそうした方が
家のコストが安くなるから
そういう提案をしているのだと思いますが、
そうすることによって
安くなった家のコスト以上に
外構工事のコストがかかってしまうとしたら、
意味がないと思いませんか?

家と外構は必ずセットで考える!

最後に覚えておいていただきたいことがこれです。

例えば、SIMPLE NOTEのおうちは見た目がおしゃれなので、
庭に華美な装飾を加える必要もなければ、
防犯性とプライバシー性に配慮した住まいになっているので、
目隠しや塀や植栽などをする必要もありません。

結果、最低限の外構工事だけで良いので、
工事費用も最小限に抑えられます。

他方、失礼な言い方にはなりますが、
見た目がおしゃれではないおうちは、
庭に装飾を施すことによってそれをカバーしなければいけません。

また同時に、防犯性とプライバシーが担保されていないおうちは、
目隠しや塀や植栽などによって、
そのどちらも補ってあげないといけません。

となると、外構工事にかかる予算は、
最低でも2倍は違うし、
場合によっては3~4倍のコストがかかることも
決して珍しくありません。

なので、外構工事のコストは、
建てる家によっても違ってくるということも
建てる前に覚えておいていただければと思います。

理想の予算とその実現方法

今や共働きはごく当たり前となっていますが、
共働きであることを前提としても、
毎月の返済額は
ご主人の手取りの30%以内で抑えるべきかなと
考えております。

仮に手取りが
30万円だとしたら9万円以内、
25万円だとしたら7.5万円以内、
20万円だとしたら6万円以内、
といった感じですね。

理由は、家という資産を持った以上、
資産を維持するためには
それなりの費用がかかるため、
その時に備えてコツコツと貯めていかないといけないし、
子どもたちの進学の費用も
コツコツと貯蓄していかないといけないし、
働き続けるために自分への投資も怠ってはいけないし、
豊かな老後を過ごすために
長期積立投資もしていかないといけないからです。

そして、旅行に行ったり、遊びに行くなど
非日常を体験するためには、
まとまった資金が必要になってくるからです。

つまり、こういった費用に
おそらく奥様の給料の大部分が
消えていくことになる可能性が高いから、
できるだけご主人の収入の範囲内で
家づくりをした方がいいということですね。

とはいえ、そんな想いとは裏腹に、
無情にも建築コストは大幅に上がってしまったので、
これから家を建てる方は、
これまでの常識を一掃しなければ、
この作戦を実現するのが難しいのではないでしょうか。

例えば、ご主人の手取りが25万円だとしたら、
あなたが設定すべき毎月のローン返済額は
7.5万円以内ということになりますが、
仮に35年返済でローンを組み、
1%の固定金利を選択したとしたら、
借り入れできる額は2650万円となります。

そして、これに自己資金に合わせた額が、
あなたが家づくりに掛けていい金額となります。
つまり、貯金の一部と親からの援助を
足した金額が300万円だとしたら、
合計2950万円が総予算ということですね。

では、土地と家と庭以外に250万円かかるとしたら、
あなたは残りの2700万円で
どのような選択をするべきなのでしょうか。

土地がない場合、どこで買うべきなのでしょうか。
どれくらいの予算を土地に掛けるべきなのでしょうか。
そもそも土地を買わず、実家の余った土地に
建てさせてもらうべきなのでしょうか。

まずは、ここから夫婦で話し合って
よく考えて決断しなければいけません。

この場合、個人的には土地を買うとしたら、
土地の予算を500万円以内に抑えるべきかなと思います。
そして、庭に50万円、家に2150万円
という予算設定をします。

理由は、子育て世代の家族が
不便なく暮らしていくための家を建てようと思えば、
家にはこれくらいの予算が必要だからです。

とはいえ、この予算で建てられるおうちは、
周りの人に比べて大きなおうちではありません。
むしろ面積だけ聞くと「えっ?」と驚く広さでしょう。
周りの人よりも部屋数も少なくなるでしょうし、
1つ1つの部屋も少しずつコンパクトになるでしょう。

なので、あなたが家に多くを望むのだとしたら、
土地は買わずに実家に余っている土地に建てる
という選択をおすすめします。

そうすれば、土地を買うよりも
土地に掛ける予算を抑えることができ、
家の予算を増やすことが出来ます。

最悪の選択肢とその理由

家づくりをするうえで
最も取ってほしくない行動は、
予算の枠を大幅に超えてしまうような
土地を買おうとしたり、
家を建てようとすることです。

もちろん、共働きであれば
土地と家の予算を両方増やしたとしても、
ローンも組めるし、
たちどころに返済が苦しくなるわけではないと思います。

しかし、その上がった予算を
奥様の収入から補填するとなれば、
必然的に先程申し上げた費用のどれかを
削らなければいけなくなります。

500万円予算が上がったら毎月1.5万円分、
1000万円予算が上がったとしたら毎月3万円分、
何かを削らないといけないということですね。

仮に「つみたてNISA」を利用した
長期積立投資の掛け金を削ることになったとしたら、
35年後には2000万円~3000万円くらい
持っているお金に違いが生じているかもしれません。

なので、行先が不透明な
これからの時代に備えていくためにも、
まずは家づくりの予算を
ご主人の収入だけでやっていけるくらいに設定すること、
そして、その予算の中でどんな家づくりができるかを
自らの選択肢と照らし合わせて、
これまでの常識や周りの意見に振り回されることなく
冷静にじっくりと考えてみていただければと思います。

家づくりに失敗しないための視点

一般的に北向きの土地は日当たりが悪いか
あるいは悪そうなイメージから敬遠されがちです。

実際、南に隣接して2階建ての家が建っている場合、
日中、土地の半分くらいが
陰になっていることが多いのですが、
仮にあなたが、そんな土地に家を建てなければいけないとしたら、
どのような要望を建築会社にお伝えしますか?

北向きの土地で1番課題になるのが、
リビングダイニングキッチンの
明るさをどのように確保するのかです。

南からの光を採るために、南にリビングを配置しても
光は入ってこないでしょうし、
かといって、光を確保するために、
南に隣接する家からできるだけ距離を離そうとしても、
土地にかなりの奥行きがなければそれもできないからです。

また、南から光が採りにくい場合、
東や西から補助的に光を採ろうとしますが、
この場合も、その方向に家が隣接して建っているとしたら、
光が十分に入ってこないし、
逆に家が建ってないとしても
丸見えになってしまうとしたら
カーテンで光を遮断してしまいます。

周りの家の位置関係も確かめながら、
実際暮らし始めたら
どういう状況になるのかまで考えた上で、
間取りを考えていかないといけません。

間取りは単純に動線や使いやすさだけを
考えてつくればいいわけではないので、
これが家づくりの難しいところです。



固定概念がもたらす後悔

そして、北向きの土地の場合、
「南向きで部屋をつくらなければいけない」と思いながら
家づくりをしてしまうと、
家の見た目が悪くなるとともに、
家が汚れやすくなってしまいます。

トイレ、洗面、お風呂などの水回りが北面、
つまり家の正面に配置されやすくなるからです。

水回りが家の正面に配置されると、
窓がたくさん正面にできると同時に、
サイズや位置も不均一なため、
外観のバランスが崩れやすくなります。

また、水回りには換気扇も必要なので、
外観が崩れてしまいます。

そして、この窓や換気扇が、
外壁を汚す大きな原因となります。
窓や換気扇から伝う垂れジミや、
換気扇から出る黒ずんだ汚れが、
家の正面にその数だけできてしまうからです。

結果、見た目が美しくない家になってしまうだけではなく、
非常に汚れも目立ちやすく、
後悔が絶えない家になりやすいというわけです。

なので、北向きの土地で気を付けるべきことは、
「部屋を優先して日当たりの良い場所に配置しなければいけない」
という思い込みを持ったまま家づくりをしないということです。

安定した採光を確保するためには、
隣接する建物から十分な距離を確保する必要があるのですが、
北向きの土地の場合、
単純に部屋を南に配置するだけでは、十分な採光は確保できません。

また、光を阻害する建物がない方向に
窓をつくることによって採光を確保するにしても、
その方向が丸見えになるのだとしたら、
プライバシーの担保のためにカーテンをせざるを得ません。

この問題を解決するためには、
その部屋の役割と使い方をよく考えた上で、
どんな窓をどこに配置するべきなのかを
考えながら部屋の配置を決めなければいけません。

そして、それには
周りの家の位置関係が密接に関係してきます。

ということで、家を建てるときは
単純に動線や使い勝手だけではなく、
こういった視点も持ちながら、
土地選びと間取りづくりをしていただければと思います。

鍵を握るのはバランス感覚

「土地は南向きでいい形にした方が良い」
「家は2階建てにしてできるだけ広くしたほうが良い」

これらの考え方は、
多くの方の家づくりのベースとなっているのですが、
この2つを採用すると、家づくりにかかる総コストが
確実に高くなります。
土地と家にかかるコストがいずれも
割高になってしまうからです。

なので、個人的にはこの2つとは
真逆の道の家づくりを、
つまり、できるだけ予算を抑えながら
家を建てる方法を推奨しています。

必要かどうか再考してみる

年々、共働き世帯の数は増えていっていますが、
その結果、奥様は家事と育児と仕事に追われ、
ホッと一息つく間もないくらい
忙しい日々を過ごしているのではないでしょうか。

なので、現在は家事負担が減るような
家づくりが主流となっているし、
リビングダイニングが仕切りなく1つの空間となり、
対面キッチンになっているのも、
実は忙しい女性にとって優しいつくりなんです。

例えば、キッチンがダイニングやリビングの方に
向かっているということは、
ダイニングで勉強する子供の様子を見ながら、
食事の準備や片付けができるということですよね。

また、リビングで遊ぶ子供の様子を見ながら、
食事の準備や片付けもできますよね。

さらに、広々としたリビングで勉強したり、
遊んでる子供たちの様子を見ながら、
取り込んだ洗濯物を畳むこともできます。

つまり、現在では
スタンダードとなっている対面キッチンは、
忙しい現代人にとって「ながら作業」ができる
ベストな形ということですね。

そして、そう考えると
わざわざ洗濯物を畳んだり
アイロンがけをするためだけにつくる「家事室」は、
別段つくる必要もなさそうな気がしませんか?
わずか3帖という広さだとしても、
100万円前後のコストがかかってしまいます。

また、客間(和室)も
本当に必要かどうか考えるべきではないでしょうか。
というのも、そもそもの問題は、
使ってない時間の方が圧倒的に高いからです。

仮に親御さんが泊まることがあるとしても、
年に数回でしょうし、その時もわざわざ客間で
寝なくても、リビングに布団を敷いて寝るか、
おそらく寝室として使っていないであろう子供部屋に
布団を敷いて寝てもらえばいいですよね。

ということで、ざっと大体200万円ほどかかるこの部屋も
本当に必要なのかどうかを再考していただくと
いいのではないかと思っています。

最大と最小のどちらも考える

仮にあなたが子育て真最中だとしたら、
家族の人数が最大か、最大になろうとしている
タイミングで家を建てている状態です。
また、現在の暮らしが賃貸アパートだとしたら
リアルタイムで部屋と収納の少なさに
苦しめられている状態だと思います。

なので、保険的な意味合いも込めて
少しでも広い家を建てたいとお考えになるでしょう。

しかし、やがて子供たちは家を出て行き、
いつかは夫婦だけでそこで暮らすことになります。
つまり、やがて部屋は確実に余るということです。
なので、最大の時のことだけを考えて
家づくりを計画するのではなく、
いつか訪れる最小になるときのことも同時に考えながら、
家づくりを計画してもらえたらと思います。

家の価格も含め物価が上昇しつつある現在は、
こういった合理的な考え方を持っていただくことが
より大事なのではないでしょうか。

家と土地と固定概念と

家はたとえ同じ面積でも
形によって価格が異なります。
また、縦横のバランスによっても価格が異なります。

例えば、工事面積が120㎡の平屋を建てる場合でも、
縦12m×横10mの家と
縦15m×横8mの家と
縦20m×横6mの家とでは、
壁の施工面積が異なることから、
建築コストも違ってきます。

縦12mの場合、外周の長さは44mですが、
縦が15mになると外周の長さは46mになり、
縦が20mになると外周の長さは52mになるからです。


つまり、縦横の比率が崩れるほど
家のコストは高くなります。

なので、建築コストを抑えるためには、
縦横の比率を限りなく同じにできる土地を選べばいいのですが、
仮にあなたが建てたい家が、
12m×10mの平屋だとしたら、どんな土地を選べば良いのでしょうか?

必要な土地の広さの求め方

この場合、間口が10mの家を建てるとしたら、
駐車場に奥行き約5.5m
それ以外の建物の周囲に
それぞれ通路として1m確保したとして、
間口12m(通路1m+家10m+通路1m)
奥行き18.5m(通路1m+家12m+車5.5m)
必要となります。

つまり、12m×18.5m=222㎡(約67坪)の土地が
必要ということですね。

また、建物の間口を12mにした場合、
土地の間口が14mで奥行きが16.5mとなり、
231㎡(約70坪)の土地が必要ということになります。

なので、あなたが120㎡の平屋を
建てたいとお考えでしたら、
60~70坪くらいの広さで土地を探せば、
問題なく建てられるということになります。

土地の向きはどの方向が良いのか?

では、土地の向きはどの方向が良いのでしょうか?
南向き?あるいはそれ以外でもよいのか?というお話です。

先程、土地の面積を試算したときに、
車を置くところ以外の方向は全て
ほとんど敷地いっぱいに配置しました。

そうなると、車を置く方向が南であれば、
問題なく家の中に光を採り込めそうですが、
それ以外の方向の場合、
隣接して家が建っているとしたら、
家が暗くなってしまいそうな気がしませんか?

なので、みんな安定した日当たりを求めて
南向きの土地を選ぼうとします。

ですが、南向きの土地で
南面に採光のための大きな窓をつけてしまったら、
一体どうなるでしょうか?


家の中が丸見えになってしまうので、
確実にカーテンが開けられない家になってしいます。
結果、家の中は場所によって明るさにムラができるし、
南向きであるにもかかわらず、
朝から照明なしでは過ごせなくなってしまいます。

でも、南以外の方向を選んだ場合、
そもそも南の窓から光を採り込めなさそうなので、
そうなるよりはマシだと感じる方も少なくないと思います。

採光のカギは南の建物との距離

南向きの土地以外で
先程お伝えした平屋を建てる場合、
リビングを南に配置してしまうと、
確実に家の中に光が入ってこなくなります。

なので、この考え方で平屋を建てる場合、
リビングにたっぷりと光を入れるためには、
近隣の建物から十分離れたところに
中庭を設けながらリビングを配置するという手段を取ります。


この手段を取ることができれば、
土地の日当たりにこだわる必要がなくなり、
土地選びの自由度が格段に増します。

また、土地価格を抑えることができます。
日当たりが悪そうな土地は
そもそも価格が安めに設定されているし、
価格交渉もしやすくなるからです。

なので、こういった家の建て方があることも
ぜひ知っておいてもらえたらと思います。
これが、土地と建物と外構にかかるコストを
最大限に抑えながら
平屋を建てる最良の手段ではないでしょうか。

通り抜け動線の利点と難点

家づくりをするほとんどの方が、
玄関脇に大なり小なりの
土間収納(シューズクローゼット)をつくりますが、
そうするとやりたくなるのが、
土間収納から玄関ホールへと
通り抜ける動線づくりです。

家族が靴を脱ぎ履きする場所を
玄関と別にすることによって、
玄関をいつもスッキリさせておくためです。

しかし、一見便利そうに感じるこのアイデアも、
実は2つのイライラをつくりだす
原因になってしまうかもしれません。

まず1つ目が、
「靴を脱ぎ履きする場所が狭すぎて
朝の混雑時にイライラする問題」です。

せっかく家を建てたのに、
結局アパートで暮らしていた時と
状況が変わらないということですね。

土間収納には棚がある分、
どうしてもホールに上がる幅が
狭くなってしまいます。

ましてや、
この土間収納に冬のアウターを吊っているとしたら、
その袖のかさばりで、家族玄関が圧迫され、
狭く感じるのではないでしょうか。

また、子どもたちが中学生になれば、
雨の日はカッパを着て
自転車で学校に行くと思いますが、
そんな狭いスペースで
カッパを着たり脱いだりするのは、
子どもたちにとってもストレスになるかもしれません。

そして、2つ目が
「思ったより荷物が置けない」ということです。

というのも、
通り抜けしなければいけないということは、
そこに全く荷物が置けないからです。

つまり、通路を確保しなければいけない分、
必然的に収納量が減ってしまいます。

やがて家族の成長とともに
荷物はどんどん増えていくのですが、
そうなると、その棚だけでは
荷物が収納しきれなくなり、
いつの間にか来客用玄関で
靴の脱ぎ履きをするようになり、
家族用玄関は物置と化し、
通り抜けできなくなるということです。

通り抜け動線にする場合、壁がなくなり通路ができることによって、
収納が減ってしまいます。

収納量が変わらないのであれば、
通り抜けをやめて収納スペースを減らした方が
床面積が小さくなり、
その分家のコストが安くなるので、
その方がいいのではないかと思います。

もちろん、これは1つの意見であり、
これが絶対に正しいわけではありません。

通り抜け動線は動線が短くなるというメリットがある反面、
収納が減ってしまうというデメリットがあります。

なので、ご自身の荷物量と
実際の暮らしを想像してみて
考えていただければと思います。

「通り抜け動線の利点と難点」続きを読む

置き家具のすすめ

個人的には収納の中は壁面を最大に活用して、
できるだけ棚を設置すべきだと思っているのですが、
一方でリビングやダイニングキッチンには、
備え付けのテーブルなどを
できるだけ設置してほしくないと思っています。

理由は3つ。
1つは棚やカウンターをつくることで、
空間に凹凸ができてしまい、
妙にごちゃごちゃした家になってしまうことです。

2つ目は、備え付けのものより
デザインが洗練されてる家具の方が
圧倒的にオシャレなことです。

そして、最後の3つ目が、
固定してしまうと気分転換に模様替えもできないし、
インテリアを変えることによる
空間のイメチェンもできないということです。

なので、個人的には
キッチン前にをつくる食卓代わりのカウンターや、
ダイニング近辺につくるスタディカウンターや、
リビングにつくる固定のテレビボードなどを
基本的には推奨していません。

固定してしまうと間違いなく
後から困ったことになってしまいます。
いらなくなったからと簡単に壊せるものでもなければ、
どうしても邪魔だからと壊すことになった場合、
それなりにコスト手間がかかるわけですからね。

お気に入りを買うことのすすめ

テレビがブラウン管から薄型になったように、
またパソコンがデスクトップからノートになり、
あるいはタブレットやスマホで代替されているように、
製品は刻一刻と進化していってるがゆえ、
いっときの流行に合わせてつくった固定の棚は、
時の経過とともに使う必要がなくなり、
ただの物置へと化してしまいます。

利用用途がなくなった後も、
ずっと存在し続けている以上、
物置として使うしかない、からです。

また、ダイニングやリビングなどにつくった棚は、
パッと物が置けてしまうので、
わざわざ収納の中に片付けに行くよりも便利ですよね。

その点、置き家具なら、
いらなくなれば移動させればいいし、
インテリアを変えることもできます。

確かに、気に入ったデザインのものを買おうと思うと、
値段が高く一瞬怯んでしまうかもしれません。
ですが、個人的にはその費用を惜しまず
自分たちが納得のいく気に入ったデザインのものを
買ってもらいたいと思っています。

理由は簡単です。
気に入ったもの、そして少しばかり値段が高いものは、
ずっと愛着を持って大事に扱いたいと思う可能性が高いからです。

なので、家を建てるときには
✓固定のカウンターは極力つけないこと
✓気に入った家具が買えるように、
家具の予算を十分にとっておくこと

この2つに気を付けていただければと思います。

収納の活かし方と殺し方

平成30年の間で、
実は物価が10%ほど上がり
私たちが給料から天引きされている
社会保険などの費用も、
世帯平均で年間40万円ほど負担が上がったと言われています。

そして、平成30年間で
変わったことのもう1つが、
いろんなものが薄型になったことではないでしょうか。

その代表的なものがテレビであり、
パソコンや掃除機なども
どんどん場所をとらなくなっていますよね。

また、現在の家は昔と違って
収納をつくるのが当たり前なので、
タンスやドレッサーなども買う必要もなくなってきましたよね。

つまり、以前に比べて
プロダクトが薄型になったこと、
そして、収納を十分につくるのが
当たり前になったことから、
現在の家は、部屋自体を
以前のように大きくつくる必要性がなくなったのですが、
それにプラスして、
収納のつくり方もよく考えるべきではないでしょうか。

リビングには何がありますか?

いわゆる【押入れ】と呼ばれている
奥行きが深い収納は、
賃貸住宅では超ド定番の収納ですが、
この収納を使いにくいと感じたことはありませんか?

収納ボックスを置くに詰めて置けば、
手前の余ったスペースに
何かしら置いてしまうし、
そうなれば、奥のボックスの中に
何を入れてあるのか忘れてしまったり・・・


さらに、なぜか収納は

棚2枚がスタンダードなのですが、
実はこれもかなりもったいない収納のつくり方なんです!

空間に余白が生まれてしまうからです。
収納ボックスの上が空いているからって
そこに何かを置いたりしませんよね。

なので、収納をつくるときは
そのポテンシャルを最大に活かすように
奥行きや棚を考えるべきなんです。

細々としたものが多い
リビングダイニングやキッチンなどは
そうすべきだと思います。

ということで、
細々としたものが多い
リビングダイニングやキッチンの周りには、
奥行きが浅い収納が必要だ
ということを頭にいれながら、
間取りを考えていただければと思います。

そして、より収納を有効活用するためにも、
棚板の数をケチらないようにしてください。
棚板にはそれなりの費用がかかりますが、
ケチらず十分に棚をつくることができれば、
無駄に面積を増やさずとも
十分な収納を確保することができます。

電気代は生涯ローンという認識

脱炭素の流れが加速することによって、
今後、確実に電気料金は上がっていくと
言われています。

二酸化炭素の排出を下げるためには、
火力発電の比率を減らし、
再生可能エネルギーの比率を
増やさないといけないのですが、
そうなれば電気の製造コストが高くなってしまうからです。

そして、その上昇率たるや
毎年3%くらいだと言われているのですが、
この数字で計算してみると
何と24年後には電気料金が2倍になるという
恐ろしい結果が導き出されます。

私たちは、その煽りをもろに受けないためにも、
家を建てるときに、その防御策を企てておかないといけないのですが、
では 具体的にはどのようにすればいいのでしょうか?

断熱機能に優れた家にする

まず、やるべきことはコレです。
断熱を強化することで、
外気の影響を受けにくくし、
中の熱を逃がしにくくするということです。

とはいえ、これに関しては、
国も明確な指針を出しており、
今やどの住宅会社でも多少の差異はあるものの、
必須で取り組んでいることなので、
これに関してはサラッと流して
次のことをお伝えしていきますね。

家をコンパクトにする


断熱機能に優れた家にした上で、
同時にやるべきことがこれです。
つまり、いらない場所を削ることで面積を最小化し、
結果、体積を最小化するということです。

体積が小さくなれば、
その分さらに冷暖房効果が高くなり、
結果、部屋ごとにできる温度差を
最小化しやすくなるからです。

中でも高断熱化された家に
もっとも不必要な場所が
【廊下】ではないでしょうか。
廊下があるとそこが断熱層となり、
空気の循環を止めてしまうからです。

この他、部屋数や部屋の広さなども
よく考えてつくることが大切です。
自分たちがそうしたように、
子どもたちもやがて家を出て行くわけですからね。

ということで、
そんな合理的なことを考えつつ
頑張って面積を削っていただくと、
さらに無駄な電気料金を防ぎやすいのではないか
と思っています。

太陽光発電をつける

そして、高騰する電気料金を防御する
3つ目の対策がこれです、
理由は、先程の2つの対策は、
あくまで冷暖房コストを抑えることしかできないため、
それだけでは不十分だからです。

実は、冷暖房が全電気の中で占める割合は、
わずか約28%しかないというデータが
国から発表されています。

冷暖房を1年中ずっと
使っているわけではないので、
当たり前と言えば当たり前なんですけどね。

では、電気代は
何にかかっているのかというと、
冷暖房と同じくらいの比率で
かかっているのが【給湯器】で、
冷暖房や給湯器以上にかかっているのが、
【家電製品】です。
【給湯器】も【家電製品】も1年中使っています。

なので、電気料金を抑えるためには、
これらの電気を買わないように
しなければいけないということです。

そして、それらができる唯一の手段が
太陽光パネルを設置するということですね。

また、エコキュートの炊き出しも深夜にするのではなく
昼間にするといった感じです。

ちなみに、蓄電池を一緒に買えば、
夜の電気も買わなくてよくなるのですが、
蓄電池に関しては
出立ちの太陽光パネルまだまだお高いので、
もっと値段がこなれてくるまでは、
といったところでしょうか。

結論

これが個人的に考えている
電気料金という、死ぬまでかかり続ける
厄介なランニングコストを
最小限に抑えるための工夫です。

もちろん、もしかしたら
電気料金が上がっていくどころか
下がっていくかもしれないし、
思った以上に上がらないかもしれません。

つまり、絶対にこうなる!と言い切れるわけではありません。

また、太陽光パネルに関しては、
否定的な意見があるのも事実で、
もしかしたらそっちの方が
正しいのかもしれません。

なので、あくまであなた自身で
社会ニュースや経済ニュースを見た上で、
この提案を受け入れるかどうかを
ご判断いただければと思います。

暮らしを差別化する家づくり

「家」はそれそのモノが収益を生まないし、
とてつも長い期間
ずっとその返済に縛られることから、
「絶対に建てない方がいい」と
お考えになる方もいらっしゃると思います。

しかし、個人的には
できることならみんな家を建てた方がいいと考えています。

理由は2つ。
1つは家を建てた時点で、
家族への保証が手厚くなるから。
2つ目は家を建てることによって、
暮らしの基盤が違うからです。

ではこの2つのを
もう少し掘り下げてご説明します。
1つ目の話は、
少しシュールな話になりますが、
大切な話なのでこのままお付き合いください。

「家族への保証が手厚くなる」とは?


家を建てるとき、
大半の方が住宅ローンを組みますが、
住宅ローン金利の中には
団体信用生命保険という生命保険の掛け金も含まれています。

なので、ローンの債務者に
もしものことが起こった場合、
その保険が実行されて住宅ローン残金は0円になります。

そうなると、毎月の返済がゼロになるのですが、
とはいえ、もしものことがあれば
当然、収入も丸々減るわけなので、
あまり役にたたないのでは?と思ってしまうかもしれません。

しかし、債務者にもしものことが起これば、
収入と同時に出費もその分なくなります。
車の維持費とか生活費全般です。

つまり、住宅ローンも含めると、
かなりの出費が軽減できるというわけですね。

また、これに加えて、
未亡人となったあなたには
遺族年金が国から支給されるし、
小さいお子様がいるとしたら、
更に上乗せの年金が支給されます。

そうなると、
実は経済的には今までとそう変わらず
暮らしていくことができます。

もちろん、ずっと家族一緒に居られるのが一番ですし、
どんどん長寿化しつつある現在は、
こんな可能性は限りなくゼロに近いと思いますが、
とはいえ、ゼロ%ではないので、
一応知っておくことが大事かと思います。

「暮らしの基盤が整う」とは?

こちらに関しては言わずもがなですが、
第一に自らの資産である持ち家で暮らすのと、
他人の資産であるアパートで暮らすのとでは、
気持ちの持ちようが違うと思います。

そして、ご夫婦ともに
資産とともに家族を守っていくために
仕事を頑張る活力になるでしょうし、
たっぷりと思いを込めて
つくった理想の住まいだからこそ、
愛情をこめて使うようになるでしょう。
子どもたちには、実家をつくってあげられます。

子どもたちも、自分だけの部屋があることを喜ぶでしょうし、
心おきなく遊べる庭があることを喜ぶでしょう。

アパートの時のように、
音や隣近所に頭を悩ますことも無ければ、
気を使いながら暮らす必要がなく、
のびのびと暮らしていただけます。

そんなこんなで個人的には、
家を持った方がいいと思っているのですが、
私が考える問題点はその持ち方です。

つまり、持った方がいいとはいえ、
そこにかける予算をもっと注意深く考えるべきだ、ということです。

将来に大きな差を生む予算設定


例えば35年ローンを組んだとして、
毎月の返済が10万円の人と、
毎月の返済が7万円の人では、
家にかける総支払額が
3万円×35年×12ヶ月=1260万円違ってきます。

しかし、これに加えてその3万円を年利3%で
35年間ずっと運用していったとしたら?

1年目:360,000円×3%=370,800円
2年目:(370,800円+360,000円)×3%
=752,724円
3年目:(752,724円+360,000円)×3%
=1,146,106円
4年目:(1,146,106円+360,000円)×3%
=1,551,289円
5年目:(1,551,289円+360,000円)×3%
=1,968,628円

ー以下、割愛ー

35年目=22,429,340円となり、
さらに1000万円弱、
手元に残るお金が違ってくることになります。
これがいわゆる複利によるマジックです。

なので、個人的には
家にかける費用をできるだけ減らし、
リスクを恐れずその余剰金で
資産運用していってほしいと思っています。

これは、先行きが見通せない
これからの時代には
問答無用で必要な考え方だと思います。

なので、
家は絶対に建てるべきだと思いますが、
それと同時に不透明な将来にも
備えていっていただきたいので、
まずは運用に回すお金を少しでも多くつくるために、
家づくりにかけるコストを夫婦で
よく話合っていただければと思います。

あなたの資産や家族は、
あなたの知識とチカラで
しっかり守っていってください!

設計図の盲点

最近は3Dで立体画像を見ていただきながら
プランの説明をしているので、
家のイメージがつかみやすくなったと思います。

外観についても、360度回転しながら見ることができるし、
内観も、まるでそこに居るかのよな状態で
見ることができるし、
光の入り具合も、月ごと、そして時間ごとに見ていただけます。

こんにちは!
小笠原です。

現在家を建てている方は家が仕上がった時、
「なんか思っていたのと違う・・・」
という状況に遭遇することが
ほとんどなくなったと思いますが、
とはいえ、この立体画像にも盲点があるので、
今回はその点についてお伝えしていきたいと思います。

表示されない部材がある

実は、立体画像には実際あるものなのに
表示されない部材がいくつかあります。
(設計図の立面図にも表示されません)

・エアコンの室外機
・エアコンの配管
・水回りの換気扇
・給湯器
・雨樋
などです。

なので、立体画像を見るときには、
これらが一体どこに配置されるのか想像しながら、
注意深く外観を見なければいけません。

例えば、北向きの土地の場合、
一般的に水回りを北に並べて
配置することが多いのですが、
そうなれば、玄関と同じ面にたくさんの窓とともに、
たくさん換気扇があらわれます。

そして、そうなると
窓から垂れジミとともに、
換気扇からの黒い汚れが
正面の壁に付着することになります。

北面は太陽の日が当たらないため、
汚れやすいだけではなく
汚れも分解されにくいです。

また、水回りを北に配置すれば、
その近くに給湯器を置くことになるので、
家の正面に給湯器が出てきてしまう
なんてことも珍しくありません。

これらの結果、余分な部材によって
不細工な仕上がりになってしまうとともに、
家が汚れやすくなることで
よりいっそう不細工になりやすく、
メンテナンスに余分なコストが
かかりやすくなります。

次に南向きの土地の場合、
日当たりの恩恵を最大限享受するために、
玄関と共に、リビングやダイニング、
そしてキッチンまで全て南向きで
間取りをつくっているおうちがたくさんありますが、
この場合、まず玄関のすぐ横に、
リビングの室外機があらわれてくることになります。

また、この場合、 
キッチン脇に勝手口をつくった方が
ゴミ出しが便利なので、
必然的にキッチン脇にドアがつき、
そうなれば外には勝手口の下り段ができることになります。

そして、そこには壁付けの照明と、
雨をしのぐための庇がつga
くことになり、
また、ゴミやゴミ箱が並べられることになるので、
正面の景観悪くなると同時に、
それらの正面の壁を汚す原因となります。

設計図を見るときの注意点

間取りはとても大切ですが、
かといって間取りばかりに夢中になって
外観を厳かにしてしまうと、
このような残念な結果になってしまいます。

そして、これらに
後から気づくのですが、
気づいた時には「時すでに遅し」です。

なので、提案してもらっている設計図を見るときは、
エアコンや換気扇がどこにつくのか、
雨樋がどのようにつくのかまで
意識しながら見るようにしてみてください。

また、それと同時に
部屋の窓から外がどのように見えるかと、
外から部屋の中がどのように見えるかを
想像しながら見るようにしてみてください。

単純に障害物がないからと
大きな窓をつくっても、
そこが外から丸見えになってしまうのでは、
結局カーテンが開けられなくなり、
せっかくの光を殺してしまうことになるからです。

想像力が必要となるので、
難しいと感じるかもしれませんが、
これらのことは動線や使い勝手に
匹敵するくらいとても大切なことです。

なので、今回の内容を頭に入れていただきつつ、
間取りばかりに夢中になりすぎず、
もっと家全体を見ながら
家づくりをしていただけたらと思います。

大きさの固定概念

一般的には35~40坪くらいが
家の適切な大きさとして認知されています。
そして、実際それぐらいの大きさのおうちが
たくさん建っているので、自分自身も
それくらいの大きさの家を
建てようとお考えになると思います。

現在住んでいる賃貸は、
収納は少ないし、部屋数も少ないしで
荷物が納まらなくて
うんざりしていませんか?

せっかく家を建てるのなら、
部屋や収納に困らない家にしたいと
思うのが普通ですもんね。

こんにちは!
松岡です。

とはいえ、実際のところは
そこまで面積はいらなかったりします。

ということで今回は、
その理由を家の大きさを分解しながら
お伝えしていきたいと思います。

36坪の間取りとは?

現在建てられているおうちの多くは、
1階と2階の大きさがほぼほぼ等しい2階建てのおうちです。

そうなると、このおうちの1階と2階は
それぞれ18坪ずつということになり、
これを帖数に換算すると
36帖ずつということになります。

(36帖の1階を分解)
・玄関&ホール:2帖
・玄関土間収納:3帖
・LDK:16帖
・和室:6帖
・収納:1帖
・洗面脱衣:3帖
・トイレ:1帖
・風呂:2帖
・階段:2帖(うち1帖階段下収納)
*リビング階段を前提

(36帖の2階を分解)
・階段:2帖
・廊下:3帖
・トイレ:1帖
・寝室:10帖
・ウォークインクローゼット:3帖
・子供部屋:6帖×2室
・クローゼット:1帖×2室
・書斎or納戸:3帖


一般的にはこういった感じになるかと思います。
では、ここからちょっと突っ込んで
考えていってみたいと思います。

平屋が高くない理由

仮にあなたが家を建てる土地が
55坪以上あるとしたら、
そこには平屋を建てることができます。

そして、平屋を建てるとしたら、
先程からいらなくなるものが出てきますよね?

階段・2階のトイレ・2階の廊下です。
そうなると8帖分家が小さくなります。

また、全ての部屋と収納が
1階にある平屋の場合、
和室も必要なくなります。
自分たちの部屋をフル活用できるため、
わざわざ余分な部屋をつくる必要がなくなるからです。

子どもたちのものは子ども部屋に片づければいいし、
自分たちのものも寝室に片づければいいし、
そうなればLDKをいつもきれい状態で保ちやすく、
来客をLDKに招くことができるからです。


ということで、
和室の6畳も省くとすると、
合計で14帖(7坪)省くことができます。

つまり、2階建てという選択肢ではなく、
平屋という選択肢にしてみただけで、
家の大きさは36坪から29坪まで縮んだということですね。

もちろん、なにかに不自由することも無ければ、
むしろ使い勝手が格段によくなったうえで、です。
全ての部屋と収納が同じフロアにあることによって、です。

となると、
実は建築コストも安く納まりやすくなります。
仮に36坪の2建てが
坪60万円で建てられるとしたら、
建築費は2160万円になりますが、
これが平屋となることによって、
坪単価が10万円上がったとしても、
建築費用は2030万円になるわけですからね。

そんなこんなで結論

一般的には、
35~40坪くらいの家を建てることが
当たり前となっていますが、
建てる家を「平屋」にすれば、
ざっと計算しただけでも、
7坪くらい小さくなりますし、
もっと突き詰めて考えていけば、
さらに3~5坪くらい小さくしても全然問題なかったりします。

そして、そうなると
更に建築コストを抑えることができます。

なので、居住性という観点でも、
そして経済性という観点でも、
これからの暮らしの質を高めたいとお考えであれば、
家の大きさの固定概念に縛られることなく
家づくりをしていただければと思います。

家づくり予算の合理的圧縮方法

家は持った方がいいと思うものの、
そこにかけるコストは
よく考える必要があります。

理由は、目下の暮らしに
ゆとりを持たせるためではなく、
不透明な将来に向けて
十分な準備をしていくためです。

前々回リアルな数字を当てはめて
お伝えしたように、
家づくりへのお金の掛け方次第で、
老後資金が2000万円以上
変わってくるかもしれませんからね。

なので、今回は家づくり予算の
合理的な圧縮方法について
ダイジェスト的にお伝えしていきたいと思います。

それぞれの具体的なやり方については、
また別の記事でお伝えするつもりなので、
まずは大枠を掴んでもらえたらと思います。


家づくり予算を圧縮する方法は
大きく分けて4つあり、
この4つを全て実践しなければいけません。

家をコンパクトにする


これは最も基本的なことです。
家のコストは面積に比例するし、
そもそも家のコストをカットしないことには、
予算圧縮なんて無理かなと思います。

とはいえ、これの難しいところは、
面積カットのやり方を間違えると、
狭苦しくて、住みにくい家になってしまうところです。

なので、面積カットを実現するためには、
いらないものだけを抽出し、
省くようにしないといけないのですが、
実はこれさえできれば、
実はあなたが考えているよりも
10坪近い小さい面積で、十分暮らしやすい家を建てることができます。

土地もミニマムにする

2つ目の理由がこれです。
理由は2つ。
そもそも土地が広いと、
その分土地代が高くなってしまうからです。

そして、もう1つの理由が、
土地が無駄に広いとその分余白ができてしまうからです。

つまり、外構工事が必要以上に高くなってしまうからです。

また、土地が広くなると、
外構工事というイニシャルコストとともに、
固定資産税という生涯必要なランニングコストも
高くなってしまいます。

つまり、これは老後資産を
さらに圧迫する原因となってしまいます。

敷地に余白をつくりすぎない

3つ目は、2つ目と若干似ていますが、
少し意味合いが違うので、
別々に記載することにしました。

先程はそもそも土地を広く買い過ぎない
という意味合いでしたが、
これは土地をミニマムにした上で、
更に余白を最小限にするという意味合いです。

簡単に例を挙げるとすれば、
平屋が十分に建てられるにもかかわらず、
わざわざ2階建てを建てないといった感じでしょうか。

2階建てより平屋の方が住みやすいし、
敷地に余白がなくなれば、
その分、庭の維持管理も楽になるし、
何より外構工事費用を
圧縮することができます。

そんなこんなで、
敷地を有効活用することは
予算面においても、
とても大事だということですね。

土地の向きにこだわらない

そして、最後がこれです。
みんな南向きの土地に固執しますが、
南向きも100%の土地ではありません。

理由は、南向きの土地に建っている
家をご覧いただくと一目瞭然です。

カーテンがずっと閉まっているし、
間取りもすぐ分かるし洗濯物は丸見えだし、
という感じではありませんか?

つまり、防犯、プライバシー、デザイン、
この3つ全てが悪くなりやすいのが
この南向きの土地なんです。

そして、この3つを少しでも良くするために、
外構工事により多くのお金をかけざるを得なくなってしまいます。

つまり、土地の選び方によって、
土地代だけではなく、外構代も変わってくるということです。

これまでお伝えしてきたように、
家づくり予算を合理的に圧縮するためには、
単純に家を安くするだけではだめで、
土地、外構費用も同時に安くしないといけません。

そして、そのためには、
まずは自分にとって適切な家の広さと
その概算予算を知らなければいけません。

それが分かれば、
それに必要な土地の広さが分かるし、
そうなれば自ずと、
土地にかけるべき予算も明確になります。

なので、家づくりをするときには
まずはそれを知ることから始めてください。

2階建てと子ども部屋

「家」と聞くとまず頭に浮かんでくるのが
「2階建て」というキーワードですが、
そうなれば必然的に2階につくられるのが
「子供部屋」です。

ですが、自分自身の経験も踏まえて
この当たり前は、
建てる前に本当にそれでいいのかを
よく考えるべきだと感じています。

今回は、2階に子ども部屋をつくった場合、
これからの暮らしがどうなりそうなのか、
一緒に考えていきたいと思います。

こんにちは!
竹上です。

では、たいていの方が
お子様が小さいうちに家を建てられると思うので、
✓子供が小さいうち
✓子供が思春期になった時
✓子供が出て行った後
✓自分たちが歳をとった時

この4つのステージに分けて考えていきたいと思います。

子供が小さいうち

子ども部屋を2階につくった場合、
小さな子どもたちはほぼ確実に
自分の部屋を使うことはありません。
小さなこどもたちは、
絶対にお母さんの近くで遊ぶからです。

そして、子どもたちのおもちゃや絵本が
いつもリビングに散乱することになり、
片付いていない生活感に溢れた家になってしまいます。
持ってくるにしても、片づけるにしても、
階段を上り下りするのは面倒ですよね。

子供が思春期になった場合

思春期になると、
子どもたちはやっと自分たちの部屋を
フル活用しだします。

そして、友達や恋人と電話したりするとき、
親と適度な距離がとれる
2階のプライベートルームは
子どもにとって最高の空間になります。

つまりこの時期を中心に考えるなら、
子ども部屋は2階の方が
良さそうな気がするということですね。

子供が出て行った後

子どもたちがいつ家を出て行くかなんて
全くわかりません。
高校卒業と同時に出て行く子もいれば、
大学卒業まで居る子もいるし、
もしかしたら結婚するまで居る子もいると思います。

ですが、子どもたちは
いつかは出て行くものだとしたうえで
間取りは考えるべきだと思います。

つまり、子どもたちが出て行った後、
今よりも歳をとった自分たちがいかにその部屋が
使いやすいか考えておくべきだということです。
"家を建てる前に"です。

そして、その部屋を収納として
使う可能性が高そうな気がするなら、
2階と1階ではどちらの方が使いやすいのでしょうか。

自分たちが歳をとった時

自分たちがさらに歳をとり、
老後生活を送っているとしたら
寝室は2階と1階ではどちらが使いやすいでしょうか。

洗濯物をわざわざ2階に持って行ったり、
わざわざ2階まで服を着替えに行くよりも、
1階で全て事が足りた方がいいのではないでしょうか。

そうなると、1階を充実させておいた方が
良さそうな気がしますよね。

とはいえ、それに備えて和室か洋室を
もう1室余分に1階につくろうとしたら、
200万円くらい建築コストが上がってしまうので、
やがて使わなくなる子ども部屋を
将来上手く活用する事を
考えておくのも1つの手ですよね。

いかがだったでしょうか?

2階建ての家と
子ども部屋を2階につくることは、
現在の家づくりの当たり前となっていますが、
本当にそれが正解なのか
少し考えてみていただけないでしょうか?

ということで、家を建てるときは実際の暮らしをよく考え、
また、先のことまで想像を巡らせ、
合理的に間取りを考えていただければと思います。

これが無駄なコストカットしながら、
部見やすい家をつくる最善の思考です!!


家づくりの前提を見直す

家づくりをしていると、
知らない間に常識や当たり前が
たくさんアンカリングされていきます。

その代表的なこととして、
「部屋は南につくり、
部屋じゃないところは北につくる」

という常識がありますが、
ではこのルールに則って間取りを考えると、
一体どんな家になるのでしょうか?

こんにちは!
小笠原です。

ということで、
土地の向きごとにどんな家になるのか
それぞれ考えてみます。

土地が北向きの場合

土地が北向きの場合
家の正面が北になりますが、
部屋以外を北につくると
家の正面が不細工になってしまいます。

理由は水回りが北にあることによって、
窓と換気扇が北面のたくさんできてしまうこと、
また、階段が北にあることによって
中途半端な位置に窓が出来てしまうことです。

しかも、外壁の汚れは
窓や換気扇を原因として発生するうえ、
直射日光が当たらない北面は
さらに汚くなりやすいので、
経年と共により不細工になっていってしまいます。
外壁の塗り替えの周期も早まりかねないです。

土地が南向きの場合

土地が南向きの場合、
家の正面には大きな窓がたくさんできます。
全ての部屋が南に配置されるからです。

結果、間取りが全部わかってしまいます。
また家の中も外から丸見えになってしまいます。
さらに台風の時に1番強烈に風が当たることになります。

なので、これらの問題を解決するために
外構工事(庭)により多くのお金をかけることになり、
大きな窓にカーテンが必要となり、
大きな窓にシャッターが必要になります。

要するに、悪い防犯性とプライバシー性、
そして低い安全性をカバーするために
余計なコストをかけざるを得なくなってしまうということです。

土地が東・西向の場合

土地が東向きと西向きの場合、
南に部屋を配置しても正面である道路から
部屋の中が丸見えになりにくいし、
水回りや階段が北にくれば、
見た目も悪くなりにくかったりします。

しかし、これらの土地の場合、
土地の間口が広くないと
せっかく南に大きな窓をつくっても、
そこにほとんど光が入ってこない、
という最悪の減少が起こります。
(これは北向きの土地も同じですね)

また、それに加えて
リビングから見える景色が家の裏側(北側)なので、
外構工事によってこの問題を解決しておかないと、
最悪の景観の中で暮らし続けないといけなくなってしまいます。
(これも北向きの土地も同じです)

これらの問題の解決策

このように、常識を前提に間取りを考えてしまうと、
どんな土地でも暮らしていく上で
なんらかの問題を抱えることになるし、
この前提ありきではこれらの問題に対する
いい解決策はありません。

では、どのようにすれば
これらの問題は解決できるのか?

その答えは簡単で、
「この前提を頭から消し去ること」です。
要するに「部屋は南で部屋以外は北」
という概念を取っ払えばいいんですよね。

そうすると自ずと解決策は出てきます。
北向きの土地であれば、
北に水回りや階段を配置しなければいいだけの話だし、
南向きの土地であれば、
南に全部の部屋をつくらなければいいだけの話です。

例えば、階段というスペースは、
吹き抜けになっていることから
とても光が採り入れやすいのですが、
仮に南にくっついて家が建っていて、
十分な光がリビングに採れそうにないのであれば、
あえて階段を南につくり
吹き抜けとなっている高い位置から
光を入れてやるようにすれば、
それだけで自ずとリビングは明るくなります。

なのに、階段は南につくるものではないという考えに
固執してしまえば、
その解決策を自ら潰してしまうことになります。

また、あなたが洗濯物を室内干しにするのであれば、
脱衣室を北ではなく、
南につっくった方がいいと思いませんか?

北では確実に日光があたらないし、
風通しも悪いのに対し、
南であれば日光もガンガン当たるし、
風通しもいいと思います。

なのに、そのスペースを
南につくるなんてもったいないという固定概念にこだわってしまうと、
また自らベストな解決策を
潰してしまうことになります。

ということで、土地に合わせた
ベストな間取りを完成させ、
そこで快適な暮らしをしていくために、
まずはこの代表的な固定概念を
頭から取っ払っていただけたらと思います。

これだけでも、より理想的な間取りが出来上がると思います。

お金を掛けずに暮らし続けるために必要な3つのコト

前回、お伝えしたように
家は絶対に持った方がいいものの、
できる限り予算を圧縮し、
その浮いた資金を
今後の資産形成に回さないといけません。

また、家の費用を見直すとともに、
家づくりと同じタイミングで
見直すべき支出が「生命保険」です。

前回お伝えしたように、
住宅ローン金利の中には
掛け捨ての生命保険が含まれており、
それだけでもしものことがあった時、
残された家族を守ることができるからです。

なので、家づくりをするときは、
現在加入している生命保険を一旦すべて見直し、
仮に住宅ローンを組むことによって
過剰保険になりそうな保険があれば、
解約することをおすすめします。

そして、その浮いた費用を家づくりに回すのではなく、
資産形成に回してください。

また、これは家と同じタイミングでは
難しいかもしれませんが、
資産形成にかける費用を
少しでも増やすためには
車にかけるコストも見直すべきです。

例えば、5年ローンで車を買うとして、
300万円の車と450万円の分割払いでは、
返済金額が毎月2.5万円違いますが、
仮にこの差額費用を資産運用に回すことができたら、
長期間の複利効果によって
お金が増えることになり、単純にその値段差だけの
違いではなくなってきます。


なので、私個人の意見としては
車にも必要以上にお金をかけるべきではないかなと思っています。

車も家同様に
それそのものが直接的にお金を生むものではないですからね。

とはいえ、
乗っていてテンションが上がらない車に
乗るのもどうかとも思うので、
そのあたりのバランスを考えながら
車を買っていただければと思います。

なにより大事なこと


そして、資産形成をしていただくために
何より大事なことは、
夫婦そろって働き続けていただくことです。

つまり、収入を少しでも増やすために
仕事・家事・育児を夫婦で協力し両立させてください、
ということです。

ご主人と共に、奥様も
ずっと働き続けることができれば、
夫婦それぞれのお財布から
資産形成のための資金を捻出できます。

また、将来もらえる年金を
少しでも多くすることができます。

結果、ゆとりを持って
老後を乗り切りやすくなります。
不安を感じることなく、
日々を過ごしていただきやすくなります。

将来に対する漠然とした
不安を消すためには、
少しでもお金にゆとりを持って
暮らしていくべきです。

また、人生の選択肢を少しでも増やすためにも、
お金はあるに越したことではありません。

なので、そのためには、
しっかりと働くことはもちろんのこと、
住宅ローン、車、保険といった
長期間固定されてしまう支出を
できるだけ抑えること、
そして、積極的に資産形成していくこと、
この3つを覚えておいていただければと思います。


今から取り組むべき2つのこと

ニッセイ基礎研究所の調査によると、
現在65歳である平均年収500万円(40年勤務)の夫と
妻がパートの世帯の年金額は、
月額21.6万円のようなのですが、
これが現在40歳の方となると
約20%ダウンの17.2万円となり、
現在30歳の方となるとさらに約20%ダウンの13.1万円になるとのことです。

これに対し、リタイアした後の夫婦の最低生活費は
約22.5万円だと言われているので、
これまで通りの価値観で年金を考えていると、
これからは年金だけでは暮らしていくことさえもできない社会になるようです。

こんにちは!
松岡です。

どうやら私たちには
相当厳しい未来が待ち受けているようなのですが、
今のうちからコツコツ準備していけばなんとかなりそうなので、
今回はこのことについてお伝えいきたいと思います。

年金の支給を遅らせる

まずこの年金支給額は、
そもそも65歳から受け取ることが
前提となっているのですが、
実は年金支給時期は早めることもできれば
逆に遅らせることもできます。

早めようと思えば、
60歳から受け取ることができるし、
遅らせようと思えば、
75歳まで遅らせることができるという感じですね。

そして、早めればその分支給額が割安になるし、
遅くすればその分支給額が割高になるのですが、
もちろん私たちは減額される年金を
少しでも増えすために遅らせるしか方法はなく、
かつ、できれば年金額が1.84倍になる75歳から
受け取った方がいいと思います。
(1ヶ月遅らせるごとに0.7%支給が増えるので、
120ヵ月遅らせると0.7%×120回=84%という計算です)


計算すると、
17.2万円×1.84=31.64万円(40歳の方)
13.1万円×1.84=24.104万円(30歳の方)
となり、75歳以降は年金だけで、
なんとか暮らしていけそうですよね。


とはいえ、これを前提とすると、
私たちは75歳までずっと
問答無用働き続けないといけないわけなので、
そのためには、自分への投資を
今のうちからしていかないといけません。

ずっと収入を得るための備え

では、具体的にどのように考え、
どのように行動していくべきなのか、考えてみましょう。

まず考えるべきは、
そもそも現在勤めている会社が
ずっと存在するのかということです。

その可能性が高く、
また、歳をとってもずっと
そこで在籍していられそうだとしたら、
働きつつ新たなスキルを
身につける必要はなさそうですよね。

しかしその可能性低そうだとしたら?
あるいは、その仕事をずっと
やり続けられなそうだとしたら?
あるいは、その会社でずっと雇ってくれなそうだとしたら?

今のうちから自分なりのスキルを
身につけていかないといけません。

死角を取得する、教材や本を購入し独自なことを学ぶ、
人脈を広げるなど様々な手段によってです。
それなりのコスト(投資額)が必要となります。

また、それなりの収入を維持するためには、
高いパフォーマンスで働き続けることが前提になると思いますが、
そのためには健康で居続けなければいけません。

そしてそのためには
今のうちから食事に気を付けたり
運動江尾したりする必要があり、
もちろんこれにもそれなりのコスト(投資額)が必要となります。

ゆとり資金への備え

さらに、今のうちから
もう1つ取り組んでおくべきことが
老後に向けた貯蓄(投資)です。

というのも、
趣味を楽しむとか旅行に行くといった
余生を楽しもうと思えば、
最低生活委に上乗せして、
さらに10万円くらいは必要になるからです。

なので、仮にあなたが現在40歳で
95歳まで生きるとしたら、
老後20年のゆとり資金を働くことができる間に
貯めていかないといけないのですが、
子どもたちが卒業するまでは
貯蓄するゆとりを持てないはずなので、
実質は、子どもたちが巣立ってから
このお金をためていかないといけません。

現在の子供の年齢を7歳とし、
22歳で大学を卒業するとしたら、
働ける35年のうち
15年は子供への投資のために貯蓄をし、
残りの20年は老後のために
貯蓄をしていくというイメージですね。

10万円×20年×12ヶ月=2400万円
20年×12ヶ月=240回
2400万円÷240回=約10万円は、
子どもが巣立った後の20年間
最低でも毎月貯めていくべきだというわけですね。

結論

を、まとめようと思います。
あくまで個人的な意見ですが、
これからは友働きが必須であることは間違いなく、
お互い働き続けていくべきだと思います。

そして、子どもたちへの投資と老後のゆとり資金のために、
奥様の給料には
一切手をつけないようにすべきだと思います。

なので、これからあなたが家を建てるとしたら、
ご主人の所得の範囲で家づくりをすべきだと思います。
もちろん、建てた後の維持管理コストも含めて、です。

もしかしたら、これはかなりシビアに
将来も見積もり過ぎているのかもしれないですが、
楽観的に考えていて後から取り返しがつかなくなるよりは、
悲観的に考えておいて、
後からより一層ゆとりができた方が絶対に良いと思うので、
ぜひこの記事を頭の片隅に置いていただき、
無理のない予算で家づくりを行っていただければと思います。


窓のつくり方について考える

「最近のおうちは窓が小さいなー」
「最近のおうちは窓が少ないなー」
親御さんも交えて打ち合わせをしていると、
時折親御さんからこのように言われることがあります。

そして、続けざまに
「窓が小さいと家が暗くなるよ」という
意見が飛んでくるわけですが、
では、窓のサイズや数と家の明るさとの間には
一体どれくらい相関関係があるのでしょうか?

こんにちは!
竹上です。

と、その前になぜかここ最近のおうちは窓が小さく、
また少なくなっているのか?

その理由について簡単にお伝えしておきますね。

構造の安定のため


まず、1つ目の理由が構造の安定のためです。

窓がつくところは、耐震壁をつくることが
できなくなってしまいますからね。

ただし、高い耐震壁を持たせるためには、
ただ単純に壁を増やせばいいというわけでもなく、
いかにバランス良く壁をつくることができているのかも
合わせて大切なこととなります。

快適性を高めるため

続いての理由がこれです。

いくら以前に比べて窓の断熱性能が高くなったとはいえ、
壁に充填する断熱材よりも
断熱性能が高いわけではないですからね。

そして、断熱性能が高いおうちの方が、
冷暖房も効きやすく日々心地よく過ごせると同時に
温度差が生じにくいことから、
冷暖房器がより少ないパワーで働くことができるので、
結果、電気料金の節約にもつながります。

家を汚れにくくするため

続いての理由がこれです。
外壁を汚れさせる1番の原因は実は窓だからです。
窓の横から垂れじみがダラーっと
流れている光景をよく目にしませんか?

家の汚れが目立ちやすくなると、
必然的にメンテナンス周期が早まってしまうのですが、
そうなればランニングコストが割高になってしまうので、
よく目につく面は
窓のつくり方に気を付けるべきです。

より収納力を高めるため

最後がこの理由です。
なんの関係があるのか
いまいち意味が分かりませんよね?
でも大いに関係があります。

例えば、3帖という広さの収納の
長手方向の長さは2.6mあるのですが、
この壁面に6段分棚をつくれば、
そこには15.6m分の棚ができますよね?

しかし、換気がしたいからという理由で
この壁面に窓をつくってしまったら、
一体どうなるでしょうか?

その窓の前には何も置けなくなり、
その窓のサイズ分丸々収納が減ってしまう
ということになりますよね?

具体的に、窓のサイズを
横幅1.5m、高さ1mとすると、
1.5m幅×3段分=4.5m分、
つまり約30%分も収納が減ってしまうことになります。

比例しない窓の数と明るさ

そんなこんなで、
ちゃんとした意味を持って
ここ最近のおうちは窓が小さく、
また少なくなっているのですが、
そうなると大事なことが、
窓本来の役割を果たすことができる窓が
つくれているかどうかということです。

つまり、光を採り込み風邪を通せるかどうか、
ということです。

例えば、光が入ってくる方向に大きな窓をつくり、
この窓からたくさんの光を期待していたものの、
そこが外から丸見えだった場合、
そこにはカーテンをせざるを得なくなります。

そうなると、多かれ少なかれ
光を遮ってしまうことになります。
また、場合によってはレースにとどまらず、
遮光まで閉めざるを得なくなってしまうかもしれません。

こんな状態では、
窓の役割を果たしてないと言っても
過言ではありませんよね。

なので、家を建てるときは
周りから家がどう見えているのか
ということまで想像しながら、
間取りとにらめっこしてくださいね。

窓が多ければ多いほど明るいわけでもないし、
窓が大きければ大きいほど明るいわけもありませんが、
カーテンありきの窓つくってしまうと、
窓がより少なく、より小さくなった現在の家は
よりいっそう家の中が暗くなるので、
気を付けていただければと思います。

キッチンの生活感を薄めるアイデア

現在の住まいは対面式キッチンが一般ですが、
この場合対面式キッチンの前に壁を立ち上げて
手元を隠すように仕上げます。

また、その壁の天端には
キッチンから食卓へ料理の受け渡しがしやすいように、
お皿が置けるくらいの奥行きでカウンターをつくります。

と、これが現在の家のスタンダードなのですが、
この仕上げはいざ暮らしてみると
生活感を漂わせる大きな原因となります。

こんにちは!
小笠原です。

理由は簡単です。

そのカウンターの上に調味料や薬や手紙や
鍵や爪切りやハサミなど、
細々としたものをついつい置いてしまうからです。
(心当たりありませんか・・・?)

料理の中継をするにしても
使う時間なんてほんのわずかだし、
その高さが一番モノを置きやすいので
仕方ないんですけどね。

気づいてみたら、
結局カウンターキッチンを回り込みながら
料理を運んでいるって感じです。
キッチンカウンターの上に
無造作に置かれた物のせいで、
生活感が漂うことになってしまうというわけです。

また、キッチンカウンター同様に
リビング側から1番見えるのは、
キッチン背面に置く冷蔵庫や家電製品などですが、
冷蔵庫ってなんやかんやとペタペタ貼ってしまうし、
オーブンレンジやジャーの付近にも、
ついつい鰹節やパンなんかを
無造作にパッと置いたりしちゃいませんか?


つまりこのキッチンの仕上げ方は、
下手したら住み始め数か月もしないうちに
生活感溢れる家になってしまうかもしれないということです。

というより、角度を変えて考えてみたら
そうならざるを得ない間取りのつくり方を
しているのかもしれません。

この問題の解決策!


ここからは、
この生活感問題の問題策について
考えていきたいと思います。

まずキッチン前のカウンターですが、
単純に何も置けないように
してしまうというのはどうでしょうか?

こうすれば出来上がった料理を
そこに置けなくなりますが、
逆に言うとそこに何も置けなくなるので、
リビングやダイニング側から見たとき
キッチンがスッキリと見えます。

続いて、キッチン背面の冷蔵庫や家電に関してですが、
これらもリビングやダイニング側から
見えないようにしてしまうというのはどうでしょうか?

つまり、キッチンの背面に
大きな収納(パントリー・納戸)をつくり
その収納に全て隠してしまうということですね。

そうすれば冷蔵庫にペタペタ貼っても、
リビングやダイニングから一切見えないし、
家電の周りに無造作に色々なものを置いたとしても、
リビングやダイニング側から一切見えません。

とはいえ、
こうすると生活感は一気に薄れるものの
日常的に使いやすいのかという
疑問が湧いてくると思います。

でも、この場合、実は冷蔵庫に関して言うと、
ドアの方向が変わるだけで冷蔵庫の位置は変わりません。
なので、冷蔵庫に至っては一切使い勝手が悪くなりません。

他方、家電に至ってはすぐ後ろではなく
数歩移動しなくてはいけなくなるので、
これに関して賛否両論だと思います。

それが面倒でなければ隠してしまえばいいし、
それが面倒なら、よく使う家電だけは隠さず
後ろに置くようにすればいいという感じですね。

家電に関しては
使いやすさとの兼ね合いがあると思うので、
あくまで1つの考え方として
頭の隅っこに置いてもらえたらと思います。

死角ができるのも魅力!

そして、キッチン背面に収納をつくった場合、
リビングやダイニング側から
見えない場所に壁ができるのも
実は隠れた大きなメリットです。

冷蔵庫に色々貼らなくても、
その死角の壁にゴミの日程表や子どもの行事表、
お手紙などを貼ることができるし、
ホワイトボードや黒板といった
アイテムを掛けたりできるわけですからね。

見えない壁をうまく活用して、
絶対に出てしまう生活感を見えない場所に止めとく
というテクニックですね。

ということで、
難易度が高いキッチン周りの生活感を
可能なかぎり無くすためのこういったアイデアも
ぜひ覚えておいていただければと思います。


現実的な間取りづくり

寝る時間以外ずっと
家族みんなが過ごすリビングを、
いつもスッキリ生活感ゼロ状態で
保ち続けるのはほんと難しいことですよね。

でも、来客をもてなすのもここだし、
家具も含めて1番気合を入れて
コーディネートしているのもリビングだと思うので、
せっかく家を建てるのなら、
なるべくキレイが維持できるようにしたいですよね。

こんにちは!
松岡です。

そして、この問題を解決する鍵を握るのは、
「間取り」なのですが、
では、どうすればいいのか?
原因を1つ1つあぶり出しながら、
答えを見つけてみましょう!

生活感の原因①
子供のモノであふれかえる

子どもたちは、
お母さんの姿が見える場所で居ようとするので、
リビングかダイニングで大半の時間を過ごします。

そして、そこには子供たちが常時使うものが
溢れかえっていると思います。

おもちゃ・絵本・ゲームなどですね。
(ソファの上も占領するかもです)

なので、
リビングに子どもたちのおもちゃを入れる家具や、
絵本を置く本棚などを置くことによって、
少しでも片づけやすくしようとするのですが、
そもそも子供たちがいちいち使ったものを
きちんとそこに片づけてくれるかというと、
ほぼほぼ無理な話ではないでしょうか。

そして、あなたも
最初のうちは気合を入れて片づけて
生活感のない状態を維持しようとするのですが 、
いつの間にかそのいたちごっこに疲れてきて、
徐々に片づけり気力を失っていくことになる可能性が
かなり高いのではないかと思われます。
極めつけに学校に行き出したら、
ランドセルの定位置もリビングになるかと思います。

生活感の原因②
ソファーと椅子が物置と化す


そして、2つ目の原因がこれです。
いつも着る服を、いちいち自分の部屋のクローゼットまで持っていくのは、
誰でもめんどくさいですよね・・・

つまり、この話は子供たちに限ったことではなく、
大人にも言えるということですね。

解決策について考える

では、ここから解決策を考えていこうと思うのですが、
この2つの原因はさらに深堀りしてみると、
1に関しては「子供部屋をうまく使えてないこと」
2に関しては「リビングに必要な収納がないこと」
だと推測できますよね。

なので、解決策としては、
「子供たちが使いやすい場所に子ども部屋をつくること」
そして、「リビング周辺に必要な収納をつくること」
ということになります。

例えば、子供部屋を2階につくった場合、
小さな子どもたちはその部屋を使いやすいでしょうか?

他方、子ども部屋を1階につくると、
小さな子どもたちは2階にあるのに比べて
自分の部屋を随分と使いやすくなるのではないでしょうか?

そして、おもちゃも絵本もゲームも
自分の部屋に置いてもらってそこで遊ぶようにすれば、
散らかりっぱなしでもそう気にならないですよね。

また、同時に寝室も1階につくることができたら、
リビングと同じフロアに
すべての部屋と収納があることになるので、
衣類の片付けも面倒じゃなくなり
自分の部屋に片付けてもらいやすくなるのではないでしょうか?


子どもたちが自分の部屋を使いやすくなれば、
確実にリビングは散らかりにくくなるでしょうし、
余分なコストも浮くでしょう。

ということで、間取りを考えるときは
実際の日々の暮らしの姿を思い浮かべながら
考えてみていただければと思います。


家事動線を気にしなくていい家とは?

間取りを考える上で、
「家事動線の良さ」はとても重要なことです。

仕事に家事に、そして育児に忙しい
奥様の負担を和らげるためには、
絶対に欠かせない要素です。

しかし、この問題はある固定概念に縛られていたままだと、
実はどれだけ考えてもスッキリ解決できません。

こんにちは!
小笠原です。

例えば、洗濯機が1階にあるのに
干す場所が2階だとしたら、
これはスムーズな動線だとは言えません。
たとえキッチンと脱衣室を隣り合わせに
つくったとしても、です。

水気を含んだ思い洗濯物を持って
階段を上がるのはしんどいし、
ましてや何回にも分けて
持ち運びしなければいけないとしたら、
それだけで結構な労力ですからね。

そこで、この労力を少しでもカットするために
1階のキッチンか脱衣室に勝手口をつくり、
そこから出たところに干し場をつくるというアイデアを
多くの家が採用しているのが、
これはこれで洗濯物の取り込みが大変だという
壁にぶち当たります。

勝手口を通してリビングと外を
何回も行き来しないといけないですよね。

その上、勝手口から外に出て干すとなると
お隣さんやご近所さんと
鉢合わせをすることが多くなるため、
さすがにパジャマやノーメイクといった
油断した状態では出にくいですよね。

これも完璧な解決策とはならないということです。

では、2階に洗濯機を置くという
アイデアはどうでしょうか?

つまり面倒な階段の行き来をなくせるし、
干し場は近いし、片づけるのも近いし、
人目も気になりにくいというアイデアです。

この場合、洗濯機とともに
お風呂場も2階になると思いますが、
リビングダイニングキッチンと水回りが離れるのが
不便かどうかが争点となります。

あと、衣類をどこに収納するのかも
よく考えないといけませんよね。

いつも使うものや、いつも着るものは、
リビングの近くにないと不便だし、
この不便さの積み重ねこそが、
結果的にリビングにリビングの散らかりにつながりますよね。

では、それを解決するために、
水回りと共にリビングダイニングキッチンも
2階に上げてみましょう。
また、2階に衣類収納をつくってみましょう。

そうなると、ずいぶん生活がしやすそうになりますが、
この場合の問題は歳をとってからですね。
足腰が悪くなってしまったら、階段が苦痛になってしまいます。

もちろん、土地面積や立地上
そうせざるを得ない場合は、
そんなことも言っていられないですが 、
もし敷地にゆとりがあるとしたら、
これもあまり現実的な解決策ではなさそうですよね。

ある前提をなくしてみるだけ

ここまで、家事動線が良くなりそうな解決策を
いくつか考えてみたんですが、
これらにはある前提条件があることに
お気づきいただけたでしょうか?

そうです!
どれも家が2階建てであることが
前提条件なんですよね。

つまり2階建てである以上、
どんなに工夫してもどこかしら
家事動線に問題が発生するというわけですね。

では、平屋だと家事動線の問題は
完璧に解決するのでしょうか?

まず、平屋の場合、
洗濯機も干し場も取り込み場所も衣類の収納場所も
全て同じフロアになるので、
その移動はかなり楽になります。

しかし、干し場が勝手口から出た場所だとしたら、
先程と同様に取り込む作業には手間がかかるし、
お隣さんやご近所さんと鉢合わせしてしまいます。

なので、周りのおうちとの兼ね合いも考えつつ、
どこに干し場をつくるかをよく考える必要があります。

つまり、お隣さんやご近所さんから
見えない場所に干し場をつくるためには、
どうしたらいいかを考えなければいけないということです。

これさえできれば、
家事動線なんて気にしながら
家を建てる必要がなくなります。

平屋だとそもそも移動が水平だし、
その距離もほんのわずかだからです。

また、すべての部屋と同じフロアにあるので、
それぞれの部屋と収納をフル活用しやすいからです。

ということで、
「家事動線がいい家にしたい」とお考えであれば、
そもそも2階建てありきで家を考えないようにしてしてください。

とはいえ平屋の場合は、
プライバシーが担保されてないと、
2階建て以上に居心地が悪くなっちゃうかもしれないので、
あくまでその点のは要注意です!!


住宅ローン金利の考え方と対処法

家を建てることによって、
余分に出ていってしまうお金と逆に入ってくるお金があります。

出て行くお金とは住宅ローン金利のことで、
入ってくるお金とは住宅ローン控除によって
返ってくる所得税・住民税のことです。
(この他、補助金や給付金などもある場合があります)

このことは家を建てようと思っている方なら
知っている方が多いとは思いますが、
とはいえ、さすがにこれらがどれくらいなのかまで
把握している方は少ないのではないでしょうか?

こんにちは!
松岡です。

では、今回は例を挙げて
その金額を具体的に出してみた上で
住宅ローンをどのように考えるべきかについて
お伝えしていきます。

年収を500万円、住宅ローン借入れを300万円、
借入れ金利を1%、返済期間を35年と仮定した上で、
計算してみます。

まず入ってくるお金である
「住宅ローン控除」からですが
この方の場合13年分を全て合計すると
約273万円となります。

均して考えてみると、
13年間ずっと毎月17,500円くらいお金が
返ってきます。

では、今度は家を建てることによって
出ていってしまうお金である
「住宅ローン金利」ですが、
途中、繰上げ返済をせず、返済が遅れることも滞ることもなく
返していったとすると、
送支払金利の合計は567.8万円となります。

(※注意:途中で返済事故があった場合、
優遇金利がなくなってしまい、金利とともに
返済金額がアップしてしまうので、
その点も知っておいてくださいね!)

この金利を高いと感じたでしょうか?

あるいは思ったより高くないと感じたでしょうか?

高くてもったいないと感じた方は、
できるだけ自己資金を入れて圧縮すればいいし、
ガンガン繰り上げ返済をして、
圧縮していけばいいかと思います。

そしたら、もしかしたら
家を建てることによって
返ってくるお金よりも少ない金利で
家を建てられるかもしれません。

ただ、個人的な意見としては、
貯金にゆとりがあって
銀行の口座の中にそのお金を置きっぱなしにしておくくらいなら、
その貯金を頭金として入れて
借入れを減らすのも1つの手ですが、
1%の金利の借り入れを減らすよりも、
年利で6~7%ずつ増え続けるであろう積立投資にその資金を
回した方がいいかなと思っています。

そして、そう考えるなら
繰り上げ返済に関しても
一切する必要がないかなと思っています。

理由は、その資金を利息の圧縮に使うよりも
積立投資に回した方がよりお金が増えるから、
そして住宅ローン金利の中には、
もしものことがあった時のための
生命保険が組み込まれるからです。
つまり、早く返済するということは、
せっかくの生命保険を放棄してしまうということもあるからですね。

いくら昔に比べて長生きするようになったとはいえ、
人生何が起こるか分からないですからね。

というわけで結論としては、
①超低金利なので自己資金があっても
金利圧縮のために入れず積立投資に回すこと
②住宅ローン借入れだけで家づくりをすることになるので
返済負担を上げないために家づくりにお金をかけすぎない事
③超低金利なので固定金利の住宅ローンを選ぶこと
④積立投資でお金が増えたとしても繰り上げ返済はしないこと

これがベストな家づくりの資金計画ではないでしょうか。

現金と資産と三大固定費と

銀行の普通預金金利がいくらで、
定期預金金利がいくらなのかまで知っている人は少なくても、
銀行にお金を預けていても増えないということは、
知っている人が多い事実だと思います。

しかし、その事実を頭ではわかっていても、
それ以外の貯蓄方法を知らないか、
あるいは知っていてもなかなか一歩踏み出せないという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

こんにちは!
竹上です。

日本人は金融機関における金融投資の割合が
世界的に見てものすごい低いということを
聞いたことがあります。

つまり、株や投資信託をはじめとした
金融投資にものすごく消極的だということですね。

おそらく、損をすることに
ものすごく拒否反応があったり
知らないことをものすごく嫌う傾向があったり、
そもそも親からそういうことを教えてもらえていないというものもあると思います。


また、働かずしてお金を儲けることが
悪いことという刷り込みが頭の中にあるからかもしれません。

その理由を分析しても仕方がないので、
これ以上は触れませんが、
確実に言えることは
日本人は金融投資に後ろ向きだということですね。

データ的に見ても、
金融資産における金融投資比率が
47%のアメリカや25%のヨーロッパに対し、
日本はたった16%であり、
そのほとんどが富裕層のようです。

実際、2017年にメガバンクのUFJ銀行が
調査した結果、企業勤めの人の45%の人が
投資経験がゼロのようなので、
日本人の投資や資産運用に対するイメージが悪いのかが、
このデータからも伺い知れますよね。

現金だけで資産を持つことのリスク

しかし、考えなければいけないことは、
現金だってリスクが全くないわけではないということです。

というのも、インフレによって物価が上がってしまった場合
持っている現金の価値は
それに逆行して減ってしまうからです。

仮に、現在貯金が300万円あるとして、
100円で買えていたものが
200円に値上がりした場合、
300万円の価値は150万円に目減りしてしまうということですね。

実際、コロナ禍の中
世界の中央銀行が金融緩和で
ジャブジャブとお金をばらまいたことによって、
一気にインフレの波が押し寄せてきているし、
この流れはまだまだ続くどころか、
景気が悪いのに物価だけが上がるスタグフレーションになる可能性も出てきています。

まずは資産形成の原資づくりから

現実的には、現金だけで貯蓄していくのではなく、
資産形成のためにコツコツと
積立投資をしていかないといけないので、
そのためにまずは家計の中から、
そのための資産を捻出しなければいけません。

そして、そのためには
共働きで働くことは当たり前として、
いかに家計における固定費を合理的に減らすかが重要なポイントとなります。

まずは、住宅ローンの返済額です。
そして、そのためには家づくりのやり方からよく考える必要があります。

続いてが生命保険です。
これに関しても家を建てると
余計な死亡保障を外すことができるので、
子どもが巣立った後は
必要以上の保険はいらないと思うので、
その辺も考えた上で入るべきです。

さらに、車持ちの方も良く考えるべきです。

高い車を買えば
単純にその分出費が増えるわけなので、
できるだけ車にはお金をかけない方が賢明だし、
もし、かける場合は価値が落ちにくく、売却時にトントンかあるいは
価値の目減りが少ない車種を調べて買うようにすべきかと思います。

この3つが三大固定費となるので、
将来のことを考えて
この3つのお金の使い方に気を付けていただければと思います。

ほぼ家づくりとは関係ない話でしたが、
とっても大事な話なので、
家づくりを始める前にまずはご夫婦でこれらのことについて
よく話し合っていただければと思います。

家づくりと3つの投資

人生で1番高い買い物が「家」で
2番目に高い買い物が「生命保険」だと言われています。


そして、多くの方が家庭を持つと同時に
この2つが必要だと考え、購入するわけですが、
その上で大切なことは、
その購入の仕方とそこに投じる金額です。

なぜなら、この2つの大きな買い物は、
いずれも長きに渡って
払い続けなければいけないものであり、
その予算を間違えると老後のための
余力資産がなくなってしまうからです。

こんにちは!
小笠原です。

今回は、人生100年時代に備えた
豊かな老後を過ごすために必要な「3つの投資」について
お伝えしていきたいと思います。

これら3つの投資ができるよう
余力を残しながら家づくりをすべきなので、
今回の記事を参考にしつつ、
そうしていただけたらと思います。
例外なくこれから家を建てる人すべてに
大切なお話です。

自分への投資

例えば100歳まで生きるとして
65歳でリタイアしてしまうと、
残り35年もの長い間年金と貯金だけで
やっていくのは難しいのではないかと思います。


また、そんな長い間
ずっと働かないまま過ごしていくのも
退屈だと思うので、
そう考えても働けるところまで働くのが、
これからの当たり前になるのではないでしょうか?

とはいえ、80歳まで頑張って働くぞー!と
意気込んでいても、雇ってくれるところが
あるかどうかと、雇ってくれもて賃金がどうなのか、
という問題が発生してきます。

なので、今のうちから
自己投資をすることによって、
常に勉強・挑戦し、
スキルを身につけていく必要があります。

また、自己投資というと、
教材や本を買うとか、
セミナーに行くとか、
資格を取るという風に勉強する方向に偏りがちですが、
長く働くためには、
【健康】に配慮することも大切です。

なので、スキルを身につけると同時に、
健康を維持するために、
定期的に運動をするとか
普段から食事に気を付けるなど、
継続的に自己投資していかないといけませんね!

子どもへの投資

続いては子供への投資です。
子どもたちが自立して
生活していってくれるようになるかどうかも、
老後に大きくかかわってきます。

そのためには、子どもたちに十分な教育投資を行い、
将来の可能性を高めてあげることが親として
大切な役割となります。

なので、その資金が出してあげられなくなるくらい
家や保険や車などにお金を投じるのは
子どもにとっても悲劇だし、それが結果的に
あなたに跳ね返ってくることになるので、
子どもに投資ができる余力を残しつつ、
家の予算設定をしていただければと思います。



金融資産を増やす投資

そして、3つ目の投資が、
資産形成のための投資です。

というのも、
自己投資をすることによって長く健康で居続け、
独自のスキルを身につけることで、
より収入にレバレッジを
かけることが大切ではあるものの、
そう絵に描いたようにいかないのが人生だからです。

もしかしたら体調を崩し、
早くから働けなくなるかもしれないし、
働けたとしても大して収入が期待できないかもしれません。

そうなると、それをカバーするだけの資金を
つくっておかないといけません。

つまり、勤労収入だけに頼るのではなく
勤労によって得たお金の一部を
常に資産形成のために積み立てていかないといけないということです。

それでは、そのためにはどうすればいいのかについて
次回お伝えできればと思います。

今回お伝えした3つの投資にお金が
回せなくなるような予算で、家づくりをしない事を
心がけてみてください!

家づくりの予算が高くなる土地

前回お伝えさせていただいたように、
家を建てる誰もが
日当たりが良い家にしたいがために、
南向きの部屋が作りやすい南向きの土地を
選ぼうとしますが、
そうすれば確実に家づくりの予算が
跳ね上がってしまうことになります。

土地代はもちろん、家代も高くなるし、
外構代も高くなるからです。

こんにちは!
松岡です。

では、その理由を1つ1つ紐解いていってみます。

まず、日当たりがいい南向きの土地は、
日当たりが良くないそれ以外の土地に比べて、
土地の価格が割高に設定されています。

それを欲しいと思う人の数が、
供給できる土地の数よりも多いからです。

また、人気がある土地は
基本値引き交渉もできません。
他にもほしい人がいるということは、
わざわざ値引きして売らなくても
値引きせずにそのまま買ってくれる人に
売った方が得だからです。

そんなこんなで、まず土地取得コストが割高になります。

続いて家のコストについてです。

南向きの土地を買った場合、
確実により多くの部屋を南に配置し、
その南面に大きな窓をつくるでしょう。

そうするために、より高いお金を出して
南向きの土地を買ったわけですからね。

しかし、その窓からは
たくさんの光が入ってくると共に、
たくさんの視界も入ってくることになります。
結果、そこにはカーテンが必需品となります。

また、防犯や安全のために
重ねてシャッターも設置する方が
数多くいらっしゃいますが、
このシャッターもカーテンも同様に
オプション費用となります。

そして、これらのコストを合わせると
ざっと100万前後はかかります。

最後に、外構費用についてです。
庭をつくるための工事ですね。

家を建てる時、
家とセットでほしいのがウッドデッキですよね?

以前に比べておうちで過ごす時間が増えた現在は、
ウッドデッキが欲しいという方も増えているのではないでしょうか?

しかし、家の中同様
周囲から丸見えの場所につくったウッドデッキは、
決して使いやすいものではありません。

なので、使いやすくするために
目隠しもセットで工事しなければいけません。
あるいは塀を高くつくるか、
あるいは植栽を目隠し代わりに植える
といった工夫をしなければいけません。

結果、外構工事コストも
どんどん膨らんでいくことになります。

このように、南向きの土地を買い
南向きで部屋と窓をつくれば、
土地代が高くなるだけではなく
家代も庭代も高くなってしまいます。

そしてその結果、家づくりの予算が膨らみ、
その負担が毎月の返済にのしかかってきます。

なので、南向きの土地は
家づくりの予算が上がりやすいということも頭にいれつつ、
土地選びをしていただければと思います。


また同時に、そういったおうちが本当に暮らしやすく
快適な家なのかどうかということも
よく考えながら
家づくりをしていただければと思います。

南向きという固定概念

家づくりをするにあたって、
リビングを含めた居室は
「できるだけ日当たりを良くしたい」と
お考えになると思います。

そして、そうするために
誰もが日当たりが良い土地を買おうとします。

しかし、現実の土地の日当たりの良さと
家の明るさや快適性には
大して相関関係がありません。

むしろ土地の日当たりの良さが
かえって家の快適性を損なう傾向があるのではないでしょうか?

こんにちは!
竹上です。

例えば、あなたが日当たりの良い南向きの土地を
買ったとしたら、
あなたは家を建てるにあたって
一体どのような希望を住宅会社に伝えますか??

おそらく大体の方が、
できるだけ全ての部屋を南向きにしてほしいと
お伝えになると思います。

せっかく高いお金を出して
日当たりが良い土地を買ったのですから、
その恩恵を最大限に受けたいというのが
当たり前の感情だと思います。

しかし、日当たりが良い土地は
そこに大きな落とし穴があります。

暮らしている姿を想像していますか?

南向きの土地に
南無向きの部屋をたくさんつくり、
大きな南向きの窓をつくった場合、
そこからはたくさんの光が入ると同時に
たくさんの視線も入ってくることになります。

そうなると、その窓には視線を遮るための
カーテンが必需品となります。

そして、カーテンによって
光を遮断してしまうことになります。

また、視線が気になるおうちは
防犯的に不安を抱えることになります。

外から見たら間取りも分かってしまうし、
夜になると、照明によってどこに居るのかまで
分かってしまいます。

防犯強化のために、シャッターをつけざるを得なくなります。
シャッターをつけておけば、
台風の時に何か飛んできたときも
窓が割れるのを防止できるので一石二鳥ですね。

そして、南から容赦なく差し込む直射日光の
眩しさや暑さを緩和するために、
カーテンどころかシャッターまで閉めっぱなしに
してしまうことになります。

さて、このおうちは
本当に明るくて、快適な住まいなのでしょうか?

カーテンが開けられないということは、
そこに壁があるのと同じと言っても過言ではないし、
更にシャッターまで閉めてしまうと
もはや何のためにそこに窓をつくったのか、
その意味すらなくなってしまいます。

実に多くの方が、このジレンマの中で暮らしているのですが、
この原因は確実に
「南向きに部屋をつくらなければいけない」という
思い込みです。

確かに、寝ている時間以外の全ての時間を過ごすことになる
リビングは、日当たりが良い南向きで窓をつくるのが理想的です。

しかし、明るさと快適性を担保するためには、
それに加えてプライバシーも担保しなければいけません。

逆に言うと、
プライバシーが担保されていない状態で
どれだけたくさん南向きの窓をつくっても、
それは意味がないということです。

なので、家づくりをするときには、
部屋の位置をどこにするのかまで指定しないように
気を付けていただければと思います。

リビングを南向きにつくることは大切ですが、
リビングの配置は、
その土地の環境に合わせながら決めないと、
プライバシーと明るさ・快適性が両立した
リビングをつくることができません。

そして、土地選びにおいても
決して南向きだけにこだわらないように
していただければと思います。
南向きの土地は価格も相対的にも高く設定されています。

では、次回は南向きの土地について
コスト面にもう少し突っ込んでお伝えしていきたいと思います。


家を建てることによる節税効果

家を建てると年末時点の借入残高の0.7%を上限に
13年間納めた所得税を還付してくれます。
また、所得税だけでは控除しきれなかった分は、
住民性から控除してくれます。

この制度のことを
「住宅ローン控除」と呼ぶのですが、
この制度は非常に大きな節税効果があるので、
今回は、その概要について簡単にお伝えさせていただくと同時に
その効果について、数字をあてはめて考えていきたいと思います。

こんにちは!松岡です。

まず、住宅ローン控除を利用するためには、
10年以上ローンを組まないといけません。
そして、基本的には金融機関にて
住宅ローンを借りなければいけません。
(親からの借り入れは×)
(会社からの借り入れは金利が0.2%以上必要)

また、この制度は別荘や家賃などには適用されず、
自宅であることが必須条件となっており、
かつ、床面積が50㎡(約15坪)以上で、
店舗併用住宅にする場合は
住居部分の床面積が半分以上ないといけません。

簡単に言ってしまうと、
銀行からお金を借りて家を建てる人は
ほぼほぼみんなこの制度が適用になるということです。



実際の節税効果はどんなものか?

では、ここから実際の節税効果を
数字を当てはめてお伝えしていきたいと思います。

では、年収500万円の方が
(手取り金額だと毎月27万円で
ボーナスが71万円くらいのイメージです)
銀行にて35年返済で2800万円借りたと仮定して
考えていきたいと思います。

分かりやすく、13年間ずっと所得金額が同じであり、
初年度の年末時点の借入残高が2720万円で、
毎年80万円ずつ借入残高が減っていくと仮定し、
数字を当てはめて考えていきたいと思います。

この計算をするにあたって、
まず知っておくべきことは、
納めている所得税と住民税の額です。

年収500万円の方の場合だと、
所得税が年間約15万円で、
住民税が年間約26万円といった感じです。

所得税にせよ、住民税にせよ
給与明細書に金額が記載されているはずなので、
一度ご確認いただけたらと思います。
(所得税の額は年末か年始に会社から渡される
源泉徴収書にも記載されています)

では、計算してみましょう!

1年目は、年末借入残高が2720万円なので、
その0.7%である19.04万円が控除の上限となります。

なので、まずは19.04万円から
納めた所得税15万円を差し引きます。

となると、控除枠として残っている金額が
4.04万円となるのですが、
続いてこれが住民税から差し引かれます。

つまり、上限いっぱいの19.04万円を
全て使い切ったというわけですね。
(住民税は上限が13.65万円と決まっており、
これを超える金額は控除対象にならないので、
その点も覚えておいてください)

では、2年目はどうでしょうか?

2年目の借入残高は80万円減って、
2640万円となるので、
その0.7%である18.48万円が控除の上限いっぱいいということになります。

なので、18.48万円から納めた所得税15万円を差し引き、
残りの3.48万円を住民税から差し引きます。

そして、3年目以降も同じように計算してみると、
19.04万円+18.48万円+17.92万円
+17.36万円+16.8万円+16.24万円
+15.68万円+15.12万円+14.56万円
+14万円+13.44万円+12.88万円
+12.32万円=203.84万となり、
要するに、家を建てたことによって、
203.84万円も節税できたということになります。

もちろん、銀行からお金を借りていて、
その分利息がかかっているので、
単純にそれだけお金が増えたというわけでもないんですけどね。

でも、このお金を貯蓄や投資に回すことができると
考えるとかなり大きいですよね!

ぜひ、今回の節税効果についても
覚えておいてくださいね!

家づくりの前に整理すべき項目

家を建てるにあたり
住宅ローンを借りると、
必然的に名義人には
掛け捨ての生命保険が掛けられます。

つまり、名義人にもしものことがあった時は、
その生命保険が実行され
ローン残高が「0」になるため、
残された家族はローン返済という
重い負担を引く次ぐ必要はないということですね。

なので、家を建てるときは
できるだけご主人だけの名義だけで
家を建てていただくことをおすすめします。

こんにちは!
小笠原です。

言い換えると、家を建てるということは
家族に資産が残せるということなので、
ここから言えることは、
ずっと賃貸で暮らしていくよりは、
家を持った方がいいということです。

歳をとるにつれて間違いなく
賃貸物件を借りにくくなってきます。
収入によるリスクや、死亡リスクが高くなるからです。

一般論としては、
家を持った方がいいとなるのですが、
とはいえここで重要となってくるのが、
どのように家を持つかということです。

重要なのは
お金の掛け方だということです。

ここで頭を整理していきましょう!

では、ここからは
これから家を建てるにあたって、
費用面に直結することで、
考えておくべき材料を
思い浮かぶだけ書き出してみます。

・高い確率で100歳まで生きるかもしれない

・ということは(100年−現在の年齢)を
この家で過ごすことになる

・死ぬまでずっと使いやすい間取りとは?

・やがて夫婦だけで暮らすようになる

・一体何歳まで働けるのだろうか?

・退職後は年金だけでやっていけるのか?

・やっていけないとしたら、
その不足費用をどうつくっていくか?

・子供たちはやがて家を出て行く

・ということは、
その後その部屋をどう使うか?

・大学の進学資金はどうするかと
県外に行った場合、
追加でかかる家賃や生活費をどうするか?

・家の外壁の塗り替えは
どれくらいの周期で必要となるのか?

・そして、その費用にどれくらいかかるのか?

・固定資産税がどれくらい必要なのか?

・火災保険料がどれくらい必要なのか?

・家電の買い替え周期はどれくらいなのか?

・そして、その費用にどれくらいかかるのか?

・老朽化した住宅設備入れ替えに伴う
数十年後の家の中の改修工事費用は
どのように捻出するのか?

・そして、その際
出来るだけ余分な出費が出ないように
今のうちからしておくべきことがあるか?

・年3%の割合で上がっていっている
電気料金の負担をどう軽減していくか?

・そしてその電気料金は生涯コストとなること

こんな感じでしょうか。

あまり住宅社会では、こういったことを言ってくれないかもしれませんが、
これらは家づくりをするときに考えておかないといけない重要なことばかりです。

なので、耐震や温熱や設備機器や材料や仕上がりなども
家づくりのとっても重要なことですが、
それに並行して、そこには予算があり、
そのバランスをとることが重要だということ、
そして、その予算はこういったことを考慮した上で
決めなければいけないということも覚えておいてください。

まずは、これらについて夫婦で話し合った上で
家づくりを進めるようにすれば、
生涯、豊かな暮らしが保証された家づくりができるのではないでしょうか?

固定資産税について

土地・建物を所有すると、
管轄の市町村に「固定資産税」を
納付しなければいけません。
(毎年4~5月に納付書が届き、
一括で支払うか分割で支払うかを選択できます)

なので、たとえ家賃と同じ金額で住宅ローンの返済を
組めたとしても、
それは決して家賃並みの支払いで
家を持てたわけではないので、
まずはその点に注意しなければなりません。

これに加えて、火災保険の金額も
家賃の時よりも高くなるし、
家を所有すれば維持管理費用も必要になります。

こんにちは!竹上です。

今回は固定資産税についてお伝えしていきたいと思います。

結論から申しあげると
土地も家も必要以上に大きくすると
固定資産税が高くなるだけなので、
なるべく小さくすることを心がけながら
家を建てるようにしてください。

面積が広くなれば
その分高くなるのはもちろんのこと、
軽減措置の幅も小さくなり、
その分、税額が割高になってしまうからです。

トイレや洗面といった設備品が増えただけでも、
固定資産税は高くなってしまいます。

基本的な内容

では、まず固定資産税の基本的な内容から
お伝えしていきたいと思います。

固定資産税の税率は、
各市町村によって若干異なる場合はあるものの、
基本的には1.4%となっており、
国が定める標準基準に基づいて
算出した評価額から課税標準額を算出し、
これに1.4%を乗じた金額が固定資産税となります。

そして、この評価額は土地・建物それぞれ
3年に1度見直されるのですが、
土地に関しては、経年変化によって価値が減少するものではないため、
地価の上下によって価格が修正されるのに対し、
建物に関しては、経年変化によって、
価値が減少していくため、
固定資産税も下がっていくものだと
把握しておいていただくと良いと思います。

新築住宅の特例制度

土地の評価額は、
国税庁が発表している「路線価」に
土地の面積を乗じた金額ですが、
土地に関しては、建物が建っていれば、
200㎡(約60坪)以下の部分に関しては、
課税基準額が評価額の6分の1になり、
200㎡(約60坪)を超える部分に関しては、
課税標準額が評価額の3分の1になるという特例措置があります。
(*注:建物が建っている限りずっとです)


また、新築住宅の建物に関しては、
当初の3年間(長期優良住宅は5年)に限り、
課税標準額が評価額の2分の1になるという特例措置があります。
(*注:当初年度以降はありません)

とはいえ、建物の軽減措置に関しては、
120㎡以内の部分に限るため、
これを超える部分に関しては通常通りの評価額で計算されるので、
この点にも注意しながら
家を建てることも1つのポイントとなります。

では、具体的に計算してみましょう。
例えば、300㎡の土地を購入したとしましょう。
となると、200㎡までは、課税標準額が評価額の6分の1となり、
残りの100㎡が3分の1になります。

そして、課税標準額が1㎡あたり3万円だと仮定すると、
200㎡までに関しては、
3万円×200㎡×6分の1=100万円となり、
残りの100㎡に関しては、
3万円×100㎡×3分の1=100万円となり、
これらに1.4%を乗じた
28,000円が固定資産税ということになります。


一方、同じ場所で購入する土地の面積を
200㎡にすると、固定資産税の金額が半分となります。

なので、購入する土地の面積は
200㎡以下にすることが、
ランニングコストとなる
固定資産税の負担を減らすためには、
欠かせない要素となります。

建物に関しても、
120㎡以下に抑えておくことを意識していただくと良いと思います。


当初3年間の税額を少しでも
抑えることができると同時に、
家が小さくなれば
その分固定資産税も確実に安くなるからです。

では、次に建物の固定資産税をざっと計算してみますが、
建物の課税標準額に関しては、
計算方法が結構複雑なので、
ざっと購入価格の70%くらいで計算すると良いと言われています。

購入価格が2000万円だとしたら、
2000万円×70%×2分の1×1.4%=98,000円
が当初3年間の建物の固定資産税という感じで、
数年後、建物の課税標準額が20%減になったとしたら、
2000万円×70%×80%×1.4%=123,300円
が、そのときの建物の固定資産税になるという感じです。
(建てるとわかりますが実際はもっと安いと思います)


いかがでしたか?


固定資産税は、土地・建物を所有している限り
ずっとかかり続けるランニングコストです。
なので、この費用も考慮した上で、
毎月の返済額を算出すること、
そして、この支払の負担を少しでも小さくするために、
購入する土地と建物をできるだけ小さくすることを
心がけていただければと思います。


家づくりの税金について

家を所有すると2つの税金がかかります。
1つは「不動産取得税」、
もう1つが「固定資産税」です。

いずれも地方税と呼ばれる税金で、
不動産取得税は、土地・建物を
取得した時だけにかかる長野県に払う税金であり、
固定資産税は、土地・建物を所有している限り
ずっとかかり続ける各地方に払う税金です。

こんにちは!
小笠原です。

今回は、あまり存在を知られていないというか、
いきなり納付書が届いて、驚いてしまうことが多い
不動産取得税についてお伝えしていきたいと思います。

結論から申しあげると、
この税金は、新築マイホームの場合、
よほど広い土地を買うとか、
よほど大きな家を建てない限りは、
0円または微々たる金額です。

そんなこんなでついつい、
説明し忘れてしまいますが、
土地を買った数か月後に、
自宅に身に覚えのない税金の納付書を見て
焦って連絡があります。
ぜひ、この税金のことを覚えておいていただければと思います。

不動産取得税について

まず、この税金は
土地・建物それぞれの固定資産税評価額に対して、
3%の税金がかかると言われています。

(本来は4%のようなのですが、2024年3月31日の取得までは
特例で3%のようです)

固定資産税評価額とは、
各市町村が算定する固定資産税の基準となる価格のことで、
実際の売買金額ではなく、
土地の場合、時価の7割程度で、
建物の場合、時価の5~6割程度が目安とされています。

つまり、実際の土地価格が1000万円だとしたら
評価額は約700万円で、
実際の建築費が2000万円だとしたら、
評価額は1000万円~1200万円ということですね。

でも、この不動産取得税は
新築マイホームを購入するにあたっては、
単純にこの評価額に先程の税率を掛けるのではなく、
土地・建物いずれにも軽減措置があり、
それらを控除して計算するようになります。

土地の場合は、そもそも評価額の2分の1が課税標準額になってる上に、
A:45,000円
B:土地1㎡当たりの価格×2分の1×住宅の床面積の2倍
×税率(3%)
(*住宅の床面積は200㎡が限界)
A・Bのいずれか高い方が税額から控除されるし、
建物の場合は評価額から1200万円が控除されます。

文字で見ると少し難しい感じがしてしまうので、
分かりやすく
200㎡(約60坪)の土地を1000万円で購入
100㎡(約30坪)の家を2000万えんで建築したとして
計算してみましょう。

この場合、土地の評価額は700万円となり、
建物の評価額は1200万円となります。
(1000万円~1200万円の間くらいです)


では、税額はどうなるのかというと、
土地→700万円×2分の1×3%-105,000円=0円
建物→(1200万円-1200万円)×3%=0円
となります。

よほど広い土地を買うとか、
よほど大きい家にしない限りは、
ほぼほぼ不動産取得税はかからない
(かかっても知れている)
ということを覚えておいててもらえたらと思います。

とはいえ、土地の不動産取得税の軽減措置は、
家が建っていることが前提であるため、
まだ家が建ってない状態だと
軽減措置がなされていない納付書がどうしても先に
届いてしまうので、
その時は一旦納付して、
家ができた後に還付してもらうか、
あるいは納付先である税事務所に連絡して、
指定の書類を持っていくことで
免除してもらうのいずれかを選択していただくようになるので、
それも一緒に覚えておいてくださいね!

60坪の土地に建つ家

土地の固定資産税額は、200㎡(約60坪)までは
6分の1なのに対し、200㎡を超える部分は、
3分の1となっています。

つまり60坪を超えてしまうと、
超えてしまった部分に関しては、
固定資産税額が倍に跳ね上がってしまいます。

仮に土地の評価額が
坪あたり15万円の土地が100坪あるとしたら、
15万円×60坪÷6=1,500,000円
15万円×40坪÷3=2,000,000円となります。

つまり、60坪以上の土地は
固定資産税額が割高になってしまうので、
この観点からしても
土地を購入する目安としては、
60坪を最大とすることをおすすめしています。

こんにちは!
松岡です。

今回はそんな60坪の土地には
どんなおうちが建つのかについて、
お伝えしていきたいと思います。

これまで同様に、
「家の周囲には約10坪の余白が必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースに考えていきたいと思います。

車を4台置きたい場合

この場合、駐車スペースには
4.5×4台=18坪が必要となり、
これに加えて家の周囲の余白が約10坪必要となるので、
合わせて28坪が家以外に必要になります。

そして60坪から28坪を差し引いた、
残り32坪を家に使うことができます。
帖数に換算すると64坪ですね。

これまで同様に
玄関ポーチ:1帖
玄関:1帖
玄関ホール:1帖
LDK:16帖
トイレ、洗面:1帖ずつ
脱衣場、お風呂:2帖ずつ
必要だと仮定して、
残りの39帖をどうつくるのかを考えてみましょう。
(平屋1本で考えていくので今回も階段を省きます!)

まず、寝室に6帖、寝室用のクローゼットに3帖、
次に子ども部屋を4.5帖ずつ2室と、
クローゼットとして合計1.5帖取るとしたら、
残りは19.5帖となります。

続いて、
玄関収納に2帖、パントリー収納に4帖とるとします。
そうなると、残りは13.5帖になるのですが、
ここから仮に中庭を7.5帖つくったとしても、
まだ6帖ものスペースを何かにつくことができます。

畳コーナーをつくりつつ、書斎をつくるとか、
または畳コーナーや書斎がいらないのであれば、
その分、納戸(収納)をつくるとか、
いつも室内干しされるのであれば脱衣室を広げるとか
といった感じになります。

かなり、フレキシブルに
間取りを考えることができそうですね。



大切なことは広く買い過ぎないこと

このように、60坪広さがあれば、
ゆったりとした平屋を建てることができるし、
置く車の台数がもっと少なくていいのであれば、
さらに広々とした平屋を建てることもできます。

そもそも地域的に、もっと広い土地が
売ってない場合は仕方ありませんが、
そうでない場合は、たとえ平屋を建てる場合でも
これ以上の広さの土地を購入する必要はありません。

理由は、そもそも土地費用が高くなってしまうからです。
そして、土地が広くなり余白ができれば、
外構費用が高くなってしまうからです。

さらに冒頭でもお伝えしたように、
土地にかかる固定資産税が高くなってしまうからです。

つまり、イニシャルコストが高くなると同時に、
ランニングコストまで高くなってしまい、
負担が大きくなるからですね。

また、、それと同時に庭の維持管理にも
余分な手間とコストがかかってしまいます。

ということで、
少しでも土地を広く購入したい気持ちも分かりますが、
やみくもに広い土地を買わないように
気を付けていただきたいと思います。

家づくりを無理のない予算で
行うためには、
土地や、外構費用を
どれだけ抑えられるかにも、
家の費用をどれだけ抑えられるかと
同じくらい大切なことです。

土地探しは、予算とどんな家が建てたいのかを
知ってから始めても決して遅くないので、
焦ってフライングしないように
気を付けてくださいね!!

55坪の土地に建つ家

「家を建てるなら平屋にしたいなあ」
とお考えの方に、おすすめさせていただくことが多いのが
55坪という広さです。

この広さがあれば、
土地の形や日照条件がよほど悪くない限りは、
平屋を建てることができるからです。
駐車スペースが4台必要だとしてもです。


こんにちは!
竹上です。

今回も、これまで同様に
「家の周辺には約10坪の余白が必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースに考えていきたいと思います。

平屋にしたいとお考えの方は、
ぜひ参考にしていただければと思います。

車を4台置きたい場合

この場合、駐車スペースには
4.5坪×4台=18坪が必要となり、
これに加えて家の周囲の余白が約10坪必要となるので、
合わせて28坪が家全体に必要ということになります。

そして、55坪から28坪を差し引いた残り27坪を
家に使うことができます。
帖数に換算すると54帖ですね。

では、これまで同様に
玄関ポーチ:1帖
玄関:1帖
玄関ホール:1帖
LDK :16帖
トイレ、洗面:1帖ずつ
脱衣場、お風呂:2帖ずつ必要だと仮定して考えてみましょう。

(平屋一択で考えていくので今回階段は省きます!)


まず、寝室に6帖、寝室用のクローゼットに3帖とるとしたら、
残りは20帖になりますね。

続いて、子供部屋を4.5帖ずつ2室、
またクローゼットを合わせて1.5帖つくるとしたら。
残りは9.5帖ということになります。


そして、中庭を4.5帖とったとしたら、
残りの5帖は収納スペースとして使うことができます。
土間収納2帖とパントリー3帖、または土間収納1帖と
パントリー4帖といった感じですね。

車を止めるとしたら、
理屈上はこんな感じの平屋を
つくることができるということです。

車は3台で良い場合

車の台数が1台減れば、
家に使える面積が9帖分増えます。

そうなると、畳みコーナーをつくるとか、
リビングダイニングを広げるとか、
中庭を広げる、収納を広げるといった
選択肢が生まれます。

家が大きくなればその分、コストも高くなるので、
予算との兼ね合いも考えた上でどうするか考えるべきですけどね。

建てられるかどうかと、
建てるべきかどうかは、全く別の問題です。

とはいえ、これはあくまでも理論上の話なので、
土地によってできる場合もあれば、
できない場合もあるので、
1つの目安としていただければと思います。

逆に言うと、土地を探し始める前に、
自分がどんな家にしたいのかがある程度明確になっていれば
探しやすくなるし、決めるときも決断しやすくなると思うので、
ぜひご夫婦で話し合ってみていただければと思います。

自分自身の予算を把握していかないと、
とんでもなく予算オーバーしてしまう可能性もあるので、
資金計画をしっかりしておくことをおすすめします。

では、次回は60坪の土地について
お伝えしていきたいと思います。

50坪の土地に建つ家

販売されている土地面積の中で
最も比率が多いのが「50坪」ですが、
この広さの土地に建っているおうちの大半が2階建てです。
なので、この広さの土地を買った場合、

当たり前のように2階建てのおうちを建てる前提として
家の打ち合わせが始まっていくのですが、
50坪の土地には、土地の形状や建てる家の大きさ次第で
平屋を建てることができるので、
今回は「50坪」の土地についてお伝えしていきたいと思います。


こんにちは!小笠原です。

今回も
「家の周囲には約10坪の余白が必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースに考えていきたいと思います。

おそらく前回の45坪や、前々回の40坪よりも対象が多いと思うので
最後までお付き合いいただけたらと思います。

車を4台置きたい場合

仮にお子様が2人いたら、
子どもたちが大きくなり
車を持った時のことを考えて、
車を4台置けるようにしたいとお考えになると思います。

そうなると、
4.5坪×4台=18坪+10坪=28坪が、
50坪から差し引かれることになるので、
残りの22坪が、建てられる家の1階部分の最大面積となります。
そして、これを帖数に換算すると、
22坪×2=44帖となります。

では、前回、前々回同様
玄関ポーチ:1帖
玄関:1帖
玄関ホール:1帖
LDK:1帖
トイレ・洗面:1帖ずつ
脱衣所、お風呂:2帖ずつ
階段に2帖必要だと仮定して、
残りの17帖をどうつくるのかを考えてみましょう。

この場合、おすすめなのは
子ども部屋を1階につくることです。
2階よりも1階にあった方が、
子どもたちが自分の部屋を使いやすいからです。

2階は親の気配が感じられないため、
子どもたちが不安を感じてしまうのに対し、
同じフロアにあれば、子供たちは
親の気配を感じつつ自分の部屋で自由に遊ぶことができます。

結果、リビングやダイニングに
子どもたちの物が散乱しにくくもなります。

この部屋は、子供部屋兼、セカンドリビング兼、
子どもたちのもの収納、といった考え方になります。

なので、まずは子供部屋に9帖使うと仮定しましょう。
4.5帖×2室ですね。

残りは8帖となるのですが、
これを全て収納スペースで使うのか?
あるいは、収納スペースを減らして中庭を設けるのか?
ということになります。

仮に、中庭を4帖つくるとしたら
収納スペースは4帖で、
仮に、中庭をつくらないとしたら
収納スペースを8帖分
つくることができます。

ただし、中庭をつくらない場合は、
採光やプライバシーの担保を別の方法で補わないといけません。

車は3台でいい場合

駐車スペースが1台減れば、家に使うことができるスペースが
先程よりも9帖分増えます。

そうなると、2つの選択肢が出てきます。
1つは、2階建てのままで1階の収納を充実させながら、
もっと広い中庭をつくると追いう選択肢。

そしてもう1つは、
寝室も1階につくり、平屋にするという選択肢です。

平屋だと階段がいらなくなるので、
先ほどの9帖に階段の2帖を合わせた11帖を、
寝室や収納といったスペースに使うことができます。

仮に、寝室に6帖、
寝室のクローゼットに3帖としたら、
もう2帖分は、子供部屋の収納や
あるいは別の収納として使うことができます。

または、中庭を広げるという選択肢も取れるようになります。
子ども部屋に収納を設けないとしたら、
もう2帖中庭を広げられます。

いかがですか?

3人家族の方はもちろん、
4人家族の方も、住みやすそうな平屋を
建てることができる気がしませんか?



車が2台でいい場合


そして、もう1台駐車スペースが減れば
さらにもう9帖分家を大きくすることができます。


とはいえ、この場合建築基準法によって
その地域ごとに建てられる建物井制限があり、
建ぺい率が60%で指定されているとしたら、
(ざっくり1階として作れる大きさの限度です)

50坪×60%=30坪までしかつくれないので、
30坪=60帖がこの土地で作ることができる最大の
大きさということになります。

ですが 、先程よりも7帖分家を大きくすることができるので、
その分ゆとりをもって設計することができます。

というわけで、土地が50坪あれば
平屋という選択肢もありますよということを
ぜひ覚えておいていただけたらと思います。

では、次回はさらに5坪広げた55坪の土地について
考えていきたいと思います。


 

45坪の土地に建つ家

こんにちは!松岡です。

さて、今回は前回より土地の広さを5坪大きくして、
45坪の土地に建てることができる家について
お伝えしていきたいと思います。

今回も前回同様に
「家の周囲には役10坪の余白が必要だ」
「車1台につき約4.5坪必要だ」
という2の前提条件をベースに考えてみましょう。

土地が5坪大きくなれば、
どれだけ建物の自由度が広がるのかに着目
していただければと思います。

駐車スペースが3台必要な場合

この場合、駐車スペースには、
4.5坪×3台=13.5坪必要となります。
そして、これに10坪分の余白を足すと23.5坪になるので、
45坪から23.5坪差し引いた21.5坪が、
建てられる家の1階部分の最大面積となります。
そして、これを帖数に換算すると、
21.5坪×2=43坪となります。

では、前回同様
玄関ポーチ:1帖
玄関:1帖
玄関ホール:1帖
LDK:16帖
トイレ、洗面:1帖ずつ
脱衣場、お風呂:2帖ずつ
階段に2帖必要だと仮定して、
残りの16帖をどうつくるのかを考えてみましょう。

仮に、1階に寝室を配置するとして
この部屋の広さを6帖にすると、残りは10帖ですね。

そして、寝室付近に3帖のウォークインクローゼットを
つくるとしたら残りは7帖となります。

また、この収納とは別に2帖の玄関収納と2帖のパントリーを
つくるとしたら、残りが3帖となるのですが、
こうなればこの3帖を「中庭」にしても良さそうですよね。

土地の形によるものの、
車を3台止めるとなると、このようになります。
(この場合、子供部屋は必然的に2階になります)

駐車スペースが2台でいい場合

駐車スペースが2台でよければ、1階の面積を9帖(4.5坪)
広げることができます。

そうなると、寝室に加えて子供部屋も1階に
つくることができるのですが、
そうなれば必然的に平屋となり、
結果、階段がいらなくなるため、9帖に2帖プラスした11帖を
子ども部屋に使うことができます。

子ども部屋を2部屋つくるとしたら、
それぞれ収納も含めて
5.5帖ずつの部屋というわけですね。

要するに、駐車場が2台で良ければ
45坪の土地でも「平屋」を建てることができます。

もちろん、土地の形や周辺環境にもよるし、
建ぺい率による制限もあるので、
絶対というわけではありません。
あくまで可能性として捉えていただければと思います。

駐車スペースが4必要な場合

逆に駐車スペースをもう1台増やしたいとなると、
駐車スペースが3台の場合よりも、
9帖分家を小さくせざるを得ません。
つまり、1階部分を34帖(=17坪)で作らないといけないというわけです。

そうなると、玄関、LDK、水回りなどを除いた
残りの面積は7帖になるのですが、
こうなると間取りの選択肢が少なくなってしまいます。

中庭をつくれば、各個室を全て2階につくらざるを得なくなるし、
1階に部屋をつくるとしたら、
1階に十分な収納をつくれなくなり、
使い勝手が悪く散らかりやすい家になってしまうかもしれないし、
また、中庭もつくれなくなるため
採光やプライバシーの担保を
別の方法で補わないといけなくなります。


つまり、この土地の広さに車を4台置くとなると
住みやすい家になる可能性が
低くなってしまいます。

いかがでしたか?

結論としては、
理論上は45坪広さがあれば、
置く車の台数や土地の形状によっては、
平屋を建てることもできますが、
多くの場合、寝室または子供部屋を
2階に配置するようになるのではないかと思います。


もし、確実に平屋を建てたいと
お考えであれば、50坪以上を目安として、
土地選びをしていただければと思います。

では、次回は
50坪の土地について考えていきたいと思います。

40坪の土地に建つ家

家が建っている土地を見れば、
なんとなくその広さのイメージがつきやすいと思いますが、
家が建っていない土地(更地)はパっと見ただけでは
その広さのイメージがつきにくいと思います。

家が建っていない土地って
なんだか妙に狭く見えてしまうものです。

このような理由から
広めの土地を買おうとしたり、あるいは買ってしまうのですが、
広く買えばその分、土地代も高くなるし
外構工事費用や固定資産税も高くなり、
その後の暮らしに負担を与えかねないので、
今回はちょうどいい土地を
買っていただけるように、
土地の広さの目安についてお伝えしていきたいと思います。


こんにちは!竹上です。

では、土地の広さに対して
どれくらいの家を建てることができるのかについて
具体的な数字をあてはめながら
考えていきたいのですが、
まずは2つの前提条件から
お伝えしていきます。

1つ目は、
「家の周囲には10坪前後の余白が必要だ」
ということです。
給排水や雨水の配管をしたり、
エアコンの室外機を置いたり、
給湯器を置いたり、
通路としてのスペースです。

家の軒や雨樋も自分の敷地を超えてしまったら
いけないですからね。

(もちろん、土地の形状や建てる家によって
必要となる余白は違うので、あくまで1つの目安として
考えていただければと思います)

そして2つ目が、
「車の駐車スペースとして1台あたり
約4.5坪必要だ」ということです。

横幅2.5m×奥行き6m=15㎡
→15㎡×0.3025=4.5375坪
→4.5坪という計算です。


なので、あなたが必要だと思う車の
台数を決めていただくと、
家以外にどのくらいの余白が必要なのか
分かるようになります。

仮に車を最大4台置きたいとしたら、
4.5坪×4台=18坪+10坪=28坪が
家以外に必要だということです。

40坪の土地の場合

では、まずは40坪の土地から考えていきたいと思います。

仮にこの土地に家を建てるとして、
車を4台置きたいとなれば、
40坪-28坪=12坪分しか
1階部分に家をつくることができない
ということになりますよね。

では、12坪だとどんな1階になるのでしょうか?
分かりやすく「坪」を「帖」に
換算して考えてみます。
12坪×2=24帖ということですね。

玄関ポーチ(外玄関):1帖
玄関:1帖
玄関ホール:1帖
トイレ:1帖
洗面:1帖
脱衣所:2帖
お風呂:2帖
階段:2帖
リビングダイニングキッチン:13帖

こんな感じですが
なんだか窮屈そうですよね。

なので、この場合は水回りを2階につくるとか、
リビングダイニングキッチンを2階につくる
といった工夫が必要になります。

また、その工夫とともに
部屋の広さや部屋数についても
柔軟な考えを持たなければいけないし、
収納の作り方も工夫が必要になります。

では、車の数を1台減らして、
3台にしたらどうなるでしょうか?

この場合、家に使える面積が
4.5坪(=9帖)分広がることになります。
となると、リビングダイニングをもっとゆとりをもって
つくることができるし、1階にもう1部屋つくれたり、
または収納を充実させることができます。

また、さらにもう1台車を減らし、
2台にするとどうでしょうか?

この場合、さらに9帖分、家に使える面積が広くなります。
となると、収納を充実させながら
寝室や子供部屋を1階につくることができるようになるし、
あるいは、中庭をつくることもできるようになります。

このように車を置く台数によって
建てられる家は大きく違ってくるし、
そうなれば間取りのつくり方の幅も
大きく違ってきます。

また、40坪と聞くと
かなり狭そうな印象を持ってしまうし、
実際40坪の更地を見たら
「めちゃくちゃ狭っ!!!」って
感じてしまいますが、
車の台数や置き方でえ、
思っているよりも1階が充実した間取りを
つくることもできます。

なので、土地を探す前はには
置きたい車の台数を決めて、
この前提条件を頭に浮かべながら、
広さの目安を算出していただければと思います。

では、次回は45坪の土地について
一緒に考えていきたいと思います。


快適の定義

白平屋.jpg

青空に映える装飾物がない白く美しい平屋のおうち。

斜めにカットされた壁の奥から
チラリと顔を覗かせた天然の木が、
まるでメイン料理の添え野菜のようにその美しさに拍車をかけてくれます。

こんにちは!小笠原です。

今回は交通量が多い場所に建つこちらのおうちをご紹介していきたいと思います。

天然の木をあしらった玄関アプローチを進んだ先にある
玄関ドアを開けると、
その目の前には光が差し込む玄関が広がります。

S-4様邸 1-11.jpg

そしてその窓からは美しい空が見え、
圧倒的な解放感を感じさせてくれるとともに、
まるで外に居るかのような圧倒的な明るさにきっと驚かれるでしょう。

S-4様邸 1-8.jpg

玄関を上がりホールを奥に進むと、
いつも空を眺めながら過ごすことができる、
明るくて解放感に溢れたリビングダイニングキッチンへと続きます。

ソファに腰掛けながら・・・
無垢の床にゴロゴロ寝そべりながら・・・
食卓でご飯を食べながら・・・
キッチンで料理をしながら・・・
空を眺めることができる空間です。

また、その窓の奥にある「中庭」には
一面ウッドデッキがあしらわれており、
天気が良い時期はここで食事をしても良し、
そして夜はここでお酒を飲んでも良しの最高のアウトドアリビングです。

道行く人たちからはもちろん、両隣のおうちの方からも
全く見えない場所にあります。

「中庭」を隔てた正面には、
夫婦の寝室があるのですが、この部屋のメインの採光は
北から採り込むようにしました。


1日中安定した光を採り込め、
また、その光量も優しく柔らかいのが、北から差し込む光だからです。

S-4様邸 1-7.jpg

そして、この窓を開けると
空を眺めることができるので、
春や秋などは、夜空を見ながら眠りについていただくのも
とても風情があっていいのではないでしょうか?

洗面室はキッチンから続く動線にしています。
なので、日中は洗濯干し場としての
役割も果たす「中庭」までも、あっという間にたどり着くことができます。


外から全く見えないので、
せっかくの美しい外観を乱すこともないし、防犯的に考えても安心感があります。

また、それだけではなく、
「中庭」はリビングと寝室のどちらにも繋がっているため、
洗濯物の取り込みもとても楽です!!

上下移動がないだけではなく、水平移動でありながら
ちょっと動いただけで全部できてしまいます!!
平屋だと、畳んだ後の片付けも楽になるはずです。

いかがだったでしょうか?

ただ単に外観が美しいだけではなく、
そうしている意味やその中身の充実感を味わっていただけたのではないでしょうか?

ということで、間取りはその土地で考えられる
デメリットを全て解消できるように考えなければいけないということを
頭の片隅に置きながら、
これから家づくりをしていただければと思います。

そうすることによって
ほんとに住みやすいおうちになります!!

南向き信者が陥る罠

南向きの土地に家を建てる場合、
多くの方がすべての部屋を南向きでつくり、
また、その南に大きな窓をつくります。

しかし、この考え方を基本に家づくりを進めてしまうと、
2階建ての家を建てることになり、
結果、これが今後の暮らしに様々な支障をきたしてしまうかもしれないので、
今回は、そのことにつてシェアしていきたいと思います。

こんにちは!、松岡です。

例えばこちらのおうちは南向きの土地に建てたおうちなのですが、
南面には一切窓をつくっていません。
また、土地の広さは50坪なのですが、2階建ではなく平屋です。

南向きの家.jpg

その理由は明白で、
南に大きな窓をつくった場合、道路から丸見えになってしまうからです。

単純に、丸見えの中過ごすのは居心地が悪いし、
視線を遮るためにカーテンをつけたらつけたで、
丸見えは回避できるものの今度は、家の中が暗くなったり、
風通しが悪くなってしまいます。

また、全ての部屋を南向きで作ろうとすれば
2階建てにせざるを得ないのですが、
そうなればさらに丸見えになる部屋が増えてしまうだけだし、
海が近く風の影響を受けやすい地域では、
ただただ耐震性と耐久性を劣化させる原因となってしまいます。

さらに、南向きの土地に建つ2階建ての家の多くが、
2階にベランダをつくっていますが、
ここで洗濯を干すのって決して防犯上良いとはいえませんよね?
家族構成や道行く人たちにバラしているようなものだからです。

窓から漏れる光でどこの部屋に居るかまでわかってしまうし、
そもそも窓を見ただけで、その部屋が何の部屋かまでわかってしまうのが
この南向きの土地です。

実は1番間取りづくりが難しいのが、
この南向きの土地なのですが、
この南向きの土地の設計をさらに難しくさせているのは、
せっかく南向きの土地を買ったにもかかわらず、
南に窓をつくらないことに対する抵抗感です。

なので、設計をするにあたって
まずはこのバイアスを外すようにしないと、
どうあがいても住み心地に優れたおうちを建てることはできないというわけです。

住みやすさのカギは
南向きの部屋と窓をどこにつくるか

こちらのおうちは
道路面に窓が全くありませんが、
かといって、南向きの窓が全くないわけではありません。

光をたくさん入れたいリビングダイニングは南向きでつくり、
かつ、その南面には大きな窓をつくっています。

リビング窓.jpg

そして、洗濯物にも日が当たり、風が通る場所で干せるようになっているし、
また、道行く人たちから、
洗濯物が全く見えないようになっています。


反面、明るくできるのであれば
それが必ずしも南向きではなくていい部屋、
つまり寝室や子供部屋といった主な目的が寝ることである部屋などは、
全て南以外の方向から採光をとるようにしています。

結果、全ての部屋を1階だけで納めることができ、
耐震性も耐久性も高くなり、
家全体がより使いやすくなったというわけです。

つまり、土地の良し悪しを理解した上で
間取りを考えた結果、
安全性と住居性が格段にアップしたというわけですね。

これぞ「デザイン」の神髄です!!

ということで次回は、そんなこちらのおうちがどうなっているのかについて
さらに詳しくお伝えしていきたいと思います!

窓に対する固定概念

多くの方が、
「窓が多い家ほど明るい」
「窓が大きい家程明るい」と考えですが、
実際は大して相関関係ありません。

理由は、窓をたくさんつくっても
また、窓を大きくしても窓の位置が悪いために
視線が気になり、対策のためにカーテンをつけやることで、
そこから入ってくる光を閉ざしてしまうからです。
採光や解放感のための窓だったはずなのにです・・・。

他方、窓の数を減らしたとしても
また、それらの窓がそれほど大きくなくても、
カーテンがいらない窓さえつくることができれば、
日中ずっと自然光だけで、過ごすことができる家になります。

また、それだけではなく
窓が少なくなればその分コストカットもできるし、
窓という家の開口部分が少なくなることで、
断熱性と耐震性が高くなり、
外壁が汚れる原因が減り、なにより窓掃除の手間を減らすことができます。


こんにちは!竹上です。

さて、今回も前回に続いて窓のことについて
お伝えしていきたいと思います。

今回は、窓の本数を減らすための現実的な考え方についてです。

部屋に2つ窓は必要なのか?

一般的に寝室や、子供部屋には2か所窓を設置します。
理屈としては、2か所窓があれば風が通るからと、
2か所窓がないと部屋が暗いような気がするからだと思います。

しかし、4面ある部屋の壁のうち
2面に窓をつくってしまった場合、
部屋に十分な壁がなくなってしまいます。
残りの2面もクローゼットのドアと部屋への入口のドアによって
壁がなくなっているからです。

その結果、家具をどこに置くか、エアコンをどこにつけるか、
換気扇をどこにつけるか、コンセントをどこにつけるか・・・などに
頭を悩ますことになります。

つまり、壁が少なくなればなるほど、
そのあとの詳細打ち合わせが難しくなってしまいます。

2つの解決策

では、この解決策を考えてみましょう。

1つは部屋を大きくすることです。
部屋の面積を広げれば、その分壁面積も広がるからです。

しかし、この方法はコストが上がってしまうという
デメリットがあります。
仮に1.5帖広げたとしたら、ざっと45万円くらいは
高くなってしまいます。

そして、もう1つの解決策が窓の本数を1本にすることです。
そうすれば4つの面のうち1つは、全ての壁になるからです。

これだけで、随分と家具などの打ち合わせがしやすくなると思うし、
窓が減った分、家のコストを下げることができます。

ただし、この場合家の中が暗くなるんじゃないか?
という不安と風が通らなくなるんじゃないか?とう不安が
頭をよぎると思うので、
この2つを解決しなければいけません。

家の中を暗くしてしまわないためには、
カーテンがいらない窓にするということです!

では、風通しに関しては、どのように考えればいいのでしょう?

これに関しては、窓を開けて換気するときの状況を
頭に思い浮かべてみてください。

換気するとき、あなたは部屋のドアを閉め切ったままするでしょうか?
おそらく室内のドアも全部開けて、家全体で風が通るように換気するのではないでしょうか?

また、四季がある日本では、季節によっては
窓だけでは十分な換気ができないことから、24時間換気システムが義務化されており、
その結果、窓を開けて換気しなくても、必然的に家の中の空気が入れ替わるようになっています。

なので、風通しに関して、
そこまで神経質になる必要はないと思います。

1つ1つ良く考えてみること


このほか、収納にも本当に窓が必要なのかどうかをよく考えるべきです。

北以外の方角に窓をつくれば、
日光で日焼けしてしまうかもしれないし、
窓をつくればその分壁が減ってしまうので、
それに連動して収納力も減ってしまうからです。

トイレに関しても、
実は窓がなくても全く問題ありません。
トイレには24時間換気システムの排気がついていて、
そこから家の中の汚い空気や湿気を外に排出しているからです。

つまり、換気システムさえオンにしておけば、
トイレが臭くなることはないということですね。

トイレの窓は開けっ放しにしやすいし、
開けっ放しにしてしまうと、そこから排気した汚い空気を
再び家の中に入れてしまうかもしれません。
また、風によって室内のドアが【バタン・バタン】と閉まるため、
その音がストレスになってしまう可能性もあります。

お風呂に関しても、
窓がないとカビが生えやすいイメージがありますが、
ここも24時間換気しているため、
実は窓がなくても問題ありません。

とはいえ、お風呂に関しては
個人的には窓があった方がいいと思っているので、
わざわざ無くす必要はないかと思います。

これらは、あくまで私の個人的な意見なので
ほどほどに参考にしてもらえたらと思います。

大事なことはカーテンありきの窓をつくらないということ、
そしていらない窓はつくらないよいうことなので、
その点は覚えておいてくださいね

活きるマドと殺すマドという考え方

S-4様邸 1-3.jpg

ご覧いただければわかるように
ピースフルハウスでは、リビングダイニングキッチンに使う窓は、
天井と同じサイズのものを使用しています。

天井と窓の高さを合わせることによって
そうじゃない窓を使用した場合より、
はるかに抜け感が出るし、室内に多くの光を採り込むことができるからです。

また、光が天井までしっかり届くため
より室内を明るく感じさせてくれるし、
窓枠も必要ではなくなるため、
窓枠の上にたまったホコリを取る必要もありません。

この窓を標準的に使っているのですが、
とはいえこのハイサッシを使う場合、
気を付けなければいけないことがあります。

こんにちは!小笠原です。

さて、今回は前回の内容に捕捉して、
「窓」のことについて
お伝えしていきたいと思います。

カーテンが必要な窓にしない

気を付けなければならないことは、
まさにこれです。
例えば、光がたくさん入ってくるからと、
日当たりが良い場所にその窓をつけたとしても、
同時にそこから人の視線が入ってきてしまうとしたら、
そこにはカーテンが必要になります。

となると、その窓から入ってくる光を遮断してしまうことになります。
レースだけでその視線が遮断できるのならまだしも、
ドレープカーテンまで、閉めざるを得ないとしたら、
全くと言っていいほど光が入ってこなくなってしまいます。

いつもカーテンが閉まったままだと、
庭も空も見ることができません。

また、その窓はおそらく防犯的にも不安を感じるし、
台風時も強い風がバンバン当たるので、
カーテンと同時にシャッターが必要になると思いますが、
窓が天井まである場合、とてもじゃないけど女性ではそのシャッターに手が届きません。

結果、手動シャッターではなく
電動シャッターにせざるを得なくなり、無駄に家をコストアップさせてしまいます。

つまり、ハイサッシを使う場合
設置場所をよく考えてつけないと、家の中が暗くなるだけではなく、
無駄にコストアップを招いてしまうということです。

窓の特徴と見え方に配慮する

さらに、ピースフルハウスが建てる家の多くが
平屋なのですが、平屋の場合すべての窓のつくり方に注意しなければいけません。
すべての窓が歩く人や近所の人の視線にさらされているわけですからね。

例えば、弊社では視線が気になる場所には、
横すべりだし窓を標準的に使い、
かつ、フロストガラスという家の中が丸見えにならないガラスを標準的に使用しています。

窓.jpg

この四角形の窓ですね。
理由は、この窓は上に向かって開くのですが、
それほど窓が開かないため
視線がほとんど入ってこないこと、
そして、窓が軒代わりになるので
小ぶりの雨程度なら全く入ってこないことです。

つまり、天気の日はもちろん
小ぶりの雨程度なら、ずっと窓を開けておくことができます。

フロストガラスを使用していることで、
外から中が見えないので、カーテンも必要なくなります。

また、この窓ではなく引違い窓(1番ポピュラーな窓です)を使う場合、
窓を開けた時、どうしても視線まで一緒に取り込んでしまうのですが、
この問題も設置する高さを変えるだけで一気に解決します。

例えば、一般的には
窓の高さは床から2mの位置に揃えるのですが、
引違い窓をこの高さに設置すると、
外から家の中が丸見えになってしまいます。

そこで窓の高さを床から2mではなく、
あえて天井と合わせてみたらどうでしょうか?
窓の高さが40㎝上がることによって、
外から家の中が見えにくくなります。

理由は、外の地面は家の床よりも60㎝ほど低いため、
仮に窓そのものの高さのサイズが70㎝だとしたら、
2m40㎝(天井高)-70㎝(窓高)+60㎝(地面と床の高さ差)=2m30㎝が、
外から見たときの1番低い窓の高さになるからです。

結果、その窓にもカーテンが必要なくなり、
その分コストカットできるし、
より多くの光を家の中に採り込むことができます。

いかがでしたか?

このように窓のつくり方1つで、家のコストも
家の明るさも、家の快適性も格段に変わってくるのが、
家づくりの隠れた現実の1つです。

なので、暗くて閉鎖的な家にしないために、
窓のつくり方にも配慮しながら
家づくりをしていただければと思います。

デザインが持つチカラ

こんにちは!松岡です。


さて、今回は「デザインが持つチカラ」について
お伝えしていきたいと思います。

携帯電話しかり、家電製品しかり、いろんなプロダクトが
美しさと機能性が共存できている中、
家に関しては、
「美しい家=使い勝手が悪い」とか
「美しい家=住み心地が悪い」
というイメージが未だ拭えてないような感じなので、
その誤解を全力で解いていきたいと思います。

美しさと機能性が共存できない理由

では、なぜ家に関しては美しさと機能性が共存できないのでしょうか?

内装は美しく仕上げることができるのに、
外装に関してはお世辞にも美しいとは言えない家が大量生産されるのでしょうか?

ここには2つの理由があると考えます。

まず1つ目が
美しい家にするためにどうすればいいのかを
建築会社がそもそも知らないということです。

知らないことは、
どう頑張っても実現不可能ですからね。

また、人は基本的に知らないことや新しいことは
否定したくなるものです。

例えば、投資を全くしたことがない人は、
投資について否定的になるでしょうし、
太陽光発電に否定的な意見を持つのは、
太陽光発電をつけていない人だったりします。

それと同じ理由で、
弊社が建てる家のような
デザインが美しい家のつくり方を知らない人たちは、
もっともらしい意見を述べ、
意図的に潰そうとしているのではないでしょうか。

「使い勝手が悪い」
「家の中が暗い」
「コストが高くなる」
「メンテがしにくい」とか、
聞いた人が思わず後ずさりしてしまうような理由を
述べることによってです。
そんな家を見たこともなければ、体験したこともないのに・・・


そして2つ目の理由が、
外観のことも考えながら、間取りを考えていないということです。

つまり、間取り図とずっとにらめっこしてしまっている
ということですね。

間取り図だけを見て、
間取りをいじってしまうと、確実に家のデザインは崩れていきます。

変な場所に窓ができてしまったり、窓が不均一になってしまったり、
正面に換気扇やエアコンの室外機&配管などが出てしまったりするからです。


また、デザインを美しくするためには、
縦横のバランスがとても大事だし、
重心を低くした方がいいので、平屋を基本とすべきなのですが、
一般的には2階建てが基本となっているため、
どうしてもデザインが崩れやすくなってしまいます。

そんなこんなで、機能性は良いんだけど、
デザインがパッとしない家が出来上がってしまうのです。



美しい家は機能性が悪いのか


例えば、ピースフルハウスでは
基本的に平屋を提案するのですが、平屋の場合問題が発生しやすいのが、
防犯面とプライバシー面です。

その問題を解決するために、できるだけ窓の数を減らしつつ、
それらの窓全てからたっぷりと光を採り込めるように、
カーテンが必要じゃない窓だけをつくるようにしています。
M-2様邸.jpg
こんな感じです。

この結果、ご覧いただければわかるように、
美しい外観のおうちが出来上がります。

間取りが分からないことから、
プライバシーも担保され、家の中での居心地がとても良いし、
防犯的にも優れているため、
安心して過ごしていただけます。

また、ピースフルハウスでは、
窓の高さと天井の高さを揃えているのですが、
窓が大きくなればその分、光もたくさん入ってくるし、
また、光も拡散しやすくなるし、
天井まで明るくなることで
家の中がより明るく感じられます。

デザインが持つチカラ.png

抜け感もあって、より解放感を感じながら
暮らしていただけそうですし、
カーテンがいらないということは
カーテンを洗う必要もなくなります。

さらに、家の中のドアも窓同様に天井と高さを揃えて設置していますが、
こうすることで天井がずっと続き、
空間に奥行きが出るため
より解放感を感じていただきやすくなります。

機能面で言っても、
ハイドアはドア枠が必要ないことから
ドア枠の上の埃掃除もしなくて済みます。

窓とドアのことを
お伝えさせていただいたのですが、
デザインを美しくする工夫をしたことによって果たして機能性が
犠牲になってしまっているでしょうか?

もちろん、なっていませんよね。
とはいえ、「百聞は一見に如かず」なので、
これから家を建てようと思っている方は、
ぜひ一度ピースフルハウスのおうちを見に来てもらえたらと思います!!

日当たりが悪い50坪の土地で叶うおうちづくり

こんにちは!竹上です。


さて、前回に引き続き、
最近立て続けにご紹介している
お施主様のおうちについて、
お伝えしていきたいと思います。
3方向ぐるりと家に囲まれた東向きの50坪に建つ「平屋」のおうちです。

真っ白とシルバーのコンビネーションが美しい
窓がないシンプルなファサードのU様邸。

斜めにカットされた壁の奥から、
ちらりと顔をのぞかせている天然の木が、
シンプルさの中に温かみを与えてくれます。


そして、天然の木が貼られている場所が、
U様邸の玄関なのですが、そのドアを開けた瞬間、
その外観からは想像もつかないまぶしい世界が広がります。

玄関を前に進むと、暮らしの中心となる
リビングダイニングへと続きますが、
この空間へも絶え間なく明るい光が差し込み続け、
心地よい光に包まれながら過ごしていただけます。

この明るさは、たとえ雲で太陽が隠れていても、
雨が降っていてもそう衰えません。

また空を眺めながら
ダイニングで食事ができるし、
リビングの畳コーナーでゴロゴロできるし、
キッチンで食事の準備をできるのもU様邸の魅力の1つです。

解放感を感じながら
日々過ごしていただけます!
晴れた日は「中庭」も立派なお部屋の1つになります。
のんびりお茶をしたり、子供も安全に遊べるし、
住む人の好奇心をくすぐります。

外が感じられるということは、
光の移ろいや、四季の移ろいを感じながら
過ごしていただけるので、
日々の暮らしに彩りを与えてくれるでしょう。

キッチンんに進むと、
「中庭」に沿って少しばかり廊下が続くのですが、
その廊下脇に一するのが洗面脱衣所です。

そして、この廊下にある窓は、
南向きとなっているのでですが、
南に隣接して建つ2階建ての家から十分に距離をとった場所に
窓をつくっているため、
南の家の2階から中をのぞき込まれることもなければ、
直射日光も絶え間なく差し込み続けます。


結果、この廊下は外だと乾きにくい真冬や、
花粉が飛散する時期は、絶好の室内干しスペースになるし
それ以外の時期も洗濯物から干し場となる「中庭」まで、
ほんの数歩で辿り着くため、
その作業が激的に楽になります。

また、「中庭」はリビングにも面しているので、
乾いた洗濯物をリビングに取り込むのもよし、
また、畳んだりアイロンがけもできるようにと
広めにつくった洗面脱衣室に取り込むもよし、
すぐに片付けられるように
衣類収納も洗面脱衣室の近くにつくっているので、
これらの作業のために、あちこち動き回らなくていいのも
魅力の1つです。

いかがでしたか?

明るくて解放的な日々の暮らしと、
使いやすく生活しやすそうな住まいを
日当たりが悪そうな50坪の土地に建つ平屋が叶えてくれるんです!!


人生100年時代を迎えると言われている中、
建てたおうちで過ごす何十年という長い時間を、
より快適で、より豊かなものにすることが
間違いなく家づくりの核だと思います。 


なので 、自分自身の暮らしに合った家づくりをすることができるように、
日々の暮らしをイメージしつつも、
周囲の環境との兼ね合いも考えながら、
間取りを考えるようにしていただければと思います。

「当たり前」=居心地の良さじゃないというお話

    こんにちは!小笠原です。

    さて、今回は分譲地内に建つU様邸について
    お伝えしたいと思います。

    U様邸が建つ土地は東向きの50坪の土地で、
    南、北、西に隣接して2階建ての家が建っており、
    また、土地の間口も狭いため
    パッと見は日当たりが悪そうに見えます。

    なので、こういった土地には、
    一般的には2階建ての家を建て、
    できるだけすべての部屋を南向きでつくり、
    その部屋の南には大きな窓をつくることと思います。

    日陰となる部分を避け、直射日光が当たりそうな場所だけで
    家を建てようとするからです。

    そして住みだしてから現実を知る

    しかし、南につくった大きな窓は
    外から丸見えにもなってしまうので、
    間違いなくそこにはカーテンが設置され、
    それらは開けられることなく月日が過ぎ去っていくことでしょう。

    また、カーテンだけにとどまらず、
    防犯や飛散物からガラスを守るためのシャッターまで設置され、
    暑さを遮断するために、
    それらまで閉じ決められた状態になります。

    そして、家の中が暗くなってしまうという
    悲しい週末を迎えることになります。
    これが、一般的な間取りのおうちが
    実際に住み始めてから直面する現実です。

    この窓のための経費
    1ヶ所約30万円ほどでしょうか・・・。



    解決策とその考え方

    では、住んでびっくり(゚д゚)!みたいな状態を
    事前に防ぐためには、
    一体どのようにすればいいのでしょうか?!

    その方法は
    より多くの窓をつくるのではありません。

    窓をたくさんつくっても、
    結局、丸見えになってしまうのでは、
    カーテンやシャッターで光を防いでしまうだけだし、
    窓をつければつくるほど、
    耐震も温熱も悪くなってしまうし、
    コストも高くなってしまうだけだからです。

    この問題を解決するためには、
    直射日光が必要な場所とそうじゃない場所を
    あらかじめ理解しておく必要があります。

    例えば、玄関もリビング同様に
    明るくしたいと思うと思いますが、
    そのために直射日光は必要でしょうか?

    ・・・必要じゃないですよね。


    また、寝室はどうでしょうか?
    日が沈んでいる時間に利用するこの部屋に
    果たして、日当たりの良さを求めるべきなのでしょうか?

    子ども部屋は、子どもたちが家を出て行ったあと、
    どのように使うかまで考えながら、
    家を建てるとしたら、その部屋の日当たりの良さは
    あなたにとって欠かせない条件なのでしょうか?


    では、逆にみんな当たり前のように
    洗面やお風呂場を日が当たらない場所に配置しますが
    あなたは本当にそれでいいのでしょうか?

    室内、室外にかかわらず洗濯を干す場所は
    日当たりが良い場所にしたいと
    お考えにならないのでしょうか?

    また、その動線も少しでも楽にしたい
    とお考えになるのではないでしょうか?

    干すにしても、取り込むにしても、
    また片づけるにしても、
    少しでも無駄のない間取りにしたいと
    お考えなのではないでしょうか?

    人間、ラクしたい生き物なはず・・・!!!

    今お伝えさせていただいた内容は、
    全て、冒頭の家の間取りの作り方とは、真逆の考え方と言っても過言ではありません。

    しかし、この考え方に基づいて
    間取りを考えることができれば、圧倒的に明るくて、
    圧倒的に使いやすくて、
    圧倒的に居心地がいい住まいを
    どんな土地でもつくることができます。

    少々前置きが長くなってしまったので、
    本題のU様邸ついては
    次回、お伝えしていきたいと思います!

    海のにおいに包まれたリラックスできるおうち

    緑豊かな広大な自然に囲まれたリゾート地に佇む
    三角屋根仕上げの平屋のおうち。

    いつも通りファサードに窓がない
    シンプルな仕上げをしつつも、
    アイボリーベースの外壁に、
    天然の木材をアクセントに使用し、
    ポーチの天井を屋根と同じ三角仕上げにすることで、
    同時に可愛さも備え持つおうちに仕上げました。

    こんにちは! 竹上です。

    さて、今回は、海沿いの公園近くの
    緑豊かな環境の中に建つI様邸についてお伝えしていきたいと思います。

    無骨ながらも柔らかな質感を持つ
    モルタル仕上げの玄関ポーチをくぐり、
    無駄な装飾がない文字通りシンプルな玄関ドアを開けると、
    その目の前には、ポーチ同様にモルタルで仕上げられた
    ゆっくりとした土間が広がります。

    そして、床をパイン材で仕上げた玄関ホールを上がったその先は、
    奥行きのある直線型のリビングダイニングキッチンへと続くのですが、
    入った瞬間まず目に飛び込んでくるのは、
    その空間の中間に位置する巨大な窓です。


    20220404153223.png












    その大きさは、横幅がリビングダイニングキッチン全体の約半分、
    高さが天井と同じ2m40㎝なのですが、
    南に設けたこの窓からは1日中ずっと申し分ない光量が届けられます。

    また、同時にその光を遮ってしまう
    カーテンをつけなくていい設計にしているので
    晴の日だけに限らず、雨や曇りの日でも、
    自然光だけで日中過ごすことができるし、
    リビングやダイニングから
    空を眺めながら過ごしていただけます。

    さらに、室内の壁と天井の色を白で統一すること、
    室内ドアも天井と高さを合わせることで、
    室内に差し込む直射日光を家全体に拡散しているため、
    その明るさは家の隅々まで届くし、
    天井まで均等に明るくなることで、
    より明るさを感じていただけるおうちとなっています。

    こんな清々しいリビングで過ごす日常は心も満たされますね!

    リビングダイニングを進み、
    奥にあるキッチンまでくると、
    その隣には洗面台があり、
    さらにその隣に洗面室と隔てて脱衣所があるのですが、
    この脱衣所からリビングダイニング同様に
    「中庭」へと出られるため、
    洗濯機から取り出した洗濯物を、
    手を伸ばせば外に干すことができるし、
    干していても人の目を気にすることがないので、
    パジャマ姿でも平気です!!

    乾いた洗濯物も、そのままリビングに取り込むことができるし、
    畳んだ洗濯物を各自の収納に片づけるにしても、
    上下移動がなく平行移動だけで済みます。

    いかがでしたか?
    とても暮らしやすそうなおうちだと思いませんか?

    あなたが建てるおうちは、
    あなた自身がずっとずっと暮らし続けていくおうちです。

    ストレスなく日々過ごせるように、
    また、あなたの疲れを癒してくれるよう
    より快適な暮らしに密着した視点で間取りを考えさせていただければと思います。

    暮らしやすさをデザインする

    0025.jpg

    「いかに暮らしやすさい家にできるか?」
    これは、家づくりの永遠にテーマですが、
    共働きが当たり前となったい現在、
    家事負担の軽減も全てのご家庭が、
    解決しておきたい大きな課題ではないでしょうか?

    こんにちは! 小笠原です。

    さて、今回は前回に引き続きM様のおうちを
    「家事のしやすさ」や「暮らしやすさ」の目線で追って
    お伝えしていきたいと思います。

    前回、M様邸の洗面コーナーは
    中庭に面したところにあるとお伝えしましたが
    実はこの洗面コーナーの脇には、
    ドアを隔てて脱衣室があります。

    つまりM様邸は
    洗面と脱衣室をあえて分けているのですが、
    こうすることで誰かがお風呂に入っていることを
    気にすることなく洗面を使うことができます。
    (子供が思春期に入った時に
    けっこう重要だったりします・・・)

    また、脱衣室と反対の方向には
    トイレをつくっているのですが、
    洗面とトイレを隣接させれば
    トイレに手洗いをつくる必要がなくなるため、
    コストカットにもなるし、掃除箇所を減らすことにもなります。

    さらに、脱衣室から中庭までも
    数歩で移動できるので
    重たい洗濯物の持ち運びが楽になります。

    2Fのベランダまで運んでなんて
    老後ツラすぎる・・・(・。・;

    室内から手を伸ばせば洗濯物が干せるので、
    真夏の暑さや真冬の寒さを感じながら
    作業する必要もないし、
    人目につかない場所に干せるため、
    お風呂上がりの姿や、パジャマ姿のままでも
    気兼ねなく干すことができます。

    洗濯物の取り込みもとても楽です。
    スリッパを履いて外に出なくても、
    手を伸ばせば洗濯物が取り込めます。

    わずかなテリトリーの中で
    全部の作業ができますが、
    M様邸はリビングの脇にファミリークローゼットを設けているため、
    畳んだ服の片付けまで楽チンにできてしまいます。

    一か所にまとめて持っていき、
    そこでそれぞれの定位置に仕分ければいいだけですよね!!
    かなり時短で洗濯作業ができそうな住まいだと思いませんか?


    掃除もラクにしたくありませんか?


    そして、もう1つお伝えしておきたいことが
    【掃除がラクなこと】です。

    M様邸は、敷地も十分な広さがあったこともあり
    平屋で設計させていただいたのですが、
    平屋にしたことで「ルンバ」が活躍しやすくなります。

    今の家はバリアフリーが当たり前だし、
    M様邸は中庭の周囲をぐるぐる回遊できるのでなおのことです。

    あとは、埃が床に落ちるように工夫をすればいいのですが、
    そのためには埃が溜まりそうなものを
    できるだけなくさないといけません。

    例えば、M様邸には
    窓枠、ドア枠、カーテンレールが一切ないのですが、
    こうすることによってこれらに埃が溜まらず、
    全て床に落ちてくれます。

    また、巾木も通常よりも
    薄いタイプのものを使用しているため、
    その上にも埃が溜まりにくく、
    その分、掃除の手間を省くことができます。

    さらに、何か飾るための棚やニッチなども、
    収納以外には一切作ってないし、
    物を置きがちなキッチンカウンターもあえて厚みを薄くして、
    スマホ以外何も置けないようにしています。

    結果、埃掃除がかなり楽になります。
    置いてあるものを除けながら掃き掃除をしなくても良くなります。

    ということで、家を考えるときは暮らしやすさまで
    しっかりデザインしてください!!

    豊かな日常をつくる

    M-2様邸 1-1.jpg

    道行く人の視線を数秒間、釘付けにしてしまうほどに
    美しいフォルムで佇むM様のおうち。

    混ざり気のない真っ白な壁と深いブルーの空のコントラストが
    まるで自分たちのために
    存在しているかのように感じさせてくれます。

    また、白と相性の良い天然の木材をファサードに使用したことで、
    美しさの中に温かみが生まれ
    その表情をより豊かにしてくれています。

    こんにちは! 松岡です。

    こんなことをわざわざ書かなくても
    美しい建物においては、
    物体そのものがこれら全てを物語ってくれますよね。

    ということで、
    ここからは家の外側についてではなく、
    謎に包まれた家の内側のことについて、お伝えしていきたいと思います。

    ピースフルハウスの建物は、外観からは
    家の中が一切想像できないようになっています。

    文章の一部に日常の中にいつも存在する豊かさ

    白と木のバランスが絶妙な
    美しいファサードの奥にある玄関ドアを開けると、
    信じられないほどに光に満ち溢れたエントランスが
    あなたを迎えてくれます。

    また、その目に前には
    前面にウッドデッキが設けられた「中庭」が広がるとともに、
    再び美しい空があなたの目に飛び込んできます。

    つまり、家の中に入った瞬間から
    明るくて開放的な空間が、目の前に広がっているというわけです。

    そして、エントランスから前に進むと、
    リビングダイニングキッチンが目の前に広がります。

    もちろん、この空間にも「中庭」から
    絶え間なく光が差し込み続けているため、
    まるで外で過ごしているのかの如く
    自然光を浴びながら心地よく過ごしていただけます。

    視線を遮るためのカーテンをする必要がないからです。

    そのため、いつも空を眺めながらここでくつろぐことができるし、
    食事をとることもできるし、
    たとえ雲で太陽が遮られても、雨でどんよりしていても
    昼間は照明をつける必要に追われることがありません。

    また、キッチンで作業しながら
    外で遊ぶ子供たちの様子をずっと見ていられるというのも、
    「中庭」が持つ大きな魅力の1つです。

    外に作った庭で遊ぶとなると、
    あなたも子供と一緒に外に出ないといけないし、
    外で遊ぶとなれば危険も伴います。

    しかし、「中庭」があれば
    人目を気にしなくてよくなるため
    そこで子供たちも水着に着替えて一緒に遊ぶこともできます!!

    では、さらに先に進みますね。
    リビングダイニングを通りすぎると、
    そこにはオープンスタイルの洗面ルームが存在します。

    そして、もちろんこの洗面ルームも
    「中庭」に面しているため、
    自然光に包まれた気持ちいい空間で朝の身支度をすることができます。

    そして、さらに進むと
    そこには子供たちの部屋阿賀広がります。

    この部屋も「中庭」に面していて、
    「中庭」からメインの光を
    採り込むように設計しているため、
    人の目にさらされる外部には風を通す程度の窓しか設置していません。
    結果、防犯性も高くなります。

    また、子供部屋をあえてリビングダイニングと「中庭」を挟んで
    対面して作るようにすることで、
    子どもたちが自分たちの部屋をより使いやすくしています。

    お父さんやお母さんの気配を感じながら
    自室で過ごすことができます。

    結果、リビングダイニングをすっきり保ちやすくなります。

    子ども部屋が2Fにあると、リビングは散乱しがちです。
    だって、まだ遊ぶし!!!
    うちの娘がよく私に言い返してくる言葉です。

    いかがでしたか?
    「中庭」がある暮らしを、
    具体的にイメージしていただけましたか?

    また、間取り1つで日々の暮らしをより豊かにすることができるということを
    イメージしていただけたでしょうか?

    ということで、今回はここまでにして
    次回は暮らしの利便性について
    引き続き、こちらの住まいからお届けしていきたいと思います。


    間取りとコストの相関関係 続編

    K-1様邸 2-2.jpg

    おはようございます。
    竹上です。

    さて、前回の記事では
    より生活に密着した視点で間取りを考えれば
    イニシャルコストを抑えながら、
    良い家を建てることができるというお話をさせていただきましたが、
    イニシャルコストが抑えられれば、
    同時に維持費(ランニングコスト)も抑えられルようになるので、
    今回はそのコストについてお伝えしていきます。

    例えば、弊社では快適性をより高めるために、
    空気の流れを遮断してしまう廊下を
    カットしつつ、部屋数や部屋の広さを見直して
    できるだけ家をコンパクトにしていきます。

    こうすることにより、
    家全体に空気が循環しやすくなり、
    より冷暖房効果が高くなるからです。

    また、同時に最小限の窓で
    明るさと解放感を実現することを意識しているのですが、
    こうすることによって自然と遮断性能も高くなります。
    単純に、窓よりも壁の方が断熱性に優れているからです。

    そして、これらの工夫によって
    面積や部材にかかるコストを抑え、
    結果イニシャルコストを抑えるとともに、
    継続してかかり続ける冷暖房コストも抑えるようにしています。

    さらに、家がコンパクトになれば
    多少ではありますが固定資産税も安くなるし、
    家がコンパクトになった分
    土地もコンパクトにできるとも考えられますよね?!

    となれば、土地の固定資産税も多少なりとも
    安くなるし、土地がコンパクトになれば
    その分外構費用も抑えられるし、
    庭の維持管理の手間も抑えることができるようになります。

    文章の一部に目を背けがちなコストのことも考えておく


    家を所有することによる
    代表的なランニングコストとして、
    光熱費と固定資産税もについて
    お伝えさせていただいたのですが、
    ここからは「メンテナンスコスト」について
    お伝えしていきます。

    これも家を維持していくうえで
    とても大切なランニングコストです。

    弊社では、このメンテナンスコストを
    できるだけ抑えられえるように
    2つのことを意識しながら家づくりを行っています。

    まず、1つ目が【平屋】にすることです。
    平屋にすれば、外壁を塗り替えするときの足場代をカットできるし、
    平屋は2階建てより屋根面積は大きくなるものの、
    屋根より圧倒的に面積が広い外壁が
    2階建てよりも小さくなるため、
    その分塗装代を抑えれるからです。

    つまり、外部の塗り替えにかかるコストを
    安く抑えることができます。

    持ち続けている以上、
    おそらく2~3回は塗り替え工事をしないといけないでしょうから
    積み重ねを考えるとばかになりません。

    そして、2つ目の工夫が、
    家の正面から汚れの原因となる部材を無くしていることです。
    窓、換気扇、エアコンのダクトカバー、室外機、給湯器といった部材です。

    これらが正面になくてもいいように、
    間取りを考えることができれば
    家の正面を汚す原因がなくなります。

    結果、いつも目にする正面が汚れにくくなり、
    汚れが目立たない状態が維持できれば
    塗り替えの周期を少しでも
    長くすることができます。

    いかがでしたか?

    このように弊社では、
    家づくりのイニシャルコストを抑えると同時に、
    ランニングコストも抑えることを意識しながら、
    間取りや外観をご提案させていただいております。

    見た目のデザインはもちろんのこと、
    メリットとして解決を図る機能的で倫理的なデザインにも
    着目しながら弊社の家をご覧になってみてください!!

    間取りとコストの相関関係

    K-1様邸 2-4.jpg

    何に重きを置いて家づくりをするのかと、
    それを実現するための手段は「十人十色」だと思いますが、
    住宅会社もまた何に重きを置いて
    家づくりをしているのかと
    それを実現するための手段は「十社十色」です。

    例えば、耐震に関する考え方をひとつとっても、
    耐震性をよくするということは、
    共通言語ではあるものの、
    それを実現するための手段は会社によって異なります。

    おはようございます。
    松岡です。

    ということで今回は、
    弊社の家づくりに対する考え方を
    ダイジェスト的にお伝えしていきたいと思います。

    まず、耐震に対する考え方としては
    「平屋」にすることをおすすめしています。
    平屋にすれば、上からの荷重が減り、
    台風などの強風に打たれた時、
    トラックなどの重量車が通った時、
    大きな地震が起こった時、
    これらの全ての振動による劣化を軽減できるからです。

    耐震等級3の取得時も、
    2階建てのように間取りに制約が出にくいため、
    自由な間取りを実現しやすいという
    メリットもあります!

    快適性に関しては、
    「温熱環境」「プライバシー」「防犯性」「家事負担軽減」
    の4つが重要なポイントとなりますが、
    その全てを間取りで解決するのが、弊社の基本的なスタンスです。

    間取りで解決することが、
    最も予算を抑えられる手段だからです。

    「温熱環境」に関しては、
    良い断熱材を使いつつも
    空気の流れを遮断する廊下をほぼ無くすこと、
    そして、部屋数や部屋の広さを見直すことで
    家をコンパクトにし、冷暖房効率を高めるようにしています。

    かつ、快適性を劣化させないためにRU
    窓が減らせるような間取りづくりをしています。
    窓がたくさんあると、一見明るく開放的な家になるような気がしますが、
    実際のところは、家の壁が減るため耐久性は劣化するし、
    断熱性能も悪くなってしまいます。

    というわけで、最小限の窓で
    家全体に光が届けられるように
    カーテンが必要ない窓と間取りづくりをすることによって
    家の快適性を最大限に高めているというわけです。
    プライバシー性の強化という点においてもです。

    家が小さくなれば家の価格は安くなるし、
    窓がなくなれば家の価格は安くなるし、
    カーテンが必要なければ家の価格は安くなるので、
    コスト面でもメリットがあります。

    防犯性に関しても、
    間取りだけで解決することができれば
    その分余計な費用がかからなくなります。

    外から見ただけで、間取りがわかる家にしなければ、
    そもそも泥棒から狙われにくくなりますし、
    防犯対策のために
    シャッターや目隠しや植栽をする必要がなくなるし、
    セコムやアルソックなどのセキュリティ対策をする必要も
    なくなるからです。

    家事負担の軽減に関しても、
    間取りでその多くを解決することができます。

    例えば、寝室と子ども部屋を2階につくれば、
    リビングに荷物が集中し片付けにくい家になってしまいますが、
    平屋を基本とすれば、みんなが自分の荷物を自分の部屋に持っていきやすくなります。

    また、収納は離れた場所にあるよりも
    近くにあった方が使い勝手が良いと思いますが、
    2階にたくさん収納をつくるより、1階にたくさん収納があった方が
    圧倒的に片付けやすいのも明確なことです。

    洗濯ものを干しに行くにしても、
    わざわざ2階に干しに行くよりは、
    そのまま数歩歩いただけで干せた方が
    圧倒的に楽チンだとは思いませんか?
    その方が取り込みや片付けをするにしても、圧倒的に楽チンなはずです!

    このように弊社では、
    長く住み続けていただくことになるおうちを、
    より生活に密着した視点で
    間取りを考えることによって、
    余分な出費を増やさないようにしつつ、
    家づくりをするようにしています。

    そして、この話は
    家のイニシャルコストだけじゃなく、
    後々のランニングコストにも影響してくるので、
    次回は間取りとコストの相関関係
    「ランニングコスト編」について、お伝えしていきたいと思います。


    「土地がある」にも種類がある

    Other G 2-1.jpg

    こんにちは!小笠原です。

    仮に実家に家を建てることが出来る土地があるとしたら、
    そして、そこに住んでもそう不便じゃないとしたら、
    新たに土地を購入するのではなく、その土地を有効にすることを
    まず考えてみてもいいのではないでしょうか?

    ましてや、資金計画をした結果、
    土地を買うと確実にそのあとの暮らしが
    しんどくなりそうだとしたら、
    そうすべきではないかと個人的には思っています。

    土地購入費用が丸々浮くとしたら、
    その分、別のことにお金を使うことが出来るからです。

    子どもの教育、進学資金とか、
    趣味、レジャー、旅行費用などなど・・・

    弊社が商圏とさせていただいている松本市や安曇野市、塩尻市は
    そういったお客様が多い様に思います。

    ラッキー♡と飛びつく前に
    一度このブログを読破してもらえると嬉しいです!!

    文章の一部にどんな土地かで話は変わってくる

    例えば、そもそも実家の近くの土地を
    親御さんがあなたのために購入してくれたとしたら、
    こんなラッキーなことはありませんよね。

    その上、水道は引き込まれているし、加入金も払わなくていいし、
    境界もちゃんとできているとかだと
    言うことありません。
    全くお金がいらないわけですからね。

    心理的な負担が無ければ、なお良し!
    感謝して飛びついてください!!

    他方、倉庫や古い建物が建っている土地を
    譲ってくれるとしたら、
    まずその建物を解体しないといけないし、
    水道がそのまま使えないとしたら
    新たに引き込み直さないといけません。

    また、境界が傾いているとか、
    強度的に問題がある場合などは、
    建て替えと同時にやり替えないといけません。

    つまり
    「土地を買わなくていい=土地に全くお金がかからない」
    ということではないということなので、
    手放しで喜ぶのではなく
    こういった付帯工事に、多かれ少なかれお金がかかるということを
    理解しておかないといけないというわけですね。

    さらに、田舎の土地の場合などは
    家を建てるために田んぼや畑といった農地を譲ってくれる場合がありますが、
    この場合は家を建てる敷地の広さに留意しないと
    とんでもないことになってしまいます。

    土地の造成費用は
    土地が広くなればなるほどより高くなるからです。

    特に高いのが残土処分です。
    (農地の場合、表土をすきとって別の種類の土を入れ直すため、
    そのすきとった土の処分をしなければいけません)

    また、残土処分費用だけではなく
    新たに入れる土も、
    体積が増せば増すほど
    高くなるのは当たり前だし、土地の面積が広がれば
    それに伴って隣地との境に新設する境界壁も
    長くなってしまうため、
    その費用も高くなってしまいます。
    (最後の外構工事費用も、
    土地が広いほど高くなってしまいます)
    この他、農地の場合は
    水道が敷地に引き込まれていないため、
    100%水道引き込み工事をしないといけないし、
    農地を宅地に変えるためには
    農地転用申請という許可申請を県や市に行わないといけないため、
    その許可申請費用も別途で必要となります。

    そして、これらを合わせると
    近くの土地を買うのと変わらないか、
    あるいは買った方が安いなんてことも
    十分ありえます。

    このように単純に土地があるといっても、
    その土地がどんな状況なのかによって、
    かかる費用が大きく違ってくるのでそういった隠れた費用も
    忘れずに予算計上しするようにしてくださいね!

    そして、そのうえで
    家にかける予算を決めていただければと思います。

    バブル予算で考えていませんか?

    IMG_9888-Edit-2.jpg

    おはようございます。
    竹上です。

    さて、今回は
    家づくりの方向性とお金(予算)の関係について
    お伝えしていきたいと思います。
    あくまで、私の個人的な意見ですが、
    しばしお付き合いいただければと思います。


    ご夫婦の職業や収入によるものの
    家は奥様の収入をあてにするのではなく、
    ご主人の収入で払える範囲内で建てるのがベストです。

    また、その際でもボーナス払いは使わずに、
    ベタローンで支払える範囲内の予算に抑えるべきです。

    というのも、
    今回のコロナウイルスのような
    不測の事態が起こった時、パートやアルバイトで
    働いている方は、真っ先に仕事を失う可能性が高く、
    そうなれば奥様がパートだった場合その収入を
    あてにしつつ家を建てている方は、窮地に追い込まれてしまうからです。

    また、企業の業績が落ち込んだ場合、
    確実にボーナスがカットされ、この場合も
    一気に生活が苦しくなってしまうからです。

    これは余談ですが、退職金なんてちょっと前に比べたら
    100万円も少ないらしいです。 なんてことだっ( ゚Д゚)

    では、一体どれくらいの予算で
    家づくりをすればいいのか
    という話になるのですが、私は返済金額の上限が、
    毎月の手取り金額の30%だと考えています。

    仮に手取りが25万円だとしたら、
    返済額の上限が7.5万円だし、
    手取り金額が20万円だとしたら、
    返済の上限が6万円ということですね。

    本音で言うと、これを超えるのは
    まあまあ危険だと思っているので、
    住宅会社選びの1つのポイントとしてみても、良いと思います。

    それはさておき、
    では、これくらいの返済金額で家を建てる場合、
    一体どれくらいの予算になるのでしょうか?

    まず、毎月の返済額が7.5万円だとしたら、
    銀行から借り入れできる金額は、
    35年ローンで大体2650万円で、
    30年ローンで大体2300万円です。

    また、毎月の返済額が6万円だとしたら
    銀行から借り入れできる金額は、
    35年ローンで大体2100万円、
    30年ローンで大体1850万円です。

    そして、この金額にそれぞれ自己投資を足した金額が、
    家づくりにかけるべき予算であるということに
    なるのですが、そう考えると
    現実はなかなか厳しいものですよね?

    文章の一部に自己投資金の有無で方向性は変わる


    ぶっちゃけ家づくりは、自己投資の有無とその度合いによって、
    方向性がものすごく変わってきます。

    例えば、銀行から2650万円借入しても問題はなくて、
    かつ、自己資金が500万円~1000万円ほどある方なら、
    それなりに立地にこだわって土地を買って家を建てることが
    できますが、
    銀行から借り入れしていい金額が2100万円で、
    かつ、自己資金がゼロである場合の方の場合、土地を買って
    家を建てるのは現実的ではなくなってしまいます。

    それゆえ、まずは資金計画によって
    どうするべきかの方向性を、
    よく考えることが大事だし、
    可能であれば、後者の場合土地を買わないという選択肢が
    最も望ましいことは言うまでもありません。

    とはいえ、土地がなければ
    土地から買わざるを得ないのですが、
    この場合土地にかける予算と、家にかける予算の
    両方をかなりシビアに考えなければいけません。

    つまり、住む場所や土地の広さ、
    そして家の広さなどが限定されてくるというわけですね。

    ちょっと極端な例を出してしまいましたが、
    私はほとんどの方が、
    どちらかというと前者というよりは、
    後者に近いんじゃないかなと思うので、
    これから家を建てようとお考えの方は、将来かなりシビアに見積もりつつ
    家づくりをしていただければと思います。

    そして、土地にかける予算や家にかける予算を、
    市場のアタリマエに左右されることなく
    自分の予算に照らし合わせつつ真剣に考えるようにしてください。

    建てた後に予算の失敗に気付いても、
    100%取返しがつかないのが家づくりの1番怖いところですから・・・

    見落としがちな隠れ費用

    K-1様邸 2-1.jpg

    A:坪単価15万円の60坪の土地

    B:坪単価5万円だけど120坪ある土地

    どちらも立地的に申し分ない場合
    あなたはどちらを選びますか?

    おはようございます。
    松岡です。

    そりゃBでしょ!!
    と思いましたか?
    建築をやる前の私は多分迷わずBを選んでいます。


    さて、今回は
    土地の隠れた経費についてお伝えします。

    土地の隠れた経費は
    家の予算を大きく狂わせるし、
    その後の暮らしにも響いてくる可能性もあるので
    ぜひ覚えておいてください。

    この場合、Aなら土地代に900万円
    Bなら土地代に600万円
    ということになるのですが、
    土地は土地代だけで買えるものではなく、
    土地ごとに完成度にムラがあり、その穴を埋めるために
    その土地に応じて、様々な工事が必要となります。

    「ムラ」とは・・・?
    例えば、Aの土地は給排水のための費用や、
    境界のための費用が発生しないのに対し、
    Bの土地は給排水のための費用も、
    境界のための費用も発生するとしたら
    状況は変わってきますよね?

    仮に、水道を敷地に引き込むために
    約50万円別途で必要となり、境界をつくるために
    約100万円別途で必要となるとしたら、
    600万円の土地代に150万円が上乗せになってしまうことになります。

    また、60坪の土地に家を建てる場合、
    外構工事は90万円もあればできますが、
    120坪となると土地の余白が60坪も増えるため、
    その分工事費用がかさみ、さらに150万円くらい外構工事費用が
    高くなってしまうかもしれません。

    計算してみると・・・
    A:900万円+90万円=990万円

    B:600万円+50万円+100万円+240万円=990万円

    安いBの土地でも、高かったAの土地でもトントンです。

    ランニングコストと維持管理にも目を向ける

    そして、もう一歩踏み込んで考えていただきたいのが、
    ずっと維持していくためのコストです。

    まず、土地を持つと必要となるのが固定資産税ですが、
    固定資産税は200㎡(約60坪)までと、
    それ以上とでは税金が違ってきます。

    200㎡までは、土地の評価が6分の1になるのに対し、
    それを超えると3分の1になってしまうからです。

    倍も違ってくるんですね!!

    そしてこの結果、一生多くの税金を払っていかざるを得なく
    なってしまいます。

    仮に毎年20,000円固定資産税が高くなってしまうとして、
    今後60年生きるとしたら
    合計120万円高くなるということですね。

    120万円かあ~
    私なら海外旅行に投資に、子供たちのために・・・
    と考えちゃいます。

    また、土地を広く買ってしまうと、
    その分土地の維持管理にも手間がかかることになります。

    除草が大変なことはもちろんのこと、
    お金をかけて外構工事をすればするほど、
    そのメンテナンスに手間もかかることになるかも
    しれませんからね。

    いかがですか?

    分かりやすく説明させていただくために、
    だいぶ極端な例にしてしまいましたが
    要は、土地は
    目に見えている費用だけで考えるのではなく、
    目に見えない費用にも目を向けることが大切ということなんですよね。

    目に見えない費用についての記事はこちら
    詳しくはこちら

    土地選びって奥が深い。
    家と同じように土地だって、
    一生のうちにそう何度もする買い物ではありませんよね。

    経験がないのに失敗はできない。
    そんな買い物だからこそ、お伝えしたいお話です。


    最後までお読みいただきありがとうございました!


    コストを下げつつ保険を充実させる方法

    Other O 2-2.jpg

    地球温暖化の影響によって
    昨今、自然災害による被害が日本各地で増えています。

    そして、それに伴って
    今後もますます火災保険料は
    値上がりしていくのではないでしょうか?

    おはようございます。
    小笠原です。

    さて、今回は
    家を建てると必ず加入しなければいけない
    火災保険についてお伝えしていきます。

    これからの家づくりでは、保証も充実させつつも
    保険料を抑える工夫が、欠かせないポイントになるので
    ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

    T構造vsH構造

    建物の構造は大きく分けると
    耐火(T)構造と非耐火(H)構造の2つになるのですが、
    どちらの構造になるかによって
    火災保険料は大きく異なります。

    イメージ的には、
    非耐火構造を100とすると、耐火構造は40という感じです。

    つまり、火災に強い耐火構造の家は
    非耐火構造の家の60%オフってことですね。

    それゆえ、火災保険料抑えるためには
    絶対に耐火構造にすべきなのですが、
    基本的に非耐火構造である木造住宅を耐火にするには、
    「省令準耐火構造」という仕様にしなければいけません。

    ちなみに弊社の建てる家は
    「省令準耐火構造」を標準としています。

    また、火災保険料は補償の範囲によっても
    差異が生じます。
    水災まで網羅するか否か、
    建物だけではなく家財まで網羅するか否か、
    といったところですね。

    もちろん、近年の状況を踏まえると
    たとえ水災の心配がない地域でも、水災補償を外すことは
    できないし、それと同時に家財まで補償の範囲を広げておいた方が
    いいような気もするので、
    そうなれば、なおのこと火災保険の負担を減らすためにも、
    耐火構造にしておくことが必要不可欠なのではないでしょうか?

    地震保険料にも影響する

    日本に住むうえで
    いつ起こってもおかしくない地震に関しても、
    保険をかけておきたいという方も多いと思いますが、
    この地震保険に関しても
    耐火と非耐火とでは、火災保険同様に価格に大きな開きがあります。

    それゆえ、絶対に耐火構造にすべきだし、
    地震保険も火災保険同様に建物本体だけではなく、
    家財まで入ることができるので
    耐火にすることで、大きな負担にならないのであれば
    そこまで網羅しておいてもいいかもしれません。
    (建物より家財の方が、保険がおりやすいと言われているからです)

    この他、地震保険に関しては、
    耐震等級によっても割引率が違ってくるので、
    その点も考慮すれば保険料を
    抑えることができます。

    これらのことを考えると、損害保険は
    できるだけ充実させておいた方がいいのですが、
    とはいえ、そうすることによって予算を圧迫し、
    保険貧乏になってしまっては元も子もありません。

    ですから、保険料が安くなる工夫をしつつ、
    家計の負担にならないように
    今後に備えていっていただければと思います。

    保険も一生必要なランニングコストだし、
    あくまで日々の暮らしと気持ちに
    ゆとりがあることが前提です。

    保険についてご不明点等ございまいたら
    お気軽にご相談ください!!

    最後にセールストークをもう一度。。。
    弊社が建てる家は「省令準耐火構造」を標準としています!

    住宅ローンの経費について

    Other B 2-3.jpg

    住宅ローンには
    変動金利固定金利がありますが、
    いずれを選ぶのかによって
    最初にかかる手数料が大きく異なります。

    また、固定金利の中には
    住宅金融支援機構のフラット35という商品があるのですが、
    この商品と銀行の固定金利商品とでは
    経費の見方が異なるので、その点にも注意しながら
    資金計画をしないといけません。

    おはようございます。
    竹上です。

    さて、今回は
    変動金利と固定金利では異なる
    住宅ローン経費についてお伝えしていきたいと思います。

    変動金利を選ぶ場合最初にかかる手数料は
    保証会社に支払う事務手数料とローン契約書(金銭消費貸借契約書)に
    貼る収入印紙代だけです。
    (保証料という経費も掛かるのですが、
    基本、この費用は金利に上乗せとなります。)

    つまり、具体的には税別で3~5万円ぐらいの
    保証会社事務手数料と、2万円の収入印紙代が
    かかるという感じですね 



    固定金利の場合保証会社事務手数料と収入印紙代に加えて

    税別で借り入れ金額の2%の

    融資手数料がかかるようになります。

    (銀行によって多少の差異はあります)



    つまり、固定金利を選ぶ場合は

    変動金利よりも余分に経費が掛かるので、

    その分土地や家にかける予算を減らすか、

    あるいは家づくりの総予算を増やすかのいずれを

    選択しなければいけないというわけですね 

    銀行で住宅ローンを借りる場合は、最初に融資を
    実行した時から、利息の支払いが発生するので、
    家が完成するまでは、家賃の支払いと利息の支払いが重なる
    ということも理解しておいてください。

    フラット35では、ここからはフラット35で必要となる経費について
    お伝えしていきます。

    まずフラット35の場合
    融資手数料とローンの契約書に貼る収入印紙代は
    必要となりますが、
    保証会社にまつわる経費が一切かかりません。
    つまり、保証会社事務手数料も必要なければ、
    金利に上乗せとなる保証料も
    必要ないということですね。

    ただ、フラット35の場合
    これらとは別に【つなぎ融資の手数料】と【つなぎ融資の金利】という
    経費がかかることになります。

    というのも、フラット35の場合
    住宅金融支援機構から、融資が実行されるのが、
    家が完成してからとなるため、
    それまでに必要となる費用は(土地代、着工金、中間金です)
    窓口となる金融機関が、立替融資するようになっているからです。

    この結果、フラット35の場合は銀行で借りた時のように
    家賃を支払いながら、利息を支払う必要はなくなるのですが、
    つなぎ融資の手数料と金利の合計額を、フラット35の融資実行時に
    (家が完成したとき)
    まとめて差し引かれるようになるので、
    予算計上しておく必要があるんですよね。

    そこそこの費用が必要となるので、
    (25万円~35万円くらい)
    資金計画の時にこの経費を計上し忘れていると、
    後から予算が狂って、大変なことになってしまいますからね。

    なので、フラット35を選ぶ場合は
    この経緯費を忘れず、予算計上していただければと思います。  
     

    そして、家づくりの経費は1つ1つの項目が、
    それなりに大きな金額となるので、
    見落とさないように、最新の注意を払いながら
    資金計画をしてください。


    最後までお読みいただきありがとうございました!

    (追伸)
    フラット35を選ぶ場合は、融資手数料と金利が
    金融機関によって結構違うので、
    この2つを比較しながら選ぶようにするのがポイントです!!

    家づくりのよくある失敗について

    家は一生に一回しか建てないものだし、
    年齢や状況に応じて住み方も変化するので、
    どれだけ熟考して建てたとしても、
    何かしら後から「こうしておけばよかった」といった
    後悔が出てくるものです。

    しかし、そんな中でも
    私が絶対にあってはいけないと思うことが、
    金銭的なミスです。

    多くの方が「家」の購入が家計の中でも
    最も長期的で、最も大きな固定費となるのではないでしょうか?

    そこを、ミスしてしまうと喰らうダメージは大です。

    貯蓄や投資ができない、
    子どもの進学の選択肢を狭めてしまう・・・

    さらに
    家を手放さなければいけなかったり、

    実は家を建てたのに、ローンが支払えず
    家を手放すことになってしまうケースは少なくないのです。

    T-1様邸 2-5.jpg

    おはようございます。
    松岡です。


    さて、今回もちょっとドキっとするお話・・・
    すみません。。
    嫌なお話ですね。
    でも、失策しないようにお伝えしていきます。

    大丈夫です。
    金銭的なミスはあってはいけないですが、
    ちゃんと防ぐことはできる問題です。

    まず、そういった状況を引き起こす一番の原因は
    何なのでしょうか?


    それは・・・

    「真っ先に土地を探してしまうこと」

    え?と思いましたか?
    土地が無いと家が建てられないじゃん!
    と思いますよね?


    土地に使って良い予算を出す前に
    土地を探してしまう

    これが失敗のもとです。
    これをやってしまうと、ほぼ確実に
    土地に余計に予算をつぎ込むことになってしまいます。

    例えば、無理なく毎月支払っていけそうな金額が7万円
    だとしたら、
    35年でローンを組んだ場合
    借りられる金額は2500万円になります。

    そして、これに自己資金を足した額が
    家づくりの総予算になるので、
    仮に自己資金が500万円あったとしたら、
    総予算は3000万円ってことになりますよね?

    でも、じゃあ3000万円を
    丸々土地につぎ込めるかというと
    そんなことはなく、家を持つためにはいろんな経費がかかってくるので
    ここからこれらを差し引くと、
    大体2750万円ぐらいが土地、家、庭にかけられる
    予算ということになるんですよね。

    で、ここで家と庭に2000万円くらいは
    かかりそうだなあと仮定すると、
    土地にかけられる予算は
    750万円ということになるのですが
    実は、土地を買う場合
    さらにいろんな経費が掛かってくるので、
    この場合土地にかけられる実質予算は、
    650万円~700万円ということになります。

    つまり、ほんとは
    650万円~700万円くらいで土地を探さなければいけない
    ということですね。

    なのに、そんなことも分からないまま
    土地を探してしまうと、
    とんでもない金額の土地を買ってきてしまいます。

    仮に土地代だけでも1200万円もする土地を
    買ってきてしまったら
    一体どうなるのでしょうか?

    この場合、600万円くらい家づくりの予算が
    上がってしまいますよね?
    となると、ざっと毎月2万円ほど返済金額が
    上がってしまいます。


    毎月2万円・・・
    何から捻出しますか?
    旅行?
    外食?
    美容代?
    子どものための資金?
    せっかく家を持てたのに、新生活のスタートと共に
    不安を抱える暮らしもスタートです。

    なので、家を建てようと思った時
    いきなり土地から探し始めないように気を付けてくださいね。
    まずは資金計画から始める。
    これを肝に銘じておいてください!

    今回もご覧いただきありがとうございました!


    (追伸)
    でも、資金計画のやり方を間違えちゃうと
    結局一緒なので、
    この点にも注意してくださいね!!
    予算を増やそうとする資金計画には要注意です!


    目に見えるお金と見えないお金

    おはようございます。
    小笠原です。

    前回で、分譲地とそうじゃない土地の違いに触れました。
    今回は、土地の費用以外に
    もしかしたら想定していなかった費用が、
    かかってくるかもしれない!!
    という「見えないお金」についてお伝えします。

    少しドキっとしてしまうお話ですが、最後まで
    読んでいただけると幸いです。

    Other O 2-1.jpg

    皆様は、どのように土地探しを始めますか?

    ・南側道路

    ・立地

    ・周辺環境

    などなどありますよね?!

    ですが、全ての条件に合う土地ってなかなかないものです。

    そうやって、やっとこさ見つけた土地で、いざ「新築を建てよう!」という時に
    アレにも、コレにも想定していなかった費用がかかるとなっては
    もうイヤになってきてしまいます。


    想い描いていた新築はその「見えないお金」のせいで、妥協していく事から
    スタートしなくてはいけないことも・・・

    では、「見えないお金」とは・・・??

    ・解体費用

    古い家が建っていて、解体の費用が買い主負担だったり。
    家が建ってるんだから水道は引き込まなくて良いとは限らず、水道費用もかかってくることも・・・

    ・隣地との境界がない、または構造が弱い
    購入後に境界のことで、揉めないためにも、新設をおすすめします

    ・農地の場合
    農地に家を建てる場合、土地を造成しないといけないのですが、
    この場合、以下の費用が必要となります。


    1.境界擁壁工事

    2.土の入れ替え工事

    3.土の入れ替えに伴う残土処分

    4.水道引き込み工事

    5.水道加入金

    6.排水負担金

    7.農地転用申請 (必要な場合は、農振除外申請)

    まず境界擁壁工事ですが、

    この費用は擁壁をどれくらいの長さにするのかと、
    どれくらいの高さにするのかによって違ってきます。
    つまり、土地が広くなればなるほど
    擁壁が長くなり価格は高くなるし、
    地面が道路より高くなればなるほど
    擁壁に高さが必要となり価格は高くなる、
    ということですよね。


    続いて、土の入れ替え工事ですが、
    この費用も、擁壁同様土地が広くなればなるほど高くなるし、
    地面が高くなればなるほど高くなります。
    土地の面積が増えれば、スキ取って処分しなければいけない
    土の量が増えるし、
    そうなれば残土処分量も増えるからです。

    そして、この残土処理費用が、
    けっこうバカにならなかったりします。


    また、地面が高くなれば、
    その分スキ取った土の上に足す土の量も
    増えてしまいますよね。

    水道の引き込みに関しては、
    土地が接する道路に水道本管がある場合は、
    引き込み工事と加入金を合わせても
    50万もあればできるのですが、
    農地の場合、近くに家が無かったりすると、
    そもそも全面道路に水道本管が無いことがあり、
    そうなれば遠くから水道を引っ張ってこないといけなくなり、
    途方もない費用が必要となるかもしれません。

    なので、そもそも水道本管が
    全面道路に通っているかどうかを
    事前に調べておく必要があるし、
    同時に排水先があるかも調べておく
    必要があります。


    土地の価格は安価ですが、
    こういった費用をふまえ、
    本当に購入できる土地なのか
    じっくり考えたいポイントです。


    このように土地は
    目に見える土地代という金額だけじゃなく、
    目に見えないこういった工事費用がたくさんあります。

    そして、それらに思っている以上に
    費用がかかってしまい、
    家の予算を圧迫してしまうこともあれば、
    家づくりの予算が膨らんでしまい、
    ローンにしわ寄せがきてしまうことも
    決して少なくありません。

    ですから、土地を選ぶ際には
    目に見えない費用のことまで、
    不動産屋さんや建築屋さんに確認することを忘れないようにしていただけたらと思います。

    かつ、土地を広くしすぎないように
    気を付けていただければと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました!

    見るべき土地のポイント(お金編)

    こんにちは。竹上です!

    同じ地域でも、
    不動産屋さんが新たに造成した分譲地と、
    そうじゃない土地では、
    幾分価格に開きがあります。

    もちろん、新規分譲地の方が、
    割高に価格が設定されているわけですが、
    その理由は、家を建てるにあたって
    必要なものが全て整っているからです。

    san-francisco-210230_640.jpg

    例えば新規分譲地の場合、
    敷地が接する前面道路は
    市の認定となっているのが当たり前ですが、
    そうじゃない土地の場合、
    前面道路が常に市の認定道路になっている
    とは限りません。

    また、新規分譲地の場合、
    隣との境界が明確になっているのが当たり前ですが、
    そうじゃない土地の場合、
    境界が不明確なこともあれば、
    境界そのものが存在してないこともあるし、
    仮に境界壁があったとしても、
    構造が悪い場合(傾いている場合)は、
    一旦壊して新たにつくらないと
    いけない場合もあります。

    そして、境界の工事をするとなれば、
    それなりに高額な費用が発生することになります。

    さらに、新規分譲地の場合、
    給排水のことを心配する必要も一切ありませんが、
    そうじゃない土地の場合、
    水道が敷地に引き込まれていないこともあれば、
    仮に引き込まれていたとしても、
    水道管の太さが現在の基準に
    満ちてないこともあります。

    そして、そうなれば前面道路から水道を
    敷地に引き込む工事が必要になるため、
    そのための工事費用が別途で発生することになります。

    hard-hat-4274430_640.jpg

    また、最悪なのは、
    前面道路に水道管がない場合や、
    あったとしても分岐してはいけない場合です。

    この場合、遠くにある水道管から
    水道を引っ張ってこないといけないのですが、
    そうなれば桁違いの工事費用が必要になることがあり、
    せっかく土地を安く買えたとしても、
    かえって割高になってしまうことも
    決して珍しいことではありません。

    排水に関しても、
    新規分譲地の場合は
    何の心配もする必要がありませんが、
    そうじゃない土地の場合、
    購入前にチェックしておく必要があります。

    というのも、排水先がなければ
    そもそも家を建てることが出来ないし、
    あったとしても、
    水利組合が管理している水路に流すとなれば、
    維持管理のための費用が発生するし、
    また、道路をまたいで排水を流すとなれば、
    工事費用が割り増しになったりするからです。

    このように境界や給排水のことは、
    新規分譲地の場合、
    全く心配することはありませんが、
    そうじゃない土地の場合は
    整っていないこともあるので、
    事前に調べておく必要があるし、
    かつ、工事が発生するのであれば、
    その概算金額も把握しておく必要があります。

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    ということで、土地を選ぶ際は、
    ただ単に価格だけを見て判断するのではなく、
    それに付随して発生しそうな工事と、
    その金額も考慮しながら判断していただければと思います。

    とはいえ、それでもこういった土地は、
    新規分譲地よりも割安で手に入れやすいのは確かなので、
    個人的にはオススメです!